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ミレニアム5 復讐の炎を吐く女
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【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム5 復讐の炎を吐く女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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高次脳機能障害が描かれていて、UKは事例が多く人権に対しても進んでいると感じました。 日本では閉鎖病棟に隔離や身体拘束に過鎮静剤の皮下注射はいまだに行っていて、この様な差が読んでいて惹き付けるとこでした。 | ||||
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主役以外の話が長く、時として誰の話と感じる場面はあるが、作者が変わっているのでやむなしか? でも全体としては面白かった。次回で終了は残念だ! | ||||
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新たに登場した人物、過去に登場した人物、いい人も悪い人も半端なく個性的で一筋縄ではいかないストーリーになっています。その中でも最も個性的なのがやはり我らがリスベットという感じです。リスベットには強敵が多いが、味方にも恵まれている。しかし、どんなに味方に恵まれていても、孤独でクールなのがリスベット。そこが彼女の魅力なのでしょう。 | ||||
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上巻冒頭から様々なエピソードが雪だるま式に展開、多彩な人物が登場し、それぞれが過去・現在にわたって交錯する。 後半になっても謎は続くが、終盤に向けてしっかりと回収されて行く。前半の小さな伏線も全て謎解きがなされるので、作者の構成力の高さは良くわかる。 しかし、やはり物足りない。 どうしても過去(ラーソンの世界)からの話しであって、未来には全く何もつながらない。確かに作者が変わっても世界観も話もうまくつながっているが、もっとこの作者としての新しい世界、新しいリズベット&ミカエルの活躍が見たい。 ちょうど一区切りついた感はあるので、次作に期待かな。 (あ、まだ妹がいるか…) | ||||
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最初の映画から見ているので、私の中のリスベットはあの子なのです。 どんな状況でも死なない人は死なせない、フィクションの面白いところなのだけど、今回はちょっと違うかな。それだけじゃない、最後ちょっと泣けた。 | ||||
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話が層のように重なっていき、本を読んでいるのに、頭の中は映画を見ているよう。 リスベット、ミカエルに加え、今作は美しき囚われの少女ファリア・カジと、長身痩躯でハンサムな音楽家レオ・マンヘイメルの物語が繰り広げられます。リスベットの登場回数が減って少し残念ですが、相変わらず暴力から逃れられずも不死身な娘でかっこいい。 詰め込みすぎて、若干プロットに難ありですが、ものすごい速さで読める本です。 もし映画化するなら可能な限りスウェーデン俳優でやってほしい。レオ役にはビル・スカルスガルドとかいいな。 | ||||
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緻密なストーリーの構成は、同ジャンルの他の本とは比べ物にならないほど素晴らしい。 下巻を読み終わると同時に、次の章が読みたくなってしまう。 | ||||
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『ミレニアム1~3』まではスティーグ・ラーソンが書いていたのですが、その後ラーソンが急逝してしまったので、続編はないものと思っていました。本作はダヴィド・ラーゲルクランツという別人の作品ですが、『ミレニアム4』も大変面白く仕上がっていました。その続編ですが、訳者あとがきによると、ラーゲルクランツはどうやら6作目までは書こうと決めているようだ。 なにかとリスベットを支援してくれた、元後見人のホルゲル・パルムグレンが何者かによって殺される。 人の性格を決めるのが、遺伝なのか、環境なのかを明確にする研究のために、過去にある研究機関が、双生児をそれと知れずにまったく別の境遇におき、その後の育成状況を調査していたことが、事の発端だ。そして、リスベット自身も、その研究対象であったのだ・・・。ただ、最期にはリスベットが誘拐され、生命の危機におちるが、ハッカー仲間の協力を得て・・・と言った展開は、型どおりといえばその通りだが、面白く仕上がっています。 ただ、難を言えば、リスベットの過去と絡んでいるとはいえ、そのできことに関与した人々の動きが中心で、リスベット本人の登場シーンが少ないこと。 まだ、最期にリスベットがパルムグレンの告別式で、なぜドラゴンのタツゥーを入れたのかわかる逸話も披露される。なかなか泣かせますね。 おそらく第6作は、双子の妹、カミラとの対決でしょうね。 | ||||
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作品としては非常に面白いと思います。ただしミレニアムシリーズ作品として考えたときに、もしスティーグ・ラーソンが ご存命であればこういう流れになっていたのかな、と考えてしまいます。また次回作も期待しています。 | ||||
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作品としては非常に面白いと思います。ただしミレニアムシリーズ作品として考えたときに、もしスティーグ・ラーソンが ご存命であればこういう流れになっていたのかな、と考えてしまいます。また次回作も期待しています。 | ||||
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前作者から引き継いで2作目となる、別作者になる ミレニアム。前作は、読者の批評を気にしてか、 まるでコピーしたかのような作品だったが、 今回は、作者の個性を出して別のミレニアムになっいる。 それでも、人権侵害を引き起こす双子の遺伝子と環境の 、不当な実験を核にしてリスベットとミカエルが、 真実を突き止めるのは、ミステリーとしても面白い。 双子によるトリックは、他にもあり、あまり新鮮味は なかったが、不幸な生い立ちの人たちの、数奇な 運命は興味深かった。 | ||||
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作者が変わった事にほとんど違和感がなく、ミレニアムのイメージが保たれていると思います。 このままミレニアム6、そして7以降と続けて欲しいと思います。 | ||||
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5部6部と続きますので1部の「ドラゴンタツ-の女」からお勧めします。 | ||||
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第1部 「ドラゴンタツーの女」から読んでください。 6部迄続きます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 | ||||
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前作の不法行為により刑務所に収容されたリスベットが遭遇する受刑者への虐待から本作はスタート。 兄を殺したイスラムの娘、イスラム原理主義、天才的証券アナリスト、そしてリスベットの過去、と 複数のプロットが複雑に進行する中で明らかにされる犯罪と、リスベットとカミラの過去。 複数のプロットが独立した物語として謎と緊張を維持したまま下巻の終盤になだれ込み、すべて リスベットに収れんする手際は見事です。 ラーゲルクランツの手になる2作目、第五部の本作も傑作です。グイグイ読めます。 | ||||
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いろいろ不満の残る本である。 では、面白くなかったかと聞かれると、「面白かった」と答えるだろう。 何が不満かというと、 ・歯切れの悪い文章。ラーソンに慣れていると、凄く冗長で、説明的な文章が多いと感じる。 ・後出し感。4でも、双子の妹が急に出てきたりして何なの?と思ったが、それに似た感じはある。 ちなみに、意外なことに、本巻では、双子の妹は中途半端な露出で、取って置いた感がある。 ・リスベットとミカエル以外に強い共感の持てる(あるいは反感を持てる)キャラの強い人が新たに出てこない。そのせいか、リスベットが万能化し過ぎで、もう超常現象である。 ただ、それでも本巻を面白いと感じるのは、 ・3までに説明のなかった空白を埋めようとしていること。ドラゴンの意味は明らかにされる。 ・強いリスベットを見たい、という読者の期待に応えていること ・(雑だけど)展開が非常に大きく、4巻までに持っていた感想を一部だが、大きく覆すこと あと、感じたのは、何か映画化を前提としたような立ち回り、アクションがあちこちにある。 実際、いつか映画化されるんじゃなかろうかとは思う。 | ||||
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上巻を読んだ限りでは、「4」よりも面白い。「4」のようにストーリーがジェットローラコースターのように展開するパターンではなく、初心に戻ったというか、先祖返りしたというか、「1」が持っていたおどろおどろしさ、ないしは禍々しさというか、じわじわと迫ってくる謎解きの展開がページから目を離させない。新たな作者が作品世界を自家薬籠中にしつつある証左であろう。まずは★5つです。 | ||||
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ファリア・カジの物語とレオ・マンヘイメルの物語が、複線的に、あたかも二重螺旋のように進行するものの、結局両者はそれ自体としては交わらずに終わってしまう、またリズベットも今ひとつパンチがないというか、旧作と比べて饒舌というか、何となく気抜けした感じもしたのだが、それはそれとして『ミレニアム』の作品世界を久し振りに堪能できた第5作でした。スティーグ・ラーソンの後を受けてこれだけのものを書くのはやはり大変だろうなと思いますね。 「人には誰しも独自の動作パターンがあり、それが数学的に分析できる指紋のようなものであることには、疑いの余地がない。」(16頁) 「左派はもちろん、人の一生をかたちづくる諸条件は何より社会的な要素によって決まる、と考えたがり、右派は逆に遺伝子の力を前面に押し出したがる。」(34頁) 「人の運命を形成するのはむしろ、その人独自の環境とでも言うべきものだ。ほかの誰とも違う、きょうだいとすら共有していない環境。自らの力で探し出してくる環境、自分のために築き上げる環境だ。たとえば、何か面白いこと、心を奪われることが見つかると、それによって人生の方向が決まったりする。・・・ 人は皆、自分の遺伝子を刺激し開花させてくれる出来事や活動に引き寄せられる。・・・ 人をかたちづくる主な要因は、誰とも共有することのない経験だ。一見しただけではわからなくとも、長い目で見ればちゃんと意味があり、そうした経験を重ねることで、人は少しずつ人生の先へ、先へと進んでいく。」(35頁) 「人の性格はおもに、遺伝的な要素がその人独自の環境と影響し合うことによってかたちづくられる。」(36頁) 「槍が体に突き刺さってて、負けてるみたいに見えるけど、それでもいつかは体を起こして、火を噴いて敵を倒すにちがいない、って。そう考えてた。それで耐えられた」(153頁) 「「暴落してるのは株価だけじゃないな」「どういう意味?」エリカが尋ねる。「真実の価値も暴落してる」とミカエルは言った。」(282頁) 本作の作者であるダヴィド・ラーゲルクランツだが、「第六部までしか書かない」(上巻299頁)とのことである。2019年(翻訳は2020年か?)が今から待ち遠しい。 | ||||
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シリーズを引きついだ前作にはちょっと違和感を感じたが、今回は出だしのシチュエーションから引き込まれた。ただリスベットの活躍(アクション、ハッカー)をもう少し詳しく描写してもらいたいと思うのは欲張りすぎか。 | ||||
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前作と同様に伏線が回収されつつあるのは良いが、ちょっと無理があるような気もする。ただやはり主人公も含めた周りの登場人物の活躍には胸がすく思いで、上下巻とも一気読みしてしまった。映画化されるのは嬉しいが、できれば発刊の順序でしてもらわなければ辻褄合わないのでは? | ||||
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