■スポンサードリンク
理由
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
理由の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全250件 1~20 1/13ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これだけ多数の登場人物の思いを描いた作品は初めてでした。殺人現場が高層マンション故に発生する人間関係や競売物件の占有屋など現在でもあるのかもと思いました。宮部さんの作品は、いつも世間の課題を訴えていますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても良かった。家父長制にしろなんにせよ、古き因習に、結局はたかだか一世代くらいしか隔てられてない我々がいかに縛られてるか。 またはやっと見つけた、抱きしめていたい新たな発明とさえいえるような名もない繋がりを邪魔してこようとするか。 朗読は田中哲司で、声が抑揚が、その間が良すぎて何度か寝落ちしたけど、なんとか最後まで辿り着けたときには静かなカタルシスが訪れた。またいつか近いうちに聴くと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やや長すぎるという面は否めないが、よく調査され面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
装調がしっかりしている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
満場一致で直木賞が決まった作品だと言う。「事件当夜は雨だった」で始まる。不穏な雰囲気の一文で一気に物語に引き込まれる。 高層マンションの12階の窓の外を人が落ちた。どの部屋から?警官を呼び25階に行くと3人の死体がある。 これだけで普通の飛び降りではないことがわかるし何で家族も死んでいるのだろうと思う。しかも住人ではなくアカの他人だった。どうなっているんだ!! ドキュメンタリーのような謎解きの面白さ。それぞれの家族の人生を書き分ける作家の凄さ。直木賞作品は間違いなく面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そもそも論、「家族」とは? 婚姻届という、ただの紙切れから始まる関係性であり、親子関係と言っても、血縁の有無だけで、簡単に割り切れるものではない。 惚れた腫れたも、3年経過すれば、脳内麻薬(恋愛ホルモン)の量が減り、ただの空気に。 日常生活を通して、家族というものが形成されてゆく。 家庭の温かみを知らないから、それを引きずり、我が子にも繰り返すのか? 人は、他人から学び成長できる生き物。 プライド、世間体というクソみたいなものに踊らされ、本当に大切なモノを見失い、破滅の道を歩む。 人学ばざれば道を知らず、エゴに負けるな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
半分は登場人物たちの説明。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テレビを含むマスコミでは、やらないような暗い部分や各家族の抱える問題など、リアルな部分で本当は確実にどこかで存在しているだろう大きな問題が分かりやすく示されていて、普段の何気ない日常が幸せなんだと再認識させてくれた、色々な意味で重厚な内容だと感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部みゆきさんの小説好きでちょこちょこ読んでます。でもこれは途中断念。事件現場の長いマンション名がひたすら繰り返されて、事件に関係ない細かな設定が長々書かれて、挙げ句登場人物がまぁ多いこと。 もう少しはしょれたのではないかなぁ? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人物を掘り下げて描写しようとするのが大して大筋に関係のない人物だったり、そしてラストの犯人。え、誰だったけこの人。長くなりすぎましたので、もうこの人が犯人ってことで。みたいな。中身無さすぎ。時間泥棒でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部みゆき作品は大体どれも面白いし考えさせられる。その中でも『理由』は追い詰められた人の心理が見事に描かれた作品。 時代を越えて今読んでも考える所が多い。 いや今の格差が広がっている社会だからこそ読む価値があるのかもしれない。 上を目指す人は「もっと上」と叫んで下を省みない。どこかで社会構造の下辺を嘲笑う雰囲気。 それはSNS時代の到来で他者の状況が綺麗なフィルターを通して見えるようになったからかもしれない。 幸せのアピール、金持ちのアピール、成功のアピール。誰もがやってしまう行為の裏側にある影の強さが増している。 『理由』に出てくる人たちの心理。なぜそれをしなければならなかったのか。改めて考えてみると人の変わらない「余裕」という言葉の意味を考えてしまう。 非常に意義ある傑作で、廃れない様相を持っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真夏の入院中に隣の方から頂き、この表紙はなかったので今初めて見ました(笑) 私は若い時に読んだので、こんなに面白い本はないと思い、何度も×2読みました。 個人的にはこの遠回り感が大好きで、サスペンスドラマ派ですが人間模様を複雑に描くと見入ってしまいます。そして冬も色々大変で辛い頃、この本を読むことだけが生きがいでしたね‥‥ もう少しだから明日も頑張ろうって思い、今思うと寝る前はこの本がないとダメでした。。 今日はこの人物周辺のところ‥‥と決めるのも楽しみでもう順番関係なく読んでいき、その感動があり生きていられる気がします。 そんな本はこれだけだったので、宮部さん、頂いた方にありがとうと言いたいです!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若い頃に一度読んで「すごい!」と思っていつか再読しようと思って、20年たって再読(笑)。 やっぱり良かった! 人物や状況の描写が緻密。 人の心の動き、人の行動の原因となる成育環境の設定、などが宮部さんならではで素晴らしい、圧巻! ただ、恋愛系だけは、もしや苦手なのかな?と思いました^^; 昔いろいろ読んだ記憶からですが、宮部さんの小説に流れるメッセージは「欲ばるとなにか悪い事がおきる。人間、地に足を付けて生きていくのがよろしい」というもののように思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
競売についての過剰な説明文を読んでいると、自分は今何を読まされているんだろう、と思ってしまう。確かに文章が上手く、読者に読ませてしまう力はあるが、読むと言う行為にはある程度の時間を取られるという側面があるため、作品内の説明的な部分は極力コンパクトにして欲しい。 時事的な事柄につきまとう、読む時期による時代錯誤感も同時に生じてくる問題で、上記の説明が更に後押ししてしまう結果となる。 素直に面白かったと言いたいんだけど、この人はホントに文を書くのが好きなんだろうね。競売(この場合は"けいばい"ですね)が大して話題ではない2021年の今の時期に読んだのも、この感想になった原因かも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これ新聞連載から25年も経つんですね。 当時毎日読んでましたが非常に苦痛だったのを覚えています。これほどダラダラした内容で、これほど登場人物が多くて、これほど本筋に関係ない枝葉の描写が多くて、これほど続きが楽しみでなく、これほどいつ本筋が始まるのか謎な話を新聞小説として毎日ちょびっとずつ小出しにされる苦痛をちょっとでいいので想像してみて下さい。絶対嫌でしょ笑 当然読むそばから忘れていき、誰が主要人物で誰がザコキャラなのか全く分からず、途中でどうなったか、どこらへんまで読んでどこで読むの断念したのかすら全く覚えていません笑 25年ぶりにブックオフで110円で買って3日がかりで読んでやっと内容が分かりました笑 感想: 真犯人八代祐司のもろもろが謎。 小糸孝弘のキャラいまいち。 宝井弟は良かったと思う。 小糸母と宝井姉は糞。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
状況の説明や、人物描写、というより説明の文章が多いためか、物語を読ませる勢いが削がれてしまっている。 この小説は同著者の『火車』の延長、あるいは派生したものと思うものの、『火車』のように読者をぐっと中身に(語られている状況に)引き寄せる力は弱い。無論、事件の謎を解いていく過程は興味深いが、どちらかというと読み手は読み手のまま、傍観者の立ち位置に留め置かれてしまっているような印象を受ける。 登場人物をある程度増やさないとこの物語が成立しないのは判るが、それが成功したかは疑問符が湧く。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
代理購入の為不明 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初の展開は面白く、どうなるのか期待した。しかし、「ではここで〇〇について見てみよう」といった文体により、論文や参考書を読んでるような気分になった。内容的にも専門知識の情報量が多く、小説としてあまり楽しめなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初読んだとき、私はミステリアスな展開に魅せられた。ネタが分かった後に 再度読んでみて、正直つまらない小説だと思った。ミステリー小説とはそんな ものと言ってしまえばそれまでですが。ドキュメント仕立ての試みも成功した とは言い難い。数家族が登場しますが、あまり現実感やシンパシーを感じない。 宮部さんは最近ファンタジー物が多いようですが、私としては清張さんのような 本格的な社会派小説を期待しています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!