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鹿の王
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【この小説が収録されている参考書籍】
鹿の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 141~160 8/18ページ
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ほかの方も書いているように、守り人シリーズや獣の奏者のような「歴史物語」を期待して読むと違和感があるかもしれません。 私は「物語ること、生きること」を読んで、上橋さんの書きたい世界観・生命観に触れていたので、「鹿の王」ではその部分がとくに意識的に前面に出ていたように感じました。 獣の奏者も様々な生命のなかの人間が描かれますが、こちらが「個の総体としての社会」を強く感じさせるのに対して、「鹿の王」では「社会のなかの個」を強く意識させられました。あくまで個人の感想ですが… なので、これまで上橋さんが描いてきた「大河としての歴史」に惹きつけられてきた方には、もっと人間や集団のレベルを取り上げてほしい、という物足りなさがあるのかもしれません。 個人的には上橋さんの書きたかった生命観がよく伝わったので、星5つです。 | ||||
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読み応えありました。上橋さん、大好きです。上橋さんが描く人物に心惹かれます。 | ||||
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専門用語は多少「上」で慣れたので、上よりは読み進みやすかった。 けど、ユナが全然絡んでこないのが(てっきりユナが獣の方に「引かれ」て、子供だから理性の抑制が効かないあれこれ、があると思っていた)ちょっと拍子抜けた。異世界は壮大に広がってるんだけど「異世界を広く浅くご紹介しました」。的な読後感 多分、向き不向きがあって、自分には不向きだったらしい | ||||
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本書は「ノルマ」だなあ…と、思っていたから手を付けた。 元々その世界の「用語」が多数ある種類のお話はどっちかというと苦手(字面からなんの事か推測できる用語なら別だけど) 読み始めで一気に入って行けなかった。から、「あー…これは苦行」の予感。で、その通りになった とりあえず、相関図及び勢力図。宗教と階級制の対照表が欲しかった感じ とりあえず、諦めない医者は職務上やむを得ないと思うけど、患者に諦めさせぬ医者は身近にいて欲しくない ↑に関しては「どんな拷問だよ」と | ||||
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上橋菜穂子作品の世界は、とても重層的で魅力的です。面白く読みました。 | ||||
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「鹿の王」でも、他の作品と同様に上橋菜穂子ワールドの奥深さを感じました。読者の心に迫る魅力ある世界です。 | ||||
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いやー、泣きました。泣けました。悲しいからじゃなく、感動して。年をとって涙腺が弱くなってきたせいもあるでしょうが、本当に良い本です。特にラストは、まさかの展開で。もう消えてしまうかに見えた命が、ああ、もう大丈夫だ!そう確信させます。みんな優しい。厳しさに耐え、厳しさに立ち向かって行くなかで培った優しさです。上橋さんの作品には、本当の悪人は一人もいないようです。ただ、育った環境と立場の違いがあるだけ。不条理に流されてしまうのか、押し潰されてしまうのか、立ち向かっていくのか。ひ弱だった青年たちが、なんと最後には逞しく見えることか。本当に良い終わりかたです。読み終わったいまでも、夫婦で、あそこは良かったね、ここも良かったね、と涙ながらに語り合っています。はたからみたら、きっと、変な夫婦にみえるでしょうね。 とにかくオススメです。 | ||||
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読みにくく覚え難い造語ばかり出てきて面白く無かったです。 物語的にもパッとせず単調。 説目じみた文章がダラダラと長く読んでてうんざりしてきた。 この作者が好きで色々考察して楽しめる人にしかオススメできません。 どこが本屋大賞なのかわからないし下巻を読みたいとすら思いません。 | ||||
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この作者初めて読んだけど、私はそんなだったな…。 かたい。 もう少しくだけてたほうが私は好き。 医療とか宗教とかそういうのが嫌いなわけではないのだけど。 そういったものの説明はわかりやすいと思った。 | ||||
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上に続いて読んでみたけど、やっぱりそんなだな。 かたい…。 うまいはうまい人だと思うけど、好みでなかった。 | ||||
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ただ一つだけ、言わせていただきますと。 獣の奏者。精霊の守人の様に訳ありな男が幼い女の子を育てるとゆう展開には「またかよ・・・」と言う。呆れた、がっかりした感情が出てきました。もしかして・・・ネタ切れ? | ||||
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正直なところ、物足りませんでした。 上下2巻の長編ではあっても、より深く、詳細に語ってほしい部分が、ところどころありました。 | ||||
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上巻よりも一層、突っ込み不足を感じました。 物語をじっくりつむいでもらいたかった、という印象です。 | ||||
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これまで長編は女性の武闘派が主人公だった。そのせいでファンタジー色が強すぎたと思ったのだろうか。あるいは新しい父性を提示したかったのか。 男性を主人公に据えたことで、女性が補佐的なポジションになってしまった感もあるが、社会に取り込まれながらも生活を家族を守っていく女性たちが、いつものように食べ物や台所のまわりで、そしてしたたかに戦う女性も描かれる。 子供のいない女にも、男にも何を残せるのかという問いをさせ、血の繋がらない別の家族を提示している。 神を信じ、神を方便にしてテロに走る人がいる構図や、そしてその人達が残る同族への思いやりがあることもすくい上げる。 免疫や抗体について現代の私達には目新しくないが、現代の生き方の多様性と社会問題に目配りがされている。 人間がDNAやウイルスの箱舟でしかないというくだりは、ドーキンスの利己的な遺伝子を思わせる。 | ||||
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本当におもしろかった!自分も物語の中にいるような感覚で、分厚いけれどあっという間に読みました!生き物がいかに美しくて、絆を大切にしているか。人はどうあるべきか、こころにとても響きました! | ||||
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やはりまた大きな流れの中で生き抜く主人公達。まだ一度しか読んでいませんが、何度も手に取る本になりそうです。 | ||||
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登場するキャラクターが、とても懐かしい気持ちで後を追いたくなります。世界観も似てる。 | ||||
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面白かった。一気に読んだ。漢字の読みが不自然で困る。異郷の雰囲気を出すためなのだろうが。ラストをなぜ書かないのだろう?中途半端で終わる。せっかくこれだけ書き込まれた小説が台無し。ハッピーエンド、あるいはアンハッピー、どちらにしても書く勇気がなかったのか。 | ||||
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獣の奏者や守り人シリーズが傑作と言われるのはエンターテインメントに徹していたからだと思う 一貫して読者の方を向いて書かれているのだ。だからこそ登場人物に共感し、読んでいて何度も心を揺さぶられたのだ 本作は序盤から民族・風俗・動物・医学・政治などの世界観の説明が為され 中盤からは多くの人物が登場し、それぞれの思惑が入り乱れて物語は際限なく肥大化していく とてもではないが一読で把握しきれる物量ではない 何というか本作は全十巻くらいの作品のプロットを延々と読まされている気分になる それはそれで面白いのだが素材をそのまま出された感じを受けてしまう 上橋菜穂子程の作家ですら持て余す規模の物語の大きさは驚異的である | ||||
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守り人シリーズで作者を好きになり鹿の王も読んでみたましたが、地名、登場人物の漢字の読み方が普通には読めないので、読めない苛立だしさと登場人物の多さからくるこんがらがりと戦いながら、そして長々と続く医療 細菌話し……下の途中から飽きてしまいましたが、頑張って読み終わりました。あの夜中も読み続けた守り人シリーズとのギャップに戸惑いました。読みやすさからすると、かなり期待外れだったかなと思います。 | ||||
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