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理由
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理由の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 1~20 1/3ページ
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そもそも論、「家族」とは? 婚姻届という、ただの紙切れから始まる関係性であり、親子関係と言っても、血縁の有無だけで、簡単に割り切れるものではない。 惚れた腫れたも、3年経過すれば、脳内麻薬(恋愛ホルモン)の量が減り、ただの空気に。 日常生活を通して、家族というものが形成されてゆく。 家庭の温かみを知らないから、それを引きずり、我が子にも繰り返すのか? 人は、他人から学び成長できる生き物。 プライド、世間体というクソみたいなものに踊らされ、本当に大切なモノを見失い、破滅の道を歩む。 人学ばざれば道を知らず、エゴに負けるな。 | ||||
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これ新聞連載から25年も経つんですね。 当時毎日読んでましたが非常に苦痛だったのを覚えています。これほどダラダラした内容で、これほど登場人物が多くて、これほど本筋に関係ない枝葉の描写が多くて、これほど続きが楽しみでなく、これほどいつ本筋が始まるのか謎な話を新聞小説として毎日ちょびっとずつ小出しにされる苦痛をちょっとでいいので想像してみて下さい。絶対嫌でしょ笑 当然読むそばから忘れていき、誰が主要人物で誰がザコキャラなのか全く分からず、途中でどうなったか、どこらへんまで読んでどこで読むの断念したのかすら全く覚えていません笑 25年ぶりにブックオフで110円で買って3日がかりで読んでやっと内容が分かりました笑 感想: 真犯人八代祐司のもろもろが謎。 小糸孝弘のキャラいまいち。 宝井弟は良かったと思う。 小糸母と宝井姉は糞。 | ||||
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状況の説明や、人物描写、というより説明の文章が多いためか、物語を読ませる勢いが削がれてしまっている。 この小説は同著者の『火車』の延長、あるいは派生したものと思うものの、『火車』のように読者をぐっと中身に(語られている状況に)引き寄せる力は弱い。無論、事件の謎を解いていく過程は興味深いが、どちらかというと読み手は読み手のまま、傍観者の立ち位置に留め置かれてしまっているような印象を受ける。 登場人物をある程度増やさないとこの物語が成立しないのは判るが、それが成功したかは疑問符が湧く。 | ||||
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最初読んだとき、私はミステリアスな展開に魅せられた。ネタが分かった後に 再度読んでみて、正直つまらない小説だと思った。ミステリー小説とはそんな ものと言ってしまえばそれまでですが。ドキュメント仕立ての試みも成功した とは言い難い。数家族が登場しますが、あまり現実感やシンパシーを感じない。 宮部さんは最近ファンタジー物が多いようですが、私としては清張さんのような 本格的な社会派小説を期待しています。 | ||||
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なんとなく期待して購入してみましたが、話の内容があまりにも詳細で頭に入ってきませんでした。これが特徴なのかもしれませんが、この小説は言葉を聞くというよりも書籍として読んだ方がいいのではないかと感じました。 | ||||
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「火車」が☆5なら、「理由」は☆3くらいが妥当と思う。 あらすじについては、商品解説の方にあるので、特に付け加えることはないが、語り口がノンフィクション調なのが、本作の特色だろうか。 だが、ノンフィクションをぼつぼつ読んでいると、でもこれ作り話じゃんとなってしまうわけで、そんな効果をあげているとは言いづらい気もする。 直木賞受賞作で、宮部の代表作とか言われているが、直木賞は「火車」で出しそびれたから、後追いでこれが受賞しただけ、という俗説を支持したい。 | ||||
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本当にどうでもいいことですが、このセリフを聞いた時にクスっときてしまいました 推理小説とWikipediaに書かれていたのでオーディブルで聞いてみたのですが ちょっとイメージと違いましたね 人間ドラマというほうが正しいような物語です ただ読み応えというか聞きごたえはありました 20時間もあるので暇つぶしにはなりました | ||||
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宮辺氏の大ファンなのですが、これは宮辺氏独特の心理描写と言うものがすっぽり抜けていて、インタビュー形式で読んでいて個人個人の細かな心情が伝わりにくかった。 競売という法律の穴場ばかりの説明で、そんなことは知りたくもない私には退屈であった。 本当に、名著が多い宮辺氏の作品の中で、私はあまり好きではない | ||||
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評判が良かったので期待していたのですが、予想外に面白くなかった。 | ||||
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1998年の国内ミステリーベストセラー、かつ、直木賞受賞作品といこともあり、読みました。一家四人の殺害事件から、一人一人、ひとつひとつ事件の状況が判明させていくのは親切に読めました。が、ミステリーとしてはイマイチでした。 | ||||
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コンディション: 中古品 - 非常に良い - 【購入後48時間以内に弊社より発送】 って 評価だけに期待したのに裏切られて残念でした コンディションの評価だけが 本屋とお客の接点なのに 残念です | ||||
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宮部さんの大ファンです。しかしこれは、もう皆様仰っている通り、ここまでのボリュームを割く必然性が感じられないですよね。確かに、最初にこの本を手にしたら、二度と宮部みゆきを読もうとは思わなくなるかもです。個人的に致命的だったのは、他の方も仰っていますが、その理由にあります。もちろん、古今東西その理由ゆえに、人間はこうした犯罪に手を染めるのではあるのですが。それでも、その理由の分析を、たとえありきたりな結果に終わるにしても、試みるというのがこうしたジャンルの醍醐味ではないでしょうか。宮部さんは、どうも時代物の方が光る気がします。現代を描くと、どういうわけだかちょっとダサすぎるっていうか。時代物の描写は、当時にトリップしてみたくなるくらい冴え渡るのに。やはり、どれだけ優れたさ作家にも得手不得手があるのかもしれないです。 | ||||
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TVでやるドキュメンタリー番組の再現Vを見ている感じ。 肝心な部分が伏せられたまま関係者の証言が積み重ねられていくので どこまで行けば真相にたどり着けるのか気になって仕方がなく、 思わず一気読みしてしまった。 ただ、あまり納得できる結果ではなかったのが残念。これだけ引き伸ばして 期待を煽っておいてその程度のオチか、という感じがしないでもない。 それに加え、罪を犯してしまう人とそれを庇う人に共感するのが難しい。 綾子は「幼い母」と書かれているが、まさしくその通りで・・・おしなべて女子高生というのは あれくらい愚かだろうとは思うが、綾子は他者の話に全く耳を傾けない上に 暴走するので始末におえない。結果として家族は振り回されている。 彼女を庇おうとした石田も行き当たりばったりで、潜伏中に計画を立てることもせず 暗愚な印象しかない。もっと、たった一人でも生き抜いてやるという気概のある人物かと 思ったのだが違ったらしい。二人とも人間的な魅力に乏しいのだ。 それぞれの家族の背景は面白かった。「どこの家庭でも戸棚に隠されている髑髏が ある」というやつか。 (他のレビューを見るとそこが無駄だったと指摘するムキも強いようだが そこを削れば読むべき部分はなくなるだろう) 家、家庭、家族、血のつながりってなんだっけ?と考える話だと思った。 | ||||
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私も大好きな作家、宮部みゆき。東野圭吾と同じく、この人の本にははずれがないが、残念ながらこの本はあまり好きにはなれなかった。私が宮部みゆきの好きな理由として、単にストーリー展開の意外性やトリックに凝るのではなく、人間の面白みや悲しみを誰よりも映し出すことができる作家だからだ。しかし、この「理由」にはそれがなかった。 ストーリーの描き方は斬新だった。ドキュメンタリー方式で、まったく事件と関係のない記者が、既に解決済みの事件の全体像を取材しながら浮き彫りにしてゆくのである。事件そのものも、互いに何の関係もない4人が高級マンションの一室で惨殺されていたというもので、当然どうしたらこんなことになるのか、と思わせる。しかし、事件自体の奇抜さが現実味を薄くし、事件の真相は、単に作者が思いもよらない事件を書きたかったための跡付けのような気がしてしまうのは私だけだろうか。宮部作品には、読み終わった後、どうしても切なくなったり(火車など)、温かな気持ちになったり(今夜は眠れないなど)読後感が何ともいえないのだが、これはこれはいまいちだった。しかも、やたらと長い。バリバリの推理ものが好きだという方にはいいかもしれないが、推理の論理ではなく、ヒューマンドラマを楽しみたいという人にはお勧めできない。 | ||||
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この文量に、この分厚さ。しかし読み終えたあとに来る感慨深さはそれほど感じられなかった。同じ作者であれば「模倣犯」のほうが圧倒的に面白かったし、読み終えたあとに残る余韻も気分が良く、ぐっと心に染み込んだ。それがこの小説には残念ながらなかった。 この小説はいわゆる普通のミステリーではなく、事件が終わったあとに記者が改めて事件の全容を調べるような、いわばノンフィクション小説に近い。事件がこれから起きるのではなく、すでに起きた事件を検証する形の小説だ。 これと同じ手法といえば、カポーティの「冷血」がもっとも有名だろう。「冷血」は事件の発生から犯人が捕まるまでを膨大な資料と作者の書き留めた裁判ノートをもとに丹念に、そして事件は生々しく、人物も深く描き、まさしく手に汗握る展開が描かれている。 それと比べてしまうと、この「理由」はそうした手に汗握る展開、ドキドキ、生々しさ、物語からくる迫力は不足している。もちろん「冷血」は実際の事件をもとに書いてあるので、すべてがフィクションで構成されている「理由」とは現実味、迫力は劣るだろう。しかしながら、「理由」はフィクションでありながらも実際に起きた事件ではないかと思わせるだけのディティールを構築させている。 ただ、そのディティールをより細かく、強固にしようとしとしたあまり、却ってそれが物語のスピードを鈍化させているように感じてしまう。結果、非常に堅苦しい小説になってしまったのだ。重厚感があるといえばそうかもしれないが、それにしてももう少し軽く、ポップに、またリアリティを追求するあまりにエンタメ要素が欠落してしまった。 最初から最後までが同じテンションなのだ。事件が起きてもあまりドキドキはなく、真相に迫り犯人が判明するときも気持ちはあまり高ぶらなかった。 もう少し楽しませてくれる、そうした展開が欲しかった。非常に残念だ。 | ||||
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宮部 みゆきファンの友人から勧められて読みました。 確かに面白かったけれど、だらだらした感じがあり、ちょっと疲れました。 | ||||
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現代社会の闇の部分がつくり出した事件。 一家四人殺人事件・・のはずが、その一家は家族じゃなく 赤の他人だった・・! 読み終えて、正直、星5つの面白さだと思ったんだけど、実は 半分くらいまで読んで一年以上も止まってしまっていた一冊。 初めは、人の供述ばかりで、場面が変わらないし、話が全然進まない感じがして、読んでいて飽きてしまう感があったんだけど、 でも最近、止まってた場所から読み始めたら、 ものすごく面白くて、一気に読めてしまった。 それぞれの家族が問題を抱えていて、そしてその背景が本当に様々で、ひとつの事件をめぐって、 こんなにも色んな状況が複雑に絡んでいるのが興味深く、謎が解けていく過程がとても面白かった。 | ||||
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宮部みゆきの作品は本作が初めてでした。構成が大変優れており、ドキュメンタリーの手法も私にはなかなか目新しいものでした。何よりも、文章が整然としており、インタビュー形式の章は新聞を読むようで淡々としており好みでした。余計な感情がないというのか。 ただその分、「小説の手法」で描かれた章に関しては違和感を拭えませんでした。ドラマを感じない。文体がやや稚拙にも思えました。 手法として、「ドキュメンタリー」と、「小説」という書き分けをする上で登場人物の「感情」「人間性」などが浮き彫りにならなかった。報道的に事実を描くのは長けているけれどもそれは「報告」で、実際はどのような感情をもって登場人物たちは行動していたのか?ここの部分を描いているのが小説手法の章なのでしょうが、伝わりません。 要するに残らなかったです。他の作品もこんな感じなのかなあ? | ||||
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取材者の立場から事件の真実が徐々に明らかになっていく手法が面白かった。続きが知りたくて読まずにはいられないというより、淡々と、でも止まることなく読み進めていく感じで一気に読破できた。登場人物に関する描写が細かく情報が多いので途中で数回わからなくなり、戻って読み直した。 期待ほどではなかったので★は3つ。 | ||||
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冒頭の交番での片倉ハウスの信子の場面がとっても印象的であり、また、作品の序におけるマンションでの殺人事件の臨場感は圧巻です。なんだかマンションのエレベーターに乗るのが怖くなってしまうくらいでした。 次々に登場する印象的な人物たちの内面に興味をそそられました。宮部みゆきの作品は初めて読んだので、このような展開にものすごく期待感を高めてしまいました。その結果として、徐々に事件の全貌が明らかになっていく展開の中で、もうちょっとそれぞれの人物像に深く切り込んで欲しかったなぁ、と思ってしまいました。あまりにもインパクトの強い前半部分に影響され、過剰に期待しすぎだった気もしていますが… | ||||
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