グリフターズ
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グリフターズの総合評価:
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そんなことない。ナチの人体実験台だった看護婦の必然性に並び、なぜアンジェリカ・ヒューストンか、深く分かる。 | ||||
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何という結末だろう!主人公のロイとその母親リリィ、ロイの恋人のモイラの三人の詐欺師・グリフターズの物語。ジム・トンプスンの傑作、『おれの中の殺し屋』『ポップ1280』とは全く毛色の違う作品。今から50年前の作品だが、今読んでもそこそこ面白い。 | ||||
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他の作品と比べて違和感を感じたら、原書を読む事をお勧めします。 トンプスン作品で、本作品とゲッタウェイは故三川氏の訳ではありません。 三河氏は、非常にトンプスンのドライな文体と、アメリカ文化の空気を日本語で表現していましたが、本作品ではその感覚が失われています。 黒丸氏はSF作品の訳で有名な方ですが、私の印象としては、直訳を繋げ合わせた印象があって違和感を感じました。 80年代SFの、ガクガクした訳文を読んでいる感覚を強く感じました。 重ねて言いますが、本書を読んで違和感を感じ「ハズレかな?」と思った方は、原書を読む事をお勧めします。 かなり、違った印象とトンプスン作品の空気を感じられる筈です。 | ||||
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母と子の物語というと、葛藤から和解に至るにしても悲劇に終わるにしても、いくつかの「パターン」ってありますよね。「グリフターズ」はそのパターンを完璧に外した、おそろしく斬新な物語です。しかも、読んだだけで血がでてきそうに「斬れる」セリフに溢れ、恐ろしいまでのリアリティが感じられ、やっぱり傑作としかいいようがない小説です。 「エンターテイメント」として後味いいとは言い難いのが、今ひとつメジャーになりきれない原因なのでしょうか。人間の底知れない深さを感じさせてくれるという意味では、トンプスンが好きだったというドストエフスキーにも匹敵する気がします。僕は文学の研究者じゃないですけど、これがとんでもない傑作だってことだけは確信ありますけどね。 | ||||
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タイトルが「グリフターズ」=「詐欺師たち」ですから、軽い気持ちで読み始めました。殺人鬼みたいな極悪人は登場しません。基本的に詐欺師親子とその愛人達の小市民ならぬ小悪党達の物語です。 最後の数ページまではそんな感じだったのですが、最後にとんでもないどんでん返しがあります。しかも二段オチです。あれ、こんなことになっちゃった。と思っているところで、さらに驚きが待っています。必ず最初から順番に読みましょう。決して結末を先に読んではいけません。人に聞いてもだめです。後、読んだ後にネタばらしもしないように。 | ||||
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