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鹿の王
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【この小説が収録されている参考書籍】
鹿の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 301~320 16/18ページ
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昨年末に購入してから、約2カ月ですが、 すでに三回読みました。 それ程深い〜、濃い〜 内容です。 精霊の守り人シリーズも、繰り返し読んでいますが、 これほど短期間に何度も読む本は、初めてです。 登場人物が多くて複雑、ということもあり、 あ〜、ここはこういう繋がりだったのか、 と3度目にしてようやく理解した、 という部分もありました。 (特に1度目は展開を知りたくて、 かなり速読するので) 私の中では、 上橋さんの本の中で、 これが最高傑作❗️と思います。 | ||||
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ヴァンとホッサルの対照的なキャラクター・位置づけがまた面白く、半分を読み進めたころから2人のキャラクターが出てくるたびに愛情?を感じながらページをめくりました。 ホッサルのちょっと意地悪なところや、ヴァンの落ち着いた大人の魅力がいいです。 都会に住みながらも、自然の優しさや昔の生活の良さに思いを馳せました。 | ||||
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人種の摩擦と伝染病との戦いの中で親子になっていくもの達の描写が好きです。著者の人柄が見える気がしました | ||||
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個人的には弧笛の…や獣の…の方が断然好きです。 なんだろうな、登場人物は魅力的な人もいるのに描ききれてないような消化不良感が…。ヴァンがオキに帰るシーンでちょっと鼻がツンとしたくらいで…あんまりグッとこなかったかな。エンタメより純文に近い描き方なのかも。 ホッサルのパートがやや退屈なのはホッサルに余り魅力を感じなかったからかも…彼の口調や性格が掴みづらい。明確な悪の存在は無くてもいいけど、皆が漠然としたアイデンティティだからどこに視点を置いたら感情移入出来るかが解らないというか。 自作はもう少しハラハラするようなエンタメ感を期待したいです。 勿論、決して駄作なんかではないですよ! | ||||
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今作以外の全てを読んできましたがこの作品ほど入り込み辛かった作品は他になかったですね。 上橋さんの作品は、特に人物を深く描写することはもちろん、舞台となる土地の気候からくる気質や食べ物。それぞれの地域の抱える民族政治問題まで多角的に描写し、架空の設定の物語舞台が色や匂いまで立ち上らせてくれるすばらしい作品が多くあります。 上橋さんにかかれば物語が3Dどころか4D、5Dって感じです。 でも今回は織り込みたいテーマが多すぎて上下巻ではほうぼうに散らばって薄くなってしまった感があります。人物の関係にしてもホッサルとミラルの関係は?マコウカンの姉との関係は?ヴァンの駆けて行く様はまるで狐笛のかなたのようでしたが、あれはその後が描かれて落ち着きがあったような気が・・・ 何よりたくさんの民族が出てきすぎてどこがどの部族だったか、この王(貴)族はどういう地位だったか、どんな関係だったか、もしくは漢字が別読みだったりするのは毎回ルビのあるところへ戻ったりとか何度行きつ戻りつしたかわかりません。そのうち物語の中にのめりこむ気力を失ってしまいました。 これは守り人シリーズや獣の奏者のシリーズのように1冊ずつじっくりテーマを分けて書いていただけたらもっと深みのある物語になったかもしれません。今後は上橋さんの丁寧さにあった巻数でじっくり取り組んでいただけると私はうれしいんですが。 | ||||
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まず単純に、この頃のお話が好きです。 医学はせいぜいアロマか祈り、武器はようやっと鉄砲、くらいな時代 ちょいネタばれ↓ 妻子を亡くし、傭兵として死ぬために戦っていたヴァンが、死ねずに捕らえられるも、ある日、牢の囚人も看守も自分以外が死んでいる。。。 もう一人の生き残りの子ども(赤子?)と逃走し、住みかも見つけ一時の平穏を得る2人 ただヴァンは牢で生き残ってから不思議な力を身につけてしまった。 力というと違うかな?それと平行して医者のホッサルの物語 ホッサルは牢での集団病死を知り、病気の予防薬作成のため、生き残りと思われるホッサルを探し始める。 ある一家に雇ってもらったヴァンが、子どもとのわずかなシアワセな時をすごしたり、ホッサルのほうは(都会なので)面倒な駆け引きがあったり、ストーリー、心情、自然や動物との関係、既に大人だけどね、成長物語でもあります。 | ||||
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この本の中のような舞台設定の場合、ファンタジーやホラー的な要素が強すぎて、読む気にならなかったり、読み始めても途中で投げ捨てたりしていました。この作者さんの本も全く読んでいませんでした。 ある書評で興味を持ち、読み、引き込まれ、読み終わり、近日にない快適な読了感が得られました。 秀逸なヒューマンドラマとして捉えるべきかと思いました。 この舞台設定だとすべての人が読者にならないのが、もったいないとも思う一方、特殊な環境などを設定するからこそ、人間が描けるのかなとも思い直しました。 良い本ですね。 | ||||
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主人公男性2人は、まわりに人はいても基本的に1人きり、という感じなのが、敵であれ見方であれ色んな人に触れ、大事なものもできていく。 2人はとうとう出会い、お互い病気を止めるために動くが、ホッサルは当然医学で、ヴァンはその能力を生かし、犠牲になるの?なったの?わー | ||||
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読みはじめて広がる困惑。なんだこれは? 『守り人シリーズ』の、女主人公バルサに寄り添っていれば、目くるめくような活劇・冒険・異世界に連れていってくれたあの展開は、どこにもない。 魅力的な中年の主人公<欠け角のヴァン>は、身もこころも、深く傷ついている。 もうひとりの主人公、天才的な医術師ホッサルは、まじめだが面白みに欠ける人柄。 ヴァンが助ける幼な子ユナのかわいらしさが、物語全体に救いを与える。「ユナはどうなる、大丈夫か」という関心が、読者を最後までひっぱる動因のひとつになっている。 およそファンタジーとは似合わない、人体と細菌・ウイルスの共生が本作のテーマだ。 ここ10年以内のことだと思うが、「人間の細胞は60兆個くらいだが、体内に住みついている細菌の細胞数は100兆をこえる」とか、「細菌よりも小さいウイルスは、人体の敵でもあるが、進化を促す起爆剤でもある」とか、ほんとかよッと言いたくなるようなお話しをきくようになった。 どうやら、人体とは、細菌・ウイルスとの複合的な共生体だというのが、このごろの生命科学の最前線らしい。 これを、細菌という言葉もウイルスという言葉も使わず、ファンタジーで描く。 中世っぽい感じのする異世界に生きる人々を襲う感染症「黒狼熱(ミッツアル)」。山犬に噛まれた人間が次々と死んでいく。その恐怖とたたかう人間たち。部族間の軋轢、陰謀、テロ…。なんだかエボラ出血熱や「細菌戦」を連想させる展開。 山犬に噛まれた奴隷たちの中で、唯一生き残り、逃亡するヴァン。黒狼熱の治療と研究に没頭するホッサル。 二人の運命は「病とのたたかい」という一点で交錯していく…。 テーマが重すぎて読みにくい。 読みにくいがやめられない。 やめないで読んでいくと、爽やかなエンディングが待っている。 上橋菜穂子は2014年の「国際アンデルセン賞・作家賞」を受賞した。 『守り人シリーズ』への世界からの評価、国際アンデルセン賞受賞に乾杯。 | ||||
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獣の奏者全巻読者完了し ただいま(上)を読者中・・・ 到着日に即、読み始め・・・本が好きな子でよかった・・・ | ||||
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獣の奏者全巻が読み終わり追加購入です。 ただいま(上)を読者中・・・ | ||||
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迷っているなら、買ってください。 絶対に後悔はしません。 生きるという事への考え方が変わります。 | ||||
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物語の設定が雄大で面白く、展開が早くて手に汗握る感覚がある。 また内容の細部まで十分に吟味されており、(1年に何冊も書いている最近の有名な作家の手抜き作品と比べて)重厚感がある。2014年に100冊程度読んだ中で、最高に面白かった。 | ||||
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物語の設定が雄大で面白く、展開が早くて手に汗握る感覚がある。 また内容の細部まで十分に吟味されており、(1年に何冊も書いている最近の有名な作家の手抜き作品と比べて)重厚感がある。2014年に100冊程度読んだ本の中で、最高に面白かった。 | ||||
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It's interesting. I'll provide adveice to read in the daytime. If you read this novel from the evening, you're sure to read it to stay up late all night. | ||||
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I'm impressed by reading this novel. It made me think the future for the world. This novel goes beyond mere entertainment. I have a great esteem for the author Nahoko UEHASHI. | ||||
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NHKラジオ第一の金曜日午前中の「すっぴん」で作家御自身出演していて、最新刊としてこの本が紹介されていたので、図書館で借りて読んだ。予約を申し込んだときすでに5~6人待ちだった。本が来たとき34人待ちなので、上巻は貸出期間で3回読んで返した。おおむね良い。が、少し気になった所を記述すると、岩塩鉱で黒狼熱(その時点では未確定)発生時、王ハン候の次男のヨタルとホッサルの会話で、ヨタルが自分の父と兄について「父上」、「兄上」と敬う言い方をしていたのが気になった。というか、この鍵かっこ内はどちらがどちらに向かって話しているか判らなくなった。でも世の中には自分の身内も相手の身内に対しても敬語表現をする国があることを思い出して乗り切った。 私の住んでいる所の図書館では上下巻各4冊購入して上巻が30人待ちで下巻が2人待ちで、どうしてこうなのだろう?なにか上巻がよほど難しいのか?あるいは倫理的に見てどうなのかということが書かれているのか?と心配した。 しかし、そんなに難しいことは書いていないと思う。 ただし、最近のニュースでエボラ出血熱やデング熱についての報道を聞き、また、解説などをよく読んだりしていないとついていけないかも。 それ以外にも各国の歴史や現在の国際政治経済状況を新聞やニュースサイトなどで日々リアルタイムで脳みそを更新していないとかなりきついかな。 理想をいえば科学技術系の仕事をしていて、自分の専門分野以外の知識を更新するために、月刊の総合科学雑誌、たとえば「ニュートン」、「日経サイエンス」、「ナショナルジオグラフィック」等を見ているといちいち納得いくかも。 ちょっと事情があってここ3年分の科学雑誌を詰め込んでいるので、なおさらそう思った。 なお、アポトーシスは40年程前の創刊時位の「ニュートン」でしばしば取り上げていたと思う。 また、「ナショナルジオグラフィック」は科学雑誌というより、写真の雑誌なので、自然だけでなく、国際政治経済状況も半々位で取り上げている。アメリカの雑誌なのでどうしてもアメリカンな偏見は微妙にあるとは思うが、それを差し引くことを忘れなければ良質だと思う。ボコ・ハラムやクリミア半島のこともニュースで大きく取り上げる前に取材して出版している。 | ||||
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多様な生物との共存、多様な文化との共存。 それは難しいことなんだろうか。 この物語の主人公たちは宝物や立派な屋敷を持たなくても自分の力を十分に使い、周囲の人たちと影響し合って幸せに暮らせる暮らし方があることを示してくれている。 主人公たち、かっこよすぎます~。 脇役の名前や国同士の関係がややこしくて途中挫折しそうになったけれどそこはあまりこだわらなくてもよいように(すみません)思います。 多様な生物、多様な文化が共存しようとするときひとり勝ちはないですね。 | ||||
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上橋作品の大ファンです。 今回の鹿の王も素敵な世界観でした。 少し病気やウイルスなどの話が多いかな。 それでも、主人公のヴァンがかっこいいです。 バルサやエリンは女性目線でしたから、 今回の主人公ヴァンとホッサルの生き様やこだわりや 熱い思いや女性より完全にノスタルジックな考え方が とっても新鮮で、楽しく読めました。 上下巻だけでは収まり切らなかった感じもします。 | ||||
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おもしろい! 今年も面白い本にたくさん会えたけど、これはいいなあ~。 准看護師として働いているけど、医療関係の人には読んでみてほしい♡ | ||||
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