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魔邸
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魔邸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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迅速な対応ありがとうとても良い状態でした | ||||
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館ものと言われるジャンルのホラーにありがちな事なんですが、文字だけで建物のイメージを説明し切るのって難しいんですよ 簡単なモノでいいから見取り図があると圧倒的に世界観が伝わるのにと感じます | ||||
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まぁ面白かった。 | ||||
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三津田氏の作品は本格物でありながら、必ずホラー要素があり、そのバランス感覚が良いので楽しめる。 しかし、今作は主人公が小学生という事もあってか、ホラー要素(というより主人公が少年故にやたらと怖がる)が強いのは仕方ないとして、ダラダラとした描写が長い。 最後には色々謎解きもあるし、ちょっとしたどんでん返しもあってそこは三津田氏らしいのだが、そこまでがいかんせん長すぎた。中編程度の内容だし…。 | ||||
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家三部作の三作目、だそうです。……このキャッチコピーの時点でファンなら不穏な空気を感じる作品ですね。 本来の三作目である『災園』が角川で再文庫化されていない状況で三作目を謳って出版したり、文庫書き下ろしを貫いてきた家シリーズを単行本でだしたりと、「大人の事情」が透けて見えてこの時点でかなりキナ臭い。 角川から出版される三津田作品はどことなく無理矢理書かされている感じがしてあまり好きではないのだがいくらキナ臭くてもやはりファンとしては読まざるを得ないという思いで購入。 ……案の定な出来でしたね。異界の薄気味悪さは流石といった感じでしたが、家シリーズとしてみてしまうとホラー要素としてはもの足りない。かといってミステリ要素も雑というかなげやりな感じでオチも弱い。 ホラー要素がメインで機能する中盤終わりくらいまではいい感じなのですが、ミステリメインに切り替わる後半からの失速が凄まじく、『構想段階で見切り発車して、いい着地点を思い付かなかった』といった印象を受けました。 個人的評価としては駄作ではないが凡作といったところですね。ファン以外の方で気になる方は文庫化を待った方が懸命だと思います。 | ||||
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出版社HPによると、筆者が定めた<家3部作>のルール(1.主人公が少年であること。2.初めて住む家が舞台であること。3.最後の一文まで怖いこと)に沿って新たに書き下ろされた、『禍家』『凶宅』に続く“真・<家3部作>の最後の1作”だそうです(『災園』は、少女が主人公+施設が舞台なのでルール満たさず)。<3部作>とありますが、それぞれの作品は独立していて、今作から読んでも楽しめます。三津田作品の特徴と思われる、ミステリとホラーを融合させた作風、大人びた子どもたちの会話、擬音語・擬態語を駆使した追い掛けられる恐怖シーンやどんでん返しなどを味わえます。個人的にはこうした“三津田節”を期待して読むため、マンネリ感というよりは安心感を持って読めました。ただ、全体的にあっさりしていて物足りない印象です(映像化しやすそうです)。今回の恐怖シーンにはあまりゾッとせず、また、クライマックスへと続く”神隠しの森”や洞(うろ)の中での描写がやたら長いので、ややテンポ・バランスが悪く感じられました。“最後の一文まで怖い”についても、個人的には想像がついてしまい、しっくりきませんでした。著者の作品を読んだことのない方は特に楽しめると思います。 | ||||
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『禍家』、『凶宅』、『災園』に続く、「家」シリーズ四作目。 これまでは、光文社文庫から出た今作以前の三作が「家三部作」と呼ばれていた。 角川文庫で『禍家』、『凶宅』が再版され、角川はこの二作と今作を併せて新たに「家三部作」と呼称することにしたようである。 (『災園』は今のところ廃版ということか) 内容に関しては、なんだかなぁという感じ。 三津田氏の著作はほぼすべて読んでおり、ミステリとホラーを融合させた作風は大いに魅力的であると感じる。 しかし『魔邸』に関してはどっちつかずといった印象で、怖さもトリックの爽快感も中途半端に感じてしまう。 いくつかの氏定番のトリックやホラー表現(詳しくは書かないが)もマンネリ化しているように思う。 とはいえこれは著者の一ファンの意見。三津田氏の著作をまだ読んだことのない方は普通に楽しめる作品なのかもしれない。 個人的には星2.5くらい。 | ||||
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この作者の作品は、いつも期待して購入しているのだけれど、今回は半分ぐらいのところで、もう投げ出したくなった。実にくどくどとした文章構成に、何とかエンドまで我慢したが、最後のつまらない結末は、とってつけた死に方だ。怖くも恐怖もなく、めんめんと洞穴の語りは不要な描写である。魔邸は関係ない、えんえんたる洞穴ドキュメント。本当につまらなかった。残念である。 | ||||
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『 ⚫︎引っ越し ⚫︎家 ⚫︎かぼちゃ頭の歌 ⚫︎別荘 ⚫︎異界 ⚫︎異界再び ⚫︎同居人 ⚫︎真夜中 ⚫︎探索 ⚫︎過去 ⚫︎二日目の夜 ⚫︎別人 ⚫︎変化 ⚫︎影 ⚫︎友 ⚫︎森 ⚫︎洞 ⚫︎闇 ⚫︎かぼちゃ男 ⚫︎生死糾纆 ⚫︎終章 『最狂』の家ホラーってのに惹かれて購入。 読んでみた感想として、確かに小学生の優真が経験するには怖すぎる。 よくまあ、異界に迷い込んで精神ぶっ壊れなかったなとメンタルの強さと聡明さに感服。 私だったら2度も影に追っかけられたらゲームオーバー。 〝最狂〟とはどんなホラーかと期待していましたが、私としては読んでいて恐怖は全く感じず、寧ろ現実と異界の境界を曖昧にしたストーリーの世界観、神隠しや追いかけてくる影といった非日常的なオカルトな部分が面白く、かぼちゃ男のような都市伝説的な要素の不気味さもあり楽しく読了できた。 ホラー感覚だけで読むと途中からの予想外の展開に〝うん?〟って感じになってしまうと思いますが、その感覚を裏切る構成に感心するか、肩透かしを食らうか……。 ただまあ、理屈では証明できないようなオカルティックな不気味な部分もあるので〝最狂〟というのには偽りはないのかもしれませんね。 強いて言うなら、最後のオチと、常世の者と深く関わってしまった優真の今後の成長が心配なくらい。』 | ||||
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家三部作の1作という事ですが、前2作を未読でも問題ありません。 主人公の少年が、ある事情から叔父の曰くつきの別荘に住むことになり、そこで様々な怪異現象を体験したり、神隠し等の言い伝えを知ったりするあたりは、怖いというよりもベテランの安定感が感じられます。 ホラー×ミステリーの融合に定評のある作者らしく、最後はしっかりとした謎解きと真相が用意されていますが、ラストの一行が一番怖いでしょう。 | ||||
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この作者は「ホラー作家の棲む家」以来のファンなのですが、なぜこうも「少年」の出る作品にこだわるのでしょうか。「少年」が主人公でない作品は本当に上手いと思うのですが…。この変なこだわりがとても残念です。 | ||||
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「家シリーズ」はおどろおどろしい内容の割にあっさりしてるというかライトな印象があります。 面白くない訳では無いのですが、どうしても刀城シリーズや作家三部作くらい力の籠った作品を期待してしまうのでそのギャップが大きいのだと思います。 ただ、若い読者の三津田作品入門にはちょうど良いかもしれません。 自分が十代でいきなり本書に出会っていたら非常に楽しめただろうと思います。 | ||||
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怖さの点においては『魔邸』というタイトルほどではないな……というのが、舞台となる屋敷についての感想。 しかし著者プロフィール紹介のページにある「『禍家』『凶宅』と並ぶ〈家三部作〉の1作」という説明を読んで納得。なるほど、あのシリーズなら、ホラーという点においては、前二作にこそ劣るものの、こんなものだろう。 あれ? 〈家三部作〉の最後の一作は光文社文庫の『災園』じゃなかったっけ……。あっちの裏表紙には、そう書いてあるよな。 まあ、そういった疑問はさておき、怖さではそのレベルなので、『わざと忌み屋を建てて棲む』に出てくる〈烏合邸〉クラスの恐怖を期待している人にとっては物足りないかもしれない。むしろ「人間って怖い」という感じなので。 と言ってもそれは、あくまで舞台となる屋敷についての話で、途中に出てくる、主人公の少年・世渡優真が過去に体験した二つの怪異現象は怖い。実に怖い。希望としては、これを舞台に短編を仕立てて欲しい。 ファンなら充分、合格点に値する作品だと個人的には思う。ただ、前述どおり『魔邸』というには大きく名前負けするので、星三つ。〈烏合邸〉みたいな恐怖を書いて欲しかった、というのが第一の感想だったので。 付け加えておかねばならないのが、ラストの一文。これは本当に秀逸である。 | ||||
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小6の優真は、作家だった父と死別し、母と二人暮らしをすることになります。 母は割とすぐに再婚するのですが、相手は真面目で職業もしっかりしており、世田谷に大きな邸宅を構える男性。 教育熱心で、優真という跡取り息子が出来たことを喜びます。 しかしその空回りとも言える熱心さが、優真には憂鬱でしかありませんでした。 程なくして母の妊娠と、義父の海外赴任の話が持ち上がります。 とりあえず先に義父と母だけ引っ越し、優真が安心して通える学校を探すことになり、優真は夏休みの間、義父の弟である叔父に預けられることに。 叔父は義父と違いお調子者で面白く、優真も大変懐いています。 叔父が所有する別荘で暮らすことになるのですが、この別荘とその周囲の森が、とんでもない曰く付きの別荘だったのです。 優真が別荘に着くと、叔父の恋人である怜美という女性が出迎えます。 大好きな叔父と、その恋人の優しい女性。 楽しく過ごせそうな気がするのに、優真は何故か別荘に畏怖を覚えます。 読んでみた感想は、三津田信三作品の愛読者には、正直物足りないかなぁ…というものです。 家シリーズ第3弾ということですが、「禍家」「凶宅」の方が怖いですね。 優真が暮らすことになる別荘の周囲に広がる森は「神隠しの森」と呼ばれ、過去に何人もの少年が神隠しに遭っています。 その森は「神々櫛村」という神隠しが多く起きる村と繋がっており…という描写があり、「刀城言耶シリーズ」が大好きな私としてはテンションが上がったのですが、この作品の中でそれ以上リンクすることもなく。 別荘の中で優真が目撃する、謎の影。聞こえる足音。 確かに怖いのですが、過去の三津田作品ほど怖くありません。 何故でしょう。優真の持つ特殊な体質のために、優真が本当に危機的状況に陥ることはないだろうと、どこかで安心するからでしょうか。 森の中で、とあるものから追いかけられ鬼ごっこをするシーン。 あまりに長く、同じようなシーンが続くのでそこだけ流し読みしてしまいました。 三津田作品ではまず流し読みしない私が。 それだけちょっとグダグダ感があったというか…。 けして面白くない訳ではないんです。 ただ三津田作品の愛読者となると、もっと深い臨場感を期待してしまうというか。 発売を心待ちにしていただけに、ハードルが上がっていたのかなぁ…。 とはいえ先日発売された「忌物堂鬼談」よりは遥かに楽しめました。 | ||||
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三津田氏の作品はすべて読んでます。相変わらず怖いことと文章がうまいのでいっきに読んでしまった。ホラー的な部分とミステリーの融合にも成功していると思う。ただ自分的には二度読み必死にはならないかな?オチに意外性はあったけど、どちらかと言うと禍家のような作品を期待してしまうので。。。とは言え面白かったのと作者が好きなので星4つとする。 | ||||
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