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盤上の向日葵
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盤上の向日葵の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全211件 201~211 11/11ページ
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| 310頁「あと8手で詰む」は相手の手番は変だし、 312頁の「7七角と銀をとって」は角成としないと(藤井聡太のように銀なら成らずも多いけど)いけませんが、 将棋界について本当によく調べての執筆は立派で、また芸域を広げたように思いました。 真剣師の東明重慶は、団鬼六も書いていた小池重明がモデルかと思いますが、 「めでたいことがたくさん重なる人生を送るよう」(460頁)と名前の由来を作ったのにも感心しました。 やや「二年で(10人で)年商30億を達成」とかのご都合主義も感じましたが、ほかの方々が書いているとおり、 560頁を一気読みさせる筆力はさすがです。 うつぼかずら以外はすべて読みましたが、久々に佐方検事が読みたくなったのは私だけでしょうか? | ||||
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| 名作だと思います。ただ、不満の残る点もあります。 まず、優れた点。多くのレビュアーが書いておられるとおり、登場人物のキャラが立っています。 特に石破警部補が良いですね。「孤狼の血」でもそうでしたが、この作者が描く粗野で我が道をゆくタイプの刑事は実に魅力的です。 次に、主人公上条桂介6段の生い立ちの描き方が凄い。フィクションと分かっていながら、気の毒すぎて心が痛くなるほどです。 そして、後半に登場する賭将棋の鬼、真剣師東明重慶が異彩を放っています。そのほかの登場人物も、現実感に溢れています。 不満の残る点。将棋のシーンが何度も出てきます。指し手が具体的に示され、その意味が説明されるのですが、盤面が掲載されていないため、今ひとつぴんときません。当レビュー子は、新聞の将棋欄を読んだり、NHKの将棋番組を観たりして理解できる程度の棋力で、本書の記述の意味(その局面における意義)は何とか理解できますが、やはり真の理解のためには、その一手が指された状況を盤面で見たいと思います。本書が将来文庫になるときにでも、本書を監修された飯島栄治七段に、付録として盤面を示して解説を書いていただきたいものです。 そして、本書の構成にもやや不満があります。現代における警察の捜査と、上条桂介の半生を交互に記述するやり方で進みますが、その結果、読者の方が警察よりも事件の背景・経緯に関する情報を豊富に持っているということになります。その上で警察の捜査を追っていくので、一種もどかしいような感覚になることがあります。このスタイルのミステリは珍しくないので、この作品に限ったことではないのですが、どうも気になります。これは好き嫌いの問題かもしれません。読みようによっては、それが逆に味わいを深めることになるという見方もあるでしょう。 最後に、ラストはあっけない感じがします。こうなるのではないか、という読み手の予測どおりの終わり方です。もう少し余韻の残る終わり方がなかっただろうか…という感想を抱きます。 以上、若干辛口になりましたが、多くのレビュアーと同様、当レビュー子も細かい字で563ページある本書を、ほぼ一気に読み終えました。それだけの力のある重量級の名作であることは間違いありません。 蛇足ですが、今話題の藤井聡太四段に読んでもらい、感想を聞いてみたいものです。 | ||||
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| 将棋の世界を舞台にしたミステリーですが、一気読みでした。 タイトルの盤上はわかるが向日葵は何を意味するのか、作品の中でどうかかわってくるのか、興味をもって読み進めていきましたが、なるほどそうつながってくるのかと。 本の帯にもありますが、殺人犯は一体誰なのか、殺人に至った経緯を解きほぐしていく過程がとても面白かったです。 | ||||
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| 将棋の駒と一緒に埋められていた死体。なぜ、駒なのか。刑事の捜査と、犯人と思わしき棋士・桂介の生い立ちが交互に描かれていく。続きが気になり読んでいるうちに、いつの間にか最終章になっていて驚いた。500ページ超えが、あっという間。 なんでこうなってしまったんだろう、というやるせなさが残る。その血に狂気を宿していたから、死というものに惹かれ、取り憑かれてしまったのだろうか。 今年の本屋大賞候補に入るだろう。 | ||||
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| 最近購入しても面白くなくて投げ出す作品が多くなってきた。 本作は徹夜必至本である。 貧乏から這い上がった成功者がそのプロセスで殺人を犯している、砂の器のパターンを思わせるストーリー展開。水戸黄門みたいな予定調和の世界かと思いながらその人物造形の見事さに読み進めていくと全くのどんでん返しの作者の用意した深いストーリー展開に感動する。 本作はメインとなる主人公、刑事の他に単なる警察の捜査に協力する脇役にまで魅力的にキャラがたち、小説とはこういう風に書くんですよ、との現代の見本のような作品である。 直木賞候補になってほしい。そして、このレヴューを見てくださったみなさん、絶対買って損はありませんよ。 | ||||
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| 「慈雨」「孤狼の血」と続けて本作を読んだが、さらに素晴らしい出来栄えとなっている。現在・過去と場面が頻繁に入れ替わるが、読みにくいということは全くなく、また無駄な描写が一切なく、著者の筆力はすごいと感じる。再び直木賞候補になることを願っている。 | ||||
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| …が、「はあー…」って感じかな。読後感が 我慢強くて優秀な人に「これでもか」と重荷を追加して、潰れるの眺めてる感じ 本人も「付け入られる隙」がありすぎなんだけど、押し付けられた理不尽は「結局、引き受けるしかない」で、更なる努力出来る人を、こうも酷な目に遭わせんでもなあ、的な 将棋は分からないのに、打ってる場面で、盛り上がってるぞー!とか、きたきたー!とか感じてしまうのが不思議だw 分かってる人だともっと楽しく読めるのかな?でも分からなくても勝負の場面も楽しめました | ||||
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| 出だしから読ませるが、将棋指しと駒の曰くで話が展開し刑事が跡を追跡するハラハラ感が見事。但し、犯人が最後に駒を丁寧に拭いているのに指紋が残っているのはご愛嬌。話の筋を追うばかりに、好事家の駒の扱いを忘れてしまった? | ||||
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| 柚木先生の表現力に圧倒されました。 この様な本に巡り逢えて幸せです。 | ||||
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| 冒頭から物語に引き込まれ、一気に読了しました。帯にデカデカと書いてある通り(笑)、主題も始めからはっきりしており、結末に向けて話が一直線に進んでいきます。主人公の特異な生い立ち、キャラのたった登場人物たち。勝負シーンは将棋のことがあまり分からない自分でも存分に楽しめました。 | ||||
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| 久し振りに面白い本に巡り合えました。 リズムのよい短い文章で読者をグイグイと引き込んでいく感じで最後までどのような展開になるのかハラハラしながらページを捲りました。 テーマである将棋についても、作者は良く調べられており、実在の真剣師になぞられた登場人物など将棋ファンとしても楽しく読むことが出来ました。 昨日購入して500ページを超える本でしたが本日読み終わりました。 | ||||
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