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(短編集)
NO推理、NO探偵? 謎、解いてます!
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NO推理、NO探偵? 謎、解いてます!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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革新的な『フーダニット』が登場する傑作。メフィスト賞系統の作品が好きならば、是非とも読むべき作品であると思う。 | ||||
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"『思ったんだけどさ』『うん』『アイちゃんがこれから、もっと有名で立派な名探偵になるためにさ』『ためにさ?』『推理って、別にいらなくない?』"2017年発刊の本書は推理が出来なくなった名探偵のアイと助手のユウのコンビでおくるメタミステリ。連作短編集。 個人的にミステリが読みたくなったので、SNSのタイムラインで紹介されていた本書を手にとりました。 さて、本書は名作、謎作てんこもりのメフィスト賞受賞作第53回受賞作で。プロローグで華麗な推理を四時間かけて披露する名探偵アイの活躍が描かれたかと思えば、捕まえた犯人の催眠術であっさりアイは推理力を封印され。。しかし、これもチャンス!と助手にしては横暴かつメタ発言の多いユウのすすめで『推理力なし』で、日常系、アクションミステリ、旅情ミステリ、エロミス、そして安楽椅子探偵っぽいやつ。と様々なジャンルの謎を二人で解決していくのですが。 まあ、著者の作品は初めて読みましたが。二人の会話でぐいぐい進んでいく本書。いわゆる本格ミステリの合間に読む感じの癒やし加減で、良い意味でメフィスト賞らしくて良かった。 また、本書をコンビのツッコミや他作品オマージュを読んでいると、確かにミステリって型にハマりすぎているのかも。と気づかされる部分もあって新鮮でした。 ユーモアやメタ小説好き。読みやすい本を探す方にオススメ。 | ||||
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既視感のある日常(青春)ミステリが続きます。 しかし、最後にはオリジナリティ溢れる"犯人限定"のロジックが炸裂します。 "カニ"のように美味しい身を食べるまで面倒な作品ですが、私は面倒な手作業を行うだけの価値がある作品だと思いました。 そもそも"カニ"が嫌いな方にとっては噴飯ですが…… | ||||
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私は推理小説の作法とかよく解らないのですが とにかくいろんな意味でとても面白かったです。 読んで損とか全然ないと思います。 | ||||
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プロローグで推理ができなくなる催眠術を掛けられた名探偵アイちゃんを、他の探偵と差別化するため推理しない名探偵に育てようとする助手ユウちゃん。 第一話から第四話にかけて事件にぶつかり最終第五話で本格ミステリおなじみ読者への挑戦状が……。 目次から第一話まで読めば分かりますが、全五話あり各話でミステリのジャンルが違うっぽくて、連番されてることから長編として書かれた事が伝わります。 他の方のレビューにある通りこの作品はメタ要素があり、しかもキャラとその掛け合いのクセが強いので読む人を選ぶと思います。 しかし、意味も必要もなくそんな要素やクセがある作品が賞をとれるでしょうか。 196ページからの展開は推理する探偵と推理しない探偵の戦いであり、その後の展開はまさに「問題作」。 こんなのありかよ! って感じたけどロジックの材料は全部用意されているので私は好きだ。 だけど読者が論理を組み立てるのが難し過ぎるだろコレ。 名探偵は一人だから仕方ないのか。マジでガチで。 | ||||
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ふざけんじゃねえよ! とぶち切れたくなる気持ちもわかる。 正統か異端かでいえば、まちがいなく、論を俟つまでもなく異端である。 むちゃくちゃなおはなしで、むちゃくちゃのロジックで、むちゃくちゃなトリックだ。 だが、たしかに論理的ではある。そしてなにより「驚き」がある。 文字通りの意味でも一般論としても「デビュー作でしか書けない」本格ミステリ。 大変楽しく読んだ。次回作も楽しみ……というかどうするんだろう。 | ||||
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これがデビュー作という作者、本格物に対する愛情がとても感じられる作品です。 ネタバレにならない様に感想を述べるのが難しいですが、「最終話」まで気を抜かずに読みぬけてください。 私は1日に2回読み耽けました。 そうくるか!という見せ方、メフィスト賞、凄い! | ||||
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