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理由
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理由の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全150件 1~20 1/8ページ
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とても面白かったです。 | ||||
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これだけ多数の登場人物の思いを描いた作品は初めてでした。殺人現場が高層マンション故に発生する人間関係や競売物件の占有屋など現在でもあるのかもと思いました。宮部さんの作品は、いつも世間の課題を訴えていますね。 | ||||
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とても良かった。家父長制にしろなんにせよ、古き因習に、結局はたかだか一世代くらいしか隔てられてない我々がいかに縛られてるか。 またはやっと見つけた、抱きしめていたい新たな発明とさえいえるような名もない繋がりを邪魔してこようとするか。 朗読は田中哲司で、声が抑揚が、その間が良すぎて何度か寝落ちしたけど、なんとか最後まで辿り着けたときには静かなカタルシスが訪れた。またいつか近いうちに聴くと思う。 | ||||
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やや長すぎるという面は否めないが、よく調査され面白かった。 | ||||
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装調がしっかりしている。 | ||||
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満場一致で直木賞が決まった作品だと言う。「事件当夜は雨だった」で始まる。不穏な雰囲気の一文で一気に物語に引き込まれる。 高層マンションの12階の窓の外を人が落ちた。どの部屋から?警官を呼び25階に行くと3人の死体がある。 これだけで普通の飛び降りではないことがわかるし何で家族も死んでいるのだろうと思う。しかも住人ではなくアカの他人だった。どうなっているんだ!! ドキュメンタリーのような謎解きの面白さ。それぞれの家族の人生を書き分ける作家の凄さ。直木賞作品は間違いなく面白い。 | ||||
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テレビを含むマスコミでは、やらないような暗い部分や各家族の抱える問題など、リアルな部分で本当は確実にどこかで存在しているだろう大きな問題が分かりやすく示されていて、普段の何気ない日常が幸せなんだと再認識させてくれた、色々な意味で重厚な内容だと感じた。 | ||||
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宮部みゆき作品は大体どれも面白いし考えさせられる。その中でも『理由』は追い詰められた人の心理が見事に描かれた作品。 時代を越えて今読んでも考える所が多い。 いや今の格差が広がっている社会だからこそ読む価値があるのかもしれない。 上を目指す人は「もっと上」と叫んで下を省みない。どこかで社会構造の下辺を嘲笑う雰囲気。 それはSNS時代の到来で他者の状況が綺麗なフィルターを通して見えるようになったからかもしれない。 幸せのアピール、金持ちのアピール、成功のアピール。誰もがやってしまう行為の裏側にある影の強さが増している。 『理由』に出てくる人たちの心理。なぜそれをしなければならなかったのか。改めて考えてみると人の変わらない「余裕」という言葉の意味を考えてしまう。 非常に意義ある傑作で、廃れない様相を持っています。 | ||||
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真夏の入院中に隣の方から頂き、この表紙はなかったので今初めて見ました(笑) 私は若い時に読んだので、こんなに面白い本はないと思い、何度も×2読みました。 個人的にはこの遠回り感が大好きで、サスペンスドラマ派ですが人間模様を複雑に描くと見入ってしまいます。そして冬も色々大変で辛い頃、この本を読むことだけが生きがいでしたね‥‥ もう少しだから明日も頑張ろうって思い、今思うと寝る前はこの本がないとダメでした。。 今日はこの人物周辺のところ‥‥と決めるのも楽しみでもう順番関係なく読んでいき、その感動があり生きていられる気がします。 そんな本はこれだけだったので、宮部さん、頂いた方にありがとうと言いたいです!! | ||||
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若い頃に一度読んで「すごい!」と思っていつか再読しようと思って、20年たって再読(笑)。 やっぱり良かった! 人物や状況の描写が緻密。 人の心の動き、人の行動の原因となる成育環境の設定、などが宮部さんならではで素晴らしい、圧巻! ただ、恋愛系だけは、もしや苦手なのかな?と思いました^^; 昔いろいろ読んだ記憶からですが、宮部さんの小説に流れるメッセージは「欲ばるとなにか悪い事がおきる。人間、地に足を付けて生きていくのがよろしい」というもののように思いました。 | ||||
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競売についての過剰な説明文を読んでいると、自分は今何を読まされているんだろう、と思ってしまう。確かに文章が上手く、読者に読ませてしまう力はあるが、読むと言う行為にはある程度の時間を取られるという側面があるため、作品内の説明的な部分は極力コンパクトにして欲しい。 時事的な事柄につきまとう、読む時期による時代錯誤感も同時に生じてくる問題で、上記の説明が更に後押ししてしまう結果となる。 素直に面白かったと言いたいんだけど、この人はホントに文を書くのが好きなんだろうね。競売(この場合は"けいばい"ですね)が大して話題ではない2021年の今の時期に読んだのも、この感想になった原因かも。 | ||||
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代理購入の為不明 | ||||
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面白いです。自分で読んだ時とまた俳優さんの朗読を聴くのは芝居を観ているような感じもしてとても良いです。 ちょっと長いのでまだ続きます。 | ||||
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白内障の手術をしてから、細かな文字の本が読めなくて、audibleの聴く本を知り、すっかりハマってしまいました。宮部みゆきさんの張り巡らされた伏線だらけのミステリーに2度も聴き直してしまいました。 朗読の田中哲司さんの声も素敵でした! | ||||
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ドキュメンタリー風構成で、現代日本の様々な「歪な家族」を取り上げ、猟奇的殺人事件の悲劇を描いた、社会派ミステリのお手本みたいな佳作。犯人の身勝手な犯行動機は、理解不能のように思えるのだけど、「僕もおばさんたちを殺したんだろうか」と、理解の可能性を示唆した、ラストの少年のセリフが、冴えている。淡々とした、ドキュメンタリータッチの文章だけに、なおさら衝撃的な一言だった。 完成度が高く、作者の社会派ミステリの、到達点的作品なのは間違いない。だがうまく書けてると感心はしたが、感動するまでに至らなかったのが、正直な感想。荒削りで、いろいろケチは付けられても、「模倣犯」には感動したのだけれど。 | ||||
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宮部みゆきさんと同年代です。バブルの頃に地裁の競売係にいました。窓口に毛皮を着たヤクザがやってきて、記録を持つ手がぶるぶる震えました。(私は女性です) その頃の物語です。今ではリアリティがなくても、直木賞をとった頃はリアルで切なくなりました。 ルポルタージュ形式なのは、感情を排除しないと、その気持ち悪さが表現できないからです。 29年ぶりに株価が高値をつけたというニュースを見たら、読みたくなりました。 バブルの裏側にはこんな世界がある。 つるつるしたデジタルの時代しかしらない今の現役世代には、冗長に見えるかもしれませんが。 今のこの世界にも冗長な事情をもつ人々はいるでしょう。 それをもう一度読みたくなりました。 | ||||
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遅まきながら、宮部みゆきさんの「理由」を始めて読みました。 最初はページ数が多くて文章もつまっており、また裏表紙のあらすじを読むと社会小説のようで地味な感じがしたのですが、直木賞受賞作でもあり、以前に読んだ「魔術はささやく」も結構面白かったので「読んでみるか」と重い腰を上げました。 ところが読んでいるうちに、ぐいぐい引き込まれていき、一気に読んでしまいました。 この小説のすごい所は言い尽くせない程たくさんありますが、特に以下の点。 ①小説がドキュメンタリーのような記述で、大勢の関係者からの聞き取り形式となっており、まるで実際にあった事件を扱っているかのようである。これが創作とは信じられない。モデルとなった事件はあったのかもしれないが、ここまで詳細な記述をされると本物の事件のルポとしか思えない。宮部みゆきは現代の天才作家ではないか。 ②登場する何軒かの家族描写がとにかく細かくてすごい。マンションを手放した家族、そのマンションを競売で購入した家族、マンションに住み着いた謎の家族、容疑者が逃げてきた旅館を経営する家族と、それぞれの家庭の人物描写が精緻であり、これも創作とは思えない。 最後には殺人犯の正体が明かされるものの、感想としては登場する全ての家族の欲望や情念などが大量殺人事件に結びついた気がする。家を手放さなければ殺人も起きず、競売で買わなければ起きなかった。また、住み着いた家族の特殊事情もなければ起きなかったのだから。 結局はバブル崩壊後の当時の社会状況が巻き起こした殺人事件だったと思う。 最後に、それぞれの家族の子供たち(若者)に素直で好感が持てる子が多く、この小説の一服の清涼剤となっている事を記したい。 | ||||
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最初がセンセーショナルなので読みきったが、引き込まれるような面白さは無かった。 | ||||
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可もなく不可もなくといった感じの商品でした | ||||
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朗読者が良かった。作品の中に良くとけ込める事ができた。今後も続けて利用したいと思います。 | ||||
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