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村上海賊の娘
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【この小説が収録されている参考書籍】
村上海賊の娘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全327件 221~240 12/17ページ
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途中途中に入る長い解説で場面を見失う。 史実好きな人にはいいのかもしれないが、単純にストーリーを楽しみたかった 自分にはだらだら長すぎた。途中で中断されいらいらしながら読み飛ばした。 景をはじめ各キャラの描写や変容は面白かっただけに残念。 半分の2冊だったら☆5だったのに | ||||
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さらさらと面白く最後まで読めます。 ただ、先人達が作り上げた、奇伝にはやっぱり届かない。 和田さんは隆慶一郎をやりたいのかな?隙間を再構築又は人物達を泳がせる。 他の作品の主人公その他超人が多いよね。無門とか小太郎とか今回の七五三とか。 しかし、なんでだろう。ノリガ軽いというか、現代的というか。よくも有り悪くも有るんですが。 船が傾くと逆に揺れます。バランスが片方に寄っている船は揺り返すんで(片方に傾き続ける事は無いです)特に和船の場合。 船乗った事有るのかな?関舟クラスはバランサーとして船底に石を入れてます。必ず揺り返すように出来てますので、村上海賊2人が 最後に行なう戦術は不可能と思いますね。それでも面白く読めました。 | ||||
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yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy | ||||
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かなり、新品みたいです。痛みがないので感心しました。迅速丁寧 にきました。 | ||||
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amazonでなんとなく気になって1巻だけ購入しました 届いたその日にちょこっと序章だけと思いつつ読み始め 結果面白くて止められなくなり、そのまま近所の本屋までダッシュして 2-4巻まで買ってきてずっと読んでました! 和田竜さんはのぼうの城以来なのですが、今後も素敵な作品楽しみにしてます! 次回作も私は必ず購入するでしょう | ||||
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旦那に頼まれて買いました。 本の内容には満足しているようです。 | ||||
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村上海賊や雑賀衆、織田信長や雑賀孫市と言った有名なネームを借用しているだけで、内容はファンタジーライトノベルです。 客寄せに女性を主人公にしていますが、関西弁のおっさん海賊が真の主人公です。あくまでも主人公は舞台道化の便利ツールにすぎません。 主人公は喜々として海賊家業を行ったり織田家の武士をささいな口論から斬首する人物ですが、戦争になった途端に大河ドラマか朝ドラの主人公のようにきれい事を並べて逃避する行動は支離滅裂で感情移入は難しいかと思われます。 戦闘描写についても焙烙、関船、小早と単語だけは借用しているにすぎず、焙烙の描写は手榴弾そのものですし、素手で投擲したモリで船が破壊されるリアリティーのないファンタジーです。 歴史小説を期待している層には物足りない内容ですし、ファンタジー小説と割り切っても内容は凡作です。 | ||||
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みなさんがいうほど、面白くはなかった。読み終わってからイヤな気分になった。たぶん、殺しあいの生々しい表現が嫌だったからかも。 女性から見るとそんな風に思える。 戦国時代のこととはいえ20歳そこそこの景があのおっきな男性を自分があれほど傷つきながらも殺せるだろうか? 特にこの4巻は戦いの場面が長すぎてうんざり。4巻まで必要だったのかしら? | ||||
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中古の本をいただいたことあったので、きれいな状態でもらっているので、今回のも痛みがなかったのでよかったです。値段が安いから、助かっています。 | ||||
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まだ半分ほどですが、本筋でないことでひとつ。 「醜女の姉が浮かべるその表情の浅ましさ」 「醜女にかぎって、何かともったいぶるのが常だ。」 醜女としては、あまりの言い切られように笑うしかありません。とはいえ心が痛まないわけもなく。続きを読む気がだいぶん削がれました。 | ||||
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本屋大賞にハズレ無し!怒涛の展開に一気読み。少しもったいないかな。 | ||||
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一巻からだんだん面白くなくなりページをめくるのが億劫になりました 小説はよく読むのですが、あまりにありえない事柄が多く現実離れし過ぎなわりには時代背景の説明が多く、4巻セットで買ってこんなに後悔したことはありませんでした。のぼうの城や忍びの国、小太郎の左腕はそれなりに面白かったのに本当に残念です。4巻目途中で登場実物描写があまりに極端でばからしくなり読むのを放棄しました。時代背景や登場人物は面白のに大変残念です。 | ||||
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村上海賊の当主の娘として生まれた豪腕が織り成すドダバタ劇ですが、織田、毛利、本願寺、織田方の水軍と様々な思惑が複雑に絡み合いなかなか読ませるテーマではあります。醜女が主人公ではあまり入っていけないかなと心配しましたが(やはり主人公は美女が良いですよね)、その心配は途中で杞憂に終わります。長編ですが、文体は平易で一気に読めます。2014年の本屋大賞をとった本作ですが、いずれは映画化されるでしょう。予算がおりればですが。読了後、和田作品を制覇しましたが、本作がもっともスケールが大きく楽しめました。 | ||||
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戦国時代織田信長を中心に天下を狙う武将たちの間で暗躍する海賊たち。瀬戸内海の小島を本拠とする村上海賊の娘の水滸伝顔負けのはらはらどきどきの大活躍。(一)から(四)すべて読み出したら止められないおもしろさである。 | ||||
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和田竜の登場で、時代小説は今までと全く別の次元に移ってしまったように思える。 あたかもその時代にいるがごとく物語を体験するのではなく、あるいは過去の環境の中に今の問題を見るのでもなく、現代を生きつつ、現代の知識をもったまま、過去の時代を見るのである。 読者は常に今の時代にいる。作家はそのため神の視点で文章を記載し、現代人にわかるように物語を丁寧に解説する。 だから読み手は過去の世界に入る努力を必要としない。無理がないから、現代小説と同様に楽しめる。 いわば、時代小説のスタイルを持ったわかりやすい異世界ファンタジーである。 動きを重視した表現で、画像がはっきりとイメージできることで、映画を見るようにわかりやすくもある。 魅力的な登場人物たち、魅力的な時代、魅力的な歴史上の事件を土台に描かれる圧倒的な娯楽性の作品。 | ||||
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(四)に同じ。(一)から(四)まで、あっという間に読み終えました。 | ||||
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登場人物一人一人の人間描写がすばらしく、各人間像がリアルに目の前に浮かびます。 | ||||
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とにかく面白い。文章のリズムも良いし、歴史についての適度な満足感も得られます。 | ||||
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ー自家の存続。 木津川合戦にかかわった者のほぼすべてが望んでやまなかったこの主題は、結局のところ、誰も果たせなかったと言っても過言ではない。(349p) 和田竜の作品を読むのはこれが初めてだった。しかし、映画は観た。「のぼうの城」である。あの作品は、派手めなところは荒唐無稽に見えて、話の大筋は史実に沿っていたのが、大きな魅力だった。驚いたのは、主人公たちのその後をキチンと史料に沿って説明していたことだ。かなり突き放した感じで、説明していた。のぼうに恋い焦がれていた「姫」の想いが全然叶わなかったこと、わざわざ説明しなくてもいいのに、とさえ思った。 しかし、「史料」には時々裏がある。或いは、彼らの行動の多くは事実だったとしても、行動にうつるその「想い」は史料を書いた著者の意図と離れている場合も多い。私は映画を観て、城の明け渡しを百姓のために拒否したのぼうの想いを疑いはしない。映画や小説で、延々と描かれる細部に真実は隠れているだろう。 和田竜が、小説描写の合間合間に、異様に「史料」を挿入するのは、史実の合間に隠された、想いの真実を、浮かび上がらせたいからに違いない、とこの長編を読んで確信した。 「鬼手」が史実としてあったかどうかが、問題ではない。「鬼手」という秘策によって、海賊たちが、海賊らしい戦いをした「史実」が問題なのだ。 木津川合戦の後の登場人物たちの人生を説明した後に、和田竜はこう書く。それには、ここで説明されなかった真鍋七五三兵衛の事も、当然入るだろう。 ーそれでも、いずれの人物たちも、遁れがたい自らの性根を受け容れ、誰はばかることなく生きたように思えてならない。そして結果は様々あれど、思うさまに生きて、死んだのだ。(349p) | ||||
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武吉はうつむき、しばらくの間、黙った。だが、やがてその肩を揺らすと、痛快と言わんばかりの哄笑を放った。 「俺の子だなあ」 ほどなく乱世は終わる。海賊の栄華も終焉を迎えるはずだ。それを分かっていながら自家の存続に汲々として戦するなど、空しい限りだと思っていた。 なのになぜ戦うのか。 その答えを目の前の娘が持っていた。他愛(たわい)もない、限りなく浮世離れした答えだったが、武吉の心は動かされた。それどころか、その青臭い言葉にうなずいている己自身を、どこか見直すような気分になっていた。(244p) 映画でいうと、ちょうど90分経った頃の話がこの巻である。観客はここで「何か」を持って帰らないと、何のためにお金を払って二時間使ったのか、ということになってしまう。 何かとは、「何のために戦うのか」ということだ。 景は、己の現実離れした考えに、とことん嫌になる。なるほど、戦国時代の戦は、何よりも「自家存続」云うなれば「自分の利益」のためである。そのためには忠義もない。単なる情に流されてはならぬのである。 しかし、海賊とは何なのか。もともと武士ではなかった。農民でもない。彼らは自由だった。もともと自由を求めて、生きてきたのではなかったか。そんなことは、この小説には一言も書いてはいない。そして、私は武吉の気持ちが良くわかる。景の気持ちも。 次巻、和田竜による小説版映画作品、果たしてどう決着つけるのか。期待に応えてくれよな。 2016年8月読了 | ||||
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