天国の南
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1920年代 テキサスの石油パイプライン敷設工事現場を舞台に、渡り労働者の青年の日々を描いた作品。 著者の作品の主役は、悪党か、さもなくば悪党に翻弄される者に概ね分かれる。本作品の主役トミーは、そのどちらでもなく、多少の正義感を持ち合わせた純粋な青年である。 本作品の注目すべきは、浮浪者、放浪者、前科者が集い、何があってもおかしくない危険な現場感覚でだろう。著者自身の油田での労働経験に負うところが大きいようだ。 ラストは痛快ではあるのですよ・・・。しかし、細かなところで辻褄合わなかったりで、スッキリしない。 | ||||
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どいつもこいつも悪漢ばかりの男臭くカッコイイ小説でした。 文体も乾いていれば、土地も乾いています。 そうして汗の滲み出てくるような過酷な労働や狂気の渦の描写に引き込まれていきます。 トラックが走り、掘削機やダイナマイトで岩や土が吹き飛び土埃が舞い、 泥と汗にまみれた男たちは山ほどメシを食い、冷笑しながら暴力をふるいます。 プロレタリア、ノワール、ハードボイルド、といった言葉がトンプスンの紹介には付き纏いますし、 実際その通りでもあるけれど、そういった先入観を持たずに読んでほしいです。 骨太な文体や、怪しげな登場人物たちの謎、息をつかせぬ展開に、 文学好きはきっと夢中になって読んでしまいます。 「ポップ1280」とはまた違った魅力がありおもしろかったです。 ポップ1280はノワールを全力で突き進んでいましたが、天国の南はまだ狂気の点では大人しいというか、 トンプスンらしさもありながら、歯ごたえのあるしっかりした文学の印象で読みやすかったです。 こんなのを最初に刊行されてしまっては、文遊社のトンプスンシリーズにドハマりしてしまいそうです。 | ||||
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とにかくかっこいい。 | ||||
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面白くなかった。 | ||||
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ここまでまともな物を書く人とは思わなかったし、これが核にあるからこそ、後の逸脱があると理解した。 | ||||
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