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村上海賊の娘
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【この小説が収録されている参考書籍】
村上海賊の娘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全327件 41~60 3/17ページ
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手のひらサイズの単行本だと思っていたら、大きいサイズの文庫本で非常に良かったです。 | ||||
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この作者の本は初めてである。 『のぼうの城』の作者だそうだが、そちらも小説も映画も見ていない。 舞台は織田信長の大阪本願寺包囲をめぐる第一次木津川の戦である。 大阪本願寺に兵糧10万石を入れようとする毛利家と村上海賊、それを阻止しようとする織田方の泉州侍たち。 そこで鬼手としての役割を担うのが、能島村上の頭目の娘「景(きょう)姫」である。 この娘、とにかく破天荒で、身長は180㎝で手足が長く顔の彫も深い。 要するに西洋人的なのである。 しかも、ものすごく乱暴で強い。海賊の子分たちも全く頭が上がらない。 これが、泉州海賊を率いる、これまた魅力的な豪傑の七五三兵衛と死闘を演じるのだが、とにかく面白い。 読みながら気づいたのだが、この小説、とても劇画的である。 戦闘シーンもそうだし、人物造形もそうで、かなり極端化されている。 しかし、それでも面白いと思ったのは、この小説には当時の登場人物たちが持っていたであろう世界観や価値観がしっかりと描きこまれていたからだ。 こういう小説にありがちなのは、現代人の世界観を登場人物に持たせて、舞台設定だけ過去に持っていくようなパターンである。 ところが、戦国時代の武将たちの家を守るということへの執着や、門徒たちの世界観・死生観が、説得力をもって描かれている。 そこにこの作品の厚みのようなものを感じた。 もう一つ、この作品の舞台が馴染みのある瀬戸内だということがある。 村上海賊は3つの家に分かれていて、そのうちの来島村上家は四国の豪族である河野氏の配下にあった。 そして、村上海賊の娘である景姫は木津川の戦いの後、河野氏配下の剣山城の城主、黒川五右衛門元康に嫁いだととある。 ぼくの先祖も河野氏配下のどこかの城主だったと記録にある。 豊臣秀吉の四国征伐で河野家が敗れ、友野の先祖も毛利家を頼って広島にのがれて、今の福山市沼隈町に落ち着いた。 それがぼくの直系の先祖になる。 ちなみに、当時、友野氏には3兄弟がいて、1人は鹿児島に、もう1人は奄美大島に逃れた。 それはどうでもいいのだが、この景姫とぼくの先祖は二人の婚姻の席とか、河野氏の集まりで顔を合わせたことがあったかもしれぬ。 そう思って、最後にはにやりとさせられた。 | ||||
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事実の歴史の中で彼女がいなかったような感じだが 非常に面白かった。 海賊が屈強な男でなく姫様とは・・・ 最後がターミネーターのようでくどくてスッキリしないが・・・ | ||||
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久しぶりの新作でづっと気になってんだけど4冊の大作で躊躇してました。 女傑を主人公にした歴史物って他に思い付かないし、海賊達のキャラの 雰囲気も良く、直ぐに読んでしまいました。 泉州(大阪の南側)って戦国の頃からこんな感じなの? 面白いです。 | ||||
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一気に読んでしまいました! 主人公はじめ、登場人物の全てに引き込まれてしまいました。 | ||||
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一気に読み終えました。瀬戸内海を手に収める海賊王の話程度に思っていたら、いやー色濃い。陸戦、海戦、また船の上での立ち回りなど、映像が思い浮かぶほど激しく楽しい。また泉州侍がいい味出してますね。陽気な関西気質。おもろいか、おんもんないか、このモブキャラまでキャラの癖が強い! それぞれの思惑を知りながらの結末。スペクタクル! | ||||
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この作家の本は初めてでしたが 痛快! おもしろい | ||||
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文章表現については流石に遠藤周作や司馬遼太郎なんかに比べれば落ちますよ。景が現代語しか話さないのも気に入らないですし。しかしなんといっても実家が淡輪にある私には、どこで何が起きているのか手にとる様にわかって実に楽しいですね。 実は淡輪の一部やその隣の深日(ふけ)では、細いものを太いと言い、黒いものを白いと言い、下痢を便秘という変わった文化があります。地元では深日弁と呼ぶ人もいます。家庭菜園でひょろひょろの大根が取れたら、「えらい太っとい大根ちゃうんこ?」といい、病院では「先生、昨日から便秘で便秘でもう今日は四回も出たで」とか言うんですよ。景が別嬪扱いされているの、深日弁でなければいいなあ...と思いつつ二巻に突入します。 | ||||
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さすが本屋大賞。2巻1000頁を一気き読破してしまった。 | ||||
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さすが本屋大賞。2巻1000頁を一気き読破してしまった。 | ||||
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想像してたよりいい状態で良かったです | ||||
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小説というよりも漫画の原作という感じ。 時代考証などもしっかりしているし、この作者ならもっと重厚な歴史小説を書くことが出来ると思います。 こういう薄っぺらい友情とか仲間みたいな内容じゃないと今の時代は本が売れないんですかね。 | ||||
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無造作に封筒に放り込まれていて、ページが折れ曲がり酷い状態。 以前に本を頼んだ時にはこんなことなかったのに残念。 | ||||
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この本の素晴らしいところは描写力と思います。村上海賊が瀬戸内海を航行する描写や、特に海賊船同士の戦いの描写は素晴らしかったです。こんな描写は実際に映像でも見る機会はほとんどありませんが、実際に映画を観ているような、海賊船が接近するところ、相手船に乗り込むところ、闘うところ、船が傾き船員が慌てふためくところの描写はとても細かく圧巻でした。 | ||||
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瀬戸内海旅行で村上海賊を知る。痛快時代劇エンターテイメント‼︎面白い! | ||||
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信長の海への支配も多少は知れたらと、買いましたが。 作者の吸引力にひきつけられ、最後の4巻まで 読了してしまいました。 | ||||
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素晴らしい。実に素晴らしい。 | ||||
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参った。めちゃ面白かった。 | ||||
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歴史もの・時代小説はあまり読まないのですが、海賊の娘というのに興味を持ち読んでみました。敵を殺す場面などグロテスクな場面も多かったものの、ぐいぐいのめりこんで読んでいました。 景姫のその後に思いを馳せております。 | ||||
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上巻は、面白い展開で一気に読めたが、 下巻の木津川の海戦シーンの描写が マンガっぽくて、展開が上下左右に飛びまくって いまいち画面描写が読みきれなかった 映画とかドラマで映像化して 見るのがいいのかもしれませんね | ||||
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