(短編集)

この世界、そして花火



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この世界、そして花火 (扶桑社ミステリー)

2009年04月28日 この世界、そして花火 (扶桑社ミステリー)

マーティが帰ってきた。母と妹のもとへ。双子の兄妹であるマーティとキャロルには、幼い日の鮮烈な記憶があった。4歳の誕生日、父がショットガンで愛人の亭主の頭を吹き飛ばし、とばっちりで母も散弾を食らったのだ。マーティとキャロルは、そのあまりのおかさしに笑い転げた―それ以降、2人は特別の関係で生きてきた。そして、いま…暗黒小説の真髄を見せつけ、映画化された表題作をはじめ、最初期から死後発掘された遺稿まで、ノワールの帝王トンプスンの中短編を集めた、本邦初の作品集。 (「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.5:
(5pt)

一番の傑作だと思っている。

表題作「この世界、そして花火」は翻訳されて読んだ中ででは一番の傑作だと思っている。
削除されていた部分も復活されており、その部分がまたいい。
とにかく物語全体に流れている、冷たくて美しい世界観が素晴らしいのだ。
ラストの含みを持たせた終わらせ方も良い。(映画版は、そりゃ違うだろと思った)
中編だけれども、この一作を読むだけでも買う価値があると思う。

「Child of Rage」早く翻訳されて欲しい。
この世界、そして花火 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:この世界、そして花火 (扶桑社ミステリー)より
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No.4:
(4pt)

殴りつけるリアル

元祖・バルブフィクション。
油田での沈黙を愛しすぎる労働者、仕事ができすぎるアルコール依存者。
これほど滑稽にリアルに描ける作家は他にいない。

そして、異常な高値での出品を許しているAmazonマーケットプレイスには失望しかない。
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No.3:
(3pt)

自伝的作品とショートショート

書きなぐっているかのような文章にはいつもながら自暴自棄感が漂う。
「酒浸りの自画像」って章が恐らく自身の投影なんだろうけど、飯も喰わず酒ばかり飲んでても仕事には就き
クビになったり辞めたりしてもまた探して来て結構タフ。
嘘に塗り込められた社会に嫌気がさし、書く事の中に救いを見出すというのはブコウスキーを連想させる。
肉付けして推敲を重ねたら「勝手に生きろ」になる。年代的にも被るのだろうか?
日常に潜む歪みから派生する小悪人達の物語に何かしらの既視感を感じるのは、
理性によって抑制している現実と解き放たれた際の衝動に我が身を投影出来る為か
散文的であり物凄くチープなのに妙な崇高さもある不思議な感覚。
表題作はオリジナル版で、訳に携わって来られた三川基好氏の事も巻末に記載されている為、読んで損は無し。
この世界、そして花火 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:この世界、そして花火 (扶桑社ミステリー)より
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No.2:
(5pt)

人間の生きる場は、

どこでも荒野にしかならないと全角度で証明した記録、創作、断章。再読では特に表題作の悪意と切れ味を堪能。
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No.1:
(4pt)

表題作は、既に雑誌発表分とは異バージョン

7本の短編・中編が収録されていますが、うち3篇は「最強読本」でも読める物。表題作も、「ファイヤーワークス」の題名でミステリマガジン99年5月号に掲載済みですが、作者の死後刊行されたため、編集者の手が入った版で、今回、オリジナルに戻したとのこと。やっぱり、買ってよかった感あり。こうなったら、今度は作者の評伝を翻訳出版していただきたい。
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