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(短編集)
NO推理、NO探偵? 謎、解いてます!
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NO推理、NO探偵? 謎、解いてます!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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第53回メフィスト賞受賞作。 帯の錚々たる面子のコメントに惹かれて購入。 ラストのメタ・トリック(?)は作家志望者の方にはすごく響きそうな感はあります。個人的には「アリ」でした。その発想はありそうで今まで無かった(というか思いついたけど誰もやらなかったのかも)です。 でもラストの解決編までの展開は正直ダメダメ。ユウとアイの軽妙なやり取りは、空気作りにしてもかなり微妙……パロネタの代わりにメタネタをふんだんに使ったニャル子さんみたいなノリで、途中、何度も読むのを中断してしまいました。ラストは本当に新鮮だったのですが、それまでの冗長さを覆すには至ってないと思います。 早坂吝が好きな方なら楽しめるかなぁ、と思います。絶賛にせよ激怒にせよ、ラストのトリックが目新しいことは間違いないです。 | ||||
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1~4話までは「六とん」を少し長くしたような退屈な話が続きます。 ギャグ、ラノベ調の登場人物がメタ視点で会話する、と書けば人を選ぶ小説だと分かるでしょう。 しかし、最終話のロジックは一見の価値ありです。各話に張られた伏線が一気に立ち上がってきます。 この最終話を加味すると全体で「可もなく不可もなく」レベルです。 まあ、最終話だけ本屋で立ち読みすれば事足りるな、とは思いますが。 | ||||
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どこからどう見ても問題作で、メフィストの受賞作としてしか存在できない作品でしょう。 物語は女子高生2人の会話で進むのですが、探偵と助手という点を考慮しても違和感の強い会話内容なので、このノリが苦手な人は読み進められないだろうなと感じました。 推理の力が封じられた探偵が主役ということで、ろくに推理がなく展開する途中まではミステリー好きにはつまらないかも。 ただし、そのままダラダラ終わるはずもなく、終章は存分にミステリーらしさを見せつけてくれます。 「こんな話書けるかよ!」という、ミステリー作者からの感想が飛んできそうな作品です。 | ||||
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紹介文が面白そうだったので買いました。 まず面食らったのが探偵と助手の会話劇ですね。 ちょっと嫌な言い方すると、「自分達を面白いと思っているオタク高校生二人のテンション高い会話」みたいなのが延々と続くんですね。 これは何なんだろう、最後のオチの伏線だったりするんだろうか、と迷いながら読み進めてましたが、結論を言うとオチとは関係ありませんでした。 個人的には、馬鹿みたいな会話で油断させておいて終盤にいきなりどんでん返しが訪れてガラッと世界が一変するみたいなのを期待してましたが、そういう感じの話ではありませんでしたね。 一話や三話の叙述トリックはちょっと意外で面白かったですし、オチも良い意味でユニークだと思います。 二人のこのノリが好みなら読んで損は無いでしょう。 このノリがキツいようでしたら止めておいた方が良いかもしれません。 | ||||
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