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理由
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理由の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全250件 61~80 4/13ページ
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宮部みゆきさんのミステリーの中でも1番好きな作品です。好みが分かれるのか低評価される人もいて驚きました。展開が遅いのを 理由にされている人が多そうですが 理由は元々新聞夕刊紙に連載された作品。新聞連載が 展開の遅さに繋がっているのかな?と思いました。 私は 新聞連載時に読んで引き込まれて まず理由を真っ先に読んでいました。文庫本は発売に合わせて書店で購入しました。 高級高層マンションでの殺人事件からストーリーが始まり どんでん返しが立て続けに起こって行きます。ラストまで数え切れない程の登場人物が出て来ますが その1人1人の設定が凄く緻密で矛盾が見当たりませんでした。長い話しですが そのぶん1人1人の描写が丁寧で 登場人物が頭にすんなり入り 人物の混乱が起こりませんでした。 ストーリーの中で特に心を揺さぶられたのは マンションで殺されてしまった中年男性 砂川信夫の母と 競売に掛けられたマンションを購入した男性 直澄の祖母に起こった 出来事でした。14章 帰宅 昔の女性はなんて悲しい立場にあったのかと 驚愕しました。 そして最後まで身元が判明しなかった人物。敢えて彼の身元 生育歴や家族関係を曖昧にした事に 作者の意図があるのではないでしょうか?彼の事を あなた方1人1人が想像して下さいと。そして 全体の締め括りとして バブルが崩壊し 不安定な雇用に甘んじなければならない若者達にスポットを当て バブルなんて馬鹿な事を起こした大人達に警鐘を鳴らしているのではないでしょうか? | ||||
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コンディション: 中古品 - 非常に良い - 【購入後48時間以内に弊社より発送】 って 評価だけに期待したのに裏切られて残念でした コンディションの評価だけが 本屋とお客の接点なのに 残念です | ||||
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安心しました。宮部みゆきも駄作を書きます。人間でした。天才ではありますが。 この小説は冗長だと思います。ドキュメンタリー形式ですべての主要事件関係者にジャーナリストがインタビューしていく。その過程でそれぞれの家族の不幸が浮彫になっていきます。しかしそれぞれの人物をそれほど濃淡付けずに一つの章を割り当てていくので明らかに冗長感が出ています。 しかし最近かなりの宮部みゆき作品読んでますが初めてと言っていいほど退屈な作品でした。それほどはずれのない作家も珍しい。へーこの人もこんな駄作を書くことがあるんだとちょっとうれしい気分。 競売物件の不法占拠など住宅の不良債権にからんだ問題をかなり調べて書いていますが、いつも通り社会派のテーマが中心ではありません。これは単なる舞台設定。問題は家族の問題、家族が必ずしもラストリゾートにならないケースをこれでもかこれでもかと書きながら、近代化、都市生活、核家族化で見えなくなっているもの、ふたをしてきれいな顔をして暮らしているその背後にあるどろどろしたものを書くのが中心的な問題意識なんだと思います。 | ||||
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「火車」を書いた著者が、なんで、こうもつまらない、退屈な小説が書けてしまうのか? 私は30ページくらいで終了。 マンションのくだりで、いきなり「佐藤」に「佐野」、なんで似たような名前にする? まずは、そこで、「読者を舐めてんのか」という感じで内容に入ろうとも思わない。 そして2025室だの、2023だの、1225室だの、無機質な数字が出まくり、興味を失う。 マンションの入り方なんて、どうでもいいのに、意味もなく長い説明。 もう、ほんと、結局、この著者は「火車」以外、まったく同じ感じで最後まで読めるものがないんだよね。 「火車」だけが奇跡的に大成功だったといわざるを得ない。 | ||||
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一本の筋立てがあり、多数複数の人物が絡んでいき、視点が巡り巡っていく。 低評価のレビューが多くて驚いている。 しかし、おれはこれだけのものを構築出来る作家を凄いと思う。 | ||||
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読みごたえあります。一気に読まないほうが良いかもですね。途中で前に戻って確認するのもいいです。 | ||||
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宮部さんの大ファンです。しかしこれは、もう皆様仰っている通り、ここまでのボリュームを割く必然性が感じられないですよね。確かに、最初にこの本を手にしたら、二度と宮部みゆきを読もうとは思わなくなるかもです。個人的に致命的だったのは、他の方も仰っていますが、その理由にあります。もちろん、古今東西その理由ゆえに、人間はこうした犯罪に手を染めるのではあるのですが。それでも、その理由の分析を、たとえありきたりな結果に終わるにしても、試みるというのがこうしたジャンルの醍醐味ではないでしょうか。宮部さんは、どうも時代物の方が光る気がします。現代を描くと、どういうわけだかちょっとダサすぎるっていうか。時代物の描写は、当時にトリップしてみたくなるくらい冴え渡るのに。やはり、どれだけ優れたさ作家にも得手不得手があるのかもしれないです。 | ||||
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評価の低いレビューがあったので 正直 期待せず読みましたが、やはり さすが宮部みゆき作品だと思いました。 「火車」ほどのスピード感・躍動感が無いのは事実ですが、丁寧な人物描写がとても味わい深く、よく作られた交響曲を聴いている様な気持ちで楽しみながら読み進みました。 昔 一度読んだことがあり読み直しで読んだのですが、一度めは真相が早く知りたくて慌てて読んだ記憶がありますが、二度目は 余裕を持って読むことができ何倍も楽しめました。お時間あれば そういう読み方も良いのではと思います。 さすが直木賞作品と唸らせる詳細への気配りで、単なる推理小説の様に読むだけでは勿体無いかと思います。 | ||||
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再読、10年以上前に,単行本で、読んだ後、あまりの長さに閉口したが、今回は、それほど苦痛を、感じなくすらすら読めたが、登場人物が多くて、状況説明が、著者野作品は、いつもそうだが、くどすぎる、それでも、興味深い不気味な雰囲気は、改めて、面白く感じた。 | ||||
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物語というよりかは、ある事件があってそれがどういう紆余曲折を経てこうならざるを得なかったのかという事件背景が、ページが進むにつれて少しずつ異なった方向から明らかになってゆきクライマックスには1つの線になるという、その過程を楽しむ本だと思った。 確かに人によってはじれったくて好き嫌いが別れそうだけれど、自分は割りと好きなタイプなので結構楽しめた。 宮部みゆきらしい緻密で濃い内容だったし、買ってよかったと思う。 | ||||
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TVでやるドキュメンタリー番組の再現Vを見ている感じ。 肝心な部分が伏せられたまま関係者の証言が積み重ねられていくので どこまで行けば真相にたどり着けるのか気になって仕方がなく、 思わず一気読みしてしまった。 ただ、あまり納得できる結果ではなかったのが残念。これだけ引き伸ばして 期待を煽っておいてその程度のオチか、という感じがしないでもない。 それに加え、罪を犯してしまう人とそれを庇う人に共感するのが難しい。 綾子は「幼い母」と書かれているが、まさしくその通りで・・・おしなべて女子高生というのは あれくらい愚かだろうとは思うが、綾子は他者の話に全く耳を傾けない上に 暴走するので始末におえない。結果として家族は振り回されている。 彼女を庇おうとした石田も行き当たりばったりで、潜伏中に計画を立てることもせず 暗愚な印象しかない。もっと、たった一人でも生き抜いてやるという気概のある人物かと 思ったのだが違ったらしい。二人とも人間的な魅力に乏しいのだ。 それぞれの家族の背景は面白かった。「どこの家庭でも戸棚に隠されている髑髏が ある」というやつか。 (他のレビューを見るとそこが無駄だったと指摘するムキも強いようだが そこを削れば読むべき部分はなくなるだろう) 家、家庭、家族、血のつながりってなんだっけ?と考える話だと思った。 | ||||
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こんなつまらない小説は初めて。いちいち不必要に長過ぎる。説明がまわりくどくて、入っていけない。読むのが苦痛。明らかに本筋とは関係のない人物についての叙述が多すぎて、途中からは、コイツも関係ないだろうと飛ばし読みしてしまった。 物語の全容が明らかになっても、特に驚きも感慨もなく、東野圭吾のように、読後の充実感や、心にズシンと残るものもない。 最後に、犯人の幽霊が出るとかいうくだりには、失笑してしまった。 これが直木賞とは、心底驚いた。 | ||||
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他の人が書いている通り、話が無駄に長い。話がすぐに脱線して、結局、何が言いたかったか分からなくなる。内容も決して面白いと思わなかった。はじめて宮部みゆきの本を読んだが幻滅。これだけ人気のある作家なのにという感じ。 | ||||
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宮部みゆきの作品を最後まで読み終えたのはこれが最初。 模倣犯を途中まで読んだことがあり、宮部作品に興味はあったので、直木賞受賞作ということでこれを読んでみた。 まず、他の方がレビューで書かれている「冗長である」という批判についてであるが、これはたしかに僕もそう思う。冗長なところはある。ここまで各登場人物の家族のことを微に入り細をうがって書く必要はあったのかという疑問はある。これが宮部みゆきにとってはじめての新聞連載小説であったことが、冗長になってしまった理由のひとつなのかもしれない。 一方で、これも他の方がレヴューで指摘していることではあるが、競売と執行妨害としての占有という当時の社会問題を扱った小説としての面白さというのは確かにあると思う。 ただ、僕がこの本を読んで感じた一番重要なこと、というかおそらく宮部みゆきが一番言いたかったことは何かといえば、家族の煩わしさから逃れて自由になろうとする人々(特に男性)への警鐘なのではないか。 ハードカバー版498ページで、宮部は「おかしなものだ。家のくびきから逃れ、一個の人間として自立するために努力し、それを渇望しているのは「女」という性の人間たちであるはずなのに、その一方で、ただひたすら血や親子のつながりのなかに回帰しようとするのも「女」たちばかりだ。そして「男」はと言えば――逃げてばっかりだ」と書いている。現に、この小説のなかの重要人物である八代祐司は、「家族」の煩わしさから逃げようともがき続けた果てに、その「家族」を殺してしまうという結末になっている。だから、最後の最後、片倉幸恵と信子の会話のなかで、八代祐司は、家族という煩わしいものから逃れようとして「失敗した」男として語られるのである。 そのように考えると、この小説が、登場人物の家族を描き続けた(その結果冗長になった)ことにも納得がいく。家族の煩わしさ、それから逃れようとして失敗する男、その一方で家族の煩わしさを感じながらも、女は家族から逃れようとはしない。宮部みゆきはそういうものを描きたかったのではないか。もっと踏み込んでいえば、(男性が)家族の煩わしさから逃れようとすると悲劇が起きるのだと、警鐘を鳴らしたかったのではないか。 | ||||
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「火車」がとても面白かったのでこちらの作品を読んでみたのですがダメでした。 まず、ルポ形式の文体に最後まで馴染めなかった。 全体的に話が必要以上に長く、読むのが辛かった。 ミステリー小説だが、本格的なトリックが出てくる訳でもなく タイトルにある、当事者達の「理由」もチープで面白くなかった。 | ||||
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私はこの作品を読んで以降、 宮部みゆきの作品と、直木賞受賞作品を読めなくなってしまいました。 本作品はトラウマになるほどの駄作小説でした。 この「理由」を読んでからというもの、「直木賞」がまるで「モンドセレクション金賞」と同じくらい 胡散臭い三流の賞になってしまいました。 本作品の内容をレビューするのは困難です。 中身が薄すぎだからです。 行方不明になった娘を母親が探すだけの内容にもかかわらず、 特にあってもなくてもどうでも良いような端役たちの話が だらだらと書かれており、読んでいてげんなりしました。 100ページの短編小説を無理やり500ページの長編物にした時ような 冗長性を感じた人は私だけではないはず。 しつこいようですが、こんな凡作が直木賞なら、 もう私の人生に直木賞はいらないや。 | ||||
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話の展開が早く、また様々な角度からそれぞれの人々の立場の話しが進み、最初は手探りでミステリーの駒をジグソーパズル並みに揃えてゆき、最後に全てがピッタリとはまる。読む人に納得を与え、まさに最後までドキドキさせる宮部さん独特の執筆の手法が素晴らしいです。人情味のあるキャラクターを 登場させ残虐な事件でありながらも読者に一抹のホッとする手心を加えているあたりが又宮部さんならではのミステリー小説であると思います。 | ||||
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年齢とともに、場面がとびとびになるストーリーが苦手になってきた。それが★五つにできなかった理由。 | ||||
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ネタ晴らしになるが殺害の「理由」はそれだけだった・・・。けど、残る。残るのは「あの幽霊」だからだろうか。宮部先生はこれで直木賞をお取りになった。満足だが出来たら「火車」でなぜ取れなかったのか、というのが宮部ファンの望みだったろう。 星5つは「たいがい救いがある宮部作品の中でも異色」だったからだ。宮部作品には「暖かな共感」があるがこの作品には殺伐とした 何かがある。殺伐さでも書ける。そのポテンシャルの大きさが宮部みゆきのすごさだ。 この作品を読んだ後はしばらく夕方ビルの上の窓をのぞけなかった・・・・ | ||||
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どんでん返しが2回もあるのはそれなりに面白いが、そこまで凝る必要があるのか疑問。 ストーリーの本筋とあまり関係のない話題が多くなり、全体が冗長になって読みにくかった。 | ||||
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