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鹿の王
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【この小説が収録されている参考書籍】
鹿の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 61~80 4/18ページ
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上橋菜穂子さんの他の作品と比べるとファンタジー要素はやや薄めだなと感じました。生き物の生とは、病気とは、医療とは、が深く描かれていて圧倒されます。いつもながら登場人物が魅力的、複雑で細かな設定(そのため最初はやや読みにくいです)、美しい日本語(特に登場人物の心情表現が美しい)。読了感も良いです。 | ||||
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良く世界観が練られている。一気読みした。 | ||||
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説明通りで、満足です。 | ||||
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4巻全て読むのに足掛け数か月かかってしまいました。 知人から「とてもいい!」と紹介され読み始めたものの、最初の頃は思うように頭に入って来ず、少し読んでは時間を空けまた戻って読み直す感じになってました。 但し1巻後半からは完全にのめり込み、残りは2日程で読み終わりました。 今の世界ではない別世界の話ではあるものの、人としての生き方、病への考え方、他を排除する心、受け入れる姿勢等、考え直させてくれるいい内容でした。 最後は「この先をもう少し読みたい!」って思える感じで終了しましたが、気持ちの良い終わり方でもあり、幸せな未来を予想させる終わり方で安心しました。 余りにもキャラがしっかりしすぎていたので、大分感情移入してしまっておりましたので。 楽しく、感動し、爽快な気持ちになれる本です。 | ||||
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ストーリーが面白いのはもちろんのことですが、心の隙間にそっと寄り添ってくれる描写があるのはいつも裏切りません | ||||
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物語の背景やストーリー、人物設定はいいが、叙述に失敗しているような気がする。 1→2→3→4巻に進むごとに面白みはいくらか増すが、最後の最後まで読み通すのにかなりの辛抱が必要だった。また、何日かに分けて読んだんだが、次の日に読むときに前までの話がなかなか思い出しにくいという経験も自分の中では珍らしかった。 読んでいると時々、今ファンタジー(の表現)に入ったんだろうな?、とはてなを点けたい部分がいくつかあり、なかなかすーっと話が入ってこない。そして物語の終わりも腑に落ちず、モヤモヤした。 最後の解説を読んで自分の理解(この物語の筋の理解)は間違っていなかったんだとようやく思えた。 | ||||
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物語としてはさして盛り上がりも無く淡々と進んで行く感じだった。 2人の主人公がいろいろするんだけどこれがつまらない。 毎回ようやく盛り上がってきたかなと言う所で話が中断され別の主人公の話になってもう、なに?って感じ。 また登場人物も後半にかけてどんどん増えて行くところで、頻繁に主人公の切り替えがあるため誰が誰だかわからなくて、もう途中から内容が入ってこなかった。 もうすこし感情を揺さぶるような物語かなと勝手に思ってたけどなんか思ってたのと違った、もうやだ感想文辞めたい。 | ||||
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私がエゾシカの角を頂いてから、鹿に関しての神社や伝説等いろいろと漁っている中で、アマゾンを開いてみると、そこに「鹿の王」が現れました。鹿は神の使い「しんし」として古代より祀られ、現代に至るまで丁重に扱われていますが、その背景にある自然観が伴っていないと、お煎餅をねだるただの鹿か作物荒らしの害獣扱いとなってしまいます。これを読み出すやいなや、これだ!これだ!!と思わず叫びたくなるほど、だらけた脳にいきなり迫ってきました。これぞ人間の持つひ弱な欲望を遥かにしのぎ、登場する獣達と共に宙をも駆け巡る様な、形あるものから細胞の欠片へと変身する様な、自然のパワーの中にまだ見ぬ自己が全開している妄想に囚われました。読後も自然の香りが身体に染み付いて、いい気持ちです!!さぁー飛鹿にまたがって宙へと行くぞ~~~。 | ||||
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単行本で読んだが、再読。異世界なのに、すぐそこにこの世界があるような思いに囚われる。素晴らしい作品だ。 | ||||
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再読しての感想ですが,さらに感動が深まりました。1度目は造語や人の名前に突っかかって理解するまで時間がかかり、ストーリーはとてもよいと思ったのですが,ちょっと読みにくさも感じていました。1年ぶりに再読し、基礎知識ができていたので世界観にどっぷり浸かれて,感動が増しました。死生観にも共感するところが有り、人の中で生きることに対して勇気をもらいました。 | ||||
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どうだろう?ちょっと私には話しが複雑になりすぎてサクサク読めない。読み進みが遅くなった。話しが魂と体の幽体離脱的な話しと科学お話と入り混じっています。確かに精霊の守人もその傾向ありますが、あちらの方がストーリーがよい | ||||
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ラストが曖昧過ぎて残念。話も心理戦の裏の裏を読むようなひねり過ぎ感が私には強い。 | ||||
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1巻目はいいんだけと3巻あたりはもう口説い感じ 3巻あたりはかなりオカルト入ってきます | ||||
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4巻目にして、「鹿の王」の意味がはじめて分かります。 群れを助ける為に、命を張って群れを逃がす飛鹿。 <犬の王>ケノイが死んだ事で、黒狼熱(ミツツアル)が広がる心配はもうなくなったと思われたが、谺主(こだまぬし)から、移住民が半仔(山犬と黒狼を掛け合わせた)に襲われ亡くなったと聞き、まだ終わっていない事をしる。 皇帝の眼となり視察に来る「玉眼来訪」へトマ達が行った事をしり、嫌な予感がよぎる。 たくみに操る得物を落とすことで相手を油断させる「取り落とし」。ケノイの死はそれではないかと考え、玉眼来訪へいき、オーファンの火弾自爆をなんとか抑えるが、それこそ「取り落とし」だった。 ヴァンの父の言葉がいい。いちいち胸にしみる。ヴァンの父のいう「鹿の王」の話が一番よかった。 シカンやリムエッルの思惑がからみ、意外な結末へ。。 なんとなく中途半端に終わった気がしました。続きが気になる。 あえて、この終わりがいいのかな。 面白かったです。でも、やっぱり続編が読みたいです。ユナの今後も気になるし。 | ||||
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御前狩りに、黒い犬が乱入し、次々と噛みついていく。 東乎瑠人だけが死に、アカファ人は死ななかったことで「アカファの呪い」がささやかれるようになる。 誰かが犬を使って病を広げているのが浮き彫りになってきます。 誰が!?何のために!? ヴァンの「人は、自分が思いたいことに飛びつくもんだ」というのに納得。 オタワル王国を滅ぼした伝説の疫病・黒狼熱(ミツツアル)の可能性が浮上し、医術師のホッサルが調査に出るが襲われる。 ヴァンとユナの体の変化を、谺主(こだまぬし)が<裏返し>という。裏返ると人と違う目や鼻をもつという。 この説明が分かりにくかったです。ただ、ヴァンが裏返ると、黒い犬たちと繋がるという事と、ユナも黒い犬を感じて、人よりも五感が鋭くなるような感じがしました。 崖から落ちて行方不明になっていたモルファのサエがあらわれた事に驚きました。生きていた事にホッとしましたが、何か裏がありそうで…敵なのか味方なのか。 ユナがさらわれ。。 オタワル帝国の<奥仕え>や、土地を追われた火馬の民(アファル・オマ)など、色々な立場の人間の思惑が動きますが、まだ謎も多く分かりにくい部分もあります。 黒幕は誰なのか、気になる中、3巻へ | ||||
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この巻で、黒狼熱(ミツツアル)の謎が分かってきます。 でも、黒狼熱は偶然の産物のようなもので、恨みの念にとり憑かれた者の手に渡るとこんなふうに使うのかと恐ろしくなりました。 「病んだ獣に女も子供も赤子も関係なく噛ませて、その生死を神の御意思と見る、その異常さに、彼らは誰一人として気付いていない。」 「神というのは便利な理屈だ」 「自分たちが思いたいように思わせてくれる神が、都合の良過ぎる方便である事を、彼らが認めることは決してないだろう。」 ヴァンの思いが痛いほど伝わってきます。 戦争は、沢山の傷を残すものだと改めて思います。 火馬の民(アファル・オマ)の妄執、アカファ王の思惑などがからんできて、ヴァンもホッサルも大きな渦に巻き込まれていく。 火馬の民を止めることはできるのか。モルファはどうかかわっているのか。 明らかになった部分と、謎が残る部分とがあり、先が気になります。4巻へ | ||||
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「守り人シリーズ」「獣の奏者」のファンです。 読み始めた感想は、読みにくい… 国と人名が、カタカナと漢字が混在して頭に入りにくく、何度も人物紹介を見直しました。 ですが、読み進めていくうちに、主人公のヴァンは、あらすじから想像したような人物と違っていて、死を見つめる暗さの中にも情があり魅力的でした。 成り行きで出会い助けた、トマやその家族たちとの交流がとてもよかったです。 ただ、ヴァン自身が静かで感情的にならない人物なので、いまいち魅力が外に伝わらない所のが残念。。。そういえば、「獣の奏者」のエリンも暗かったな。。 オタワル王国を滅ぼした黒狼熱(ミツツアル)がなぜ発生したのかが鍵になるようです。 ただ、医術に関する説明が難しいので、少し読みにくさはありました。 アカファ国を征服した東乎瑠(ツオル)帝国のアカファ領主・王幡(オウハン)侯の次男・与多瑠(ヨタル)が、「獣の奏者」の大公(アルハン)の長男・シュナンとかぶり、温厚で聡明な指導者として魅力的で好きです。 なにげに、飛鹿(ピュイカ)もいい。 岩塩鉱を襲った犬は何なのか。犬に噛まれた唯一の生き残りのヴァンとユナはこの先どうなるのか!気になります。二巻へ | ||||
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ボリュームもあるし巻数もあるし読み切れるかな!?と思いましたが 好きな作家さんがすすめていたので読みました!! 杞憂! あっという間に読破です。 世界観に圧倒されます! | ||||
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だらだらと読んだが、医療系の仕事してるからか何もかもがどうでも良い話に読めた。規模が大きければまだしも、四巻使ってこんなけ?の話だった。 | ||||
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全巻読んでの感想です。 なんだろう・・ 守り人シリーズや獣の奏者のような高揚感や先が気になると言う感じがない。 簡単に言えば読みにくい。 今までの作品のような内から外、人物の成長や国同士の発展などの躍動感はなく、国の内側、体の内側と内向的に進んでいるため、全巻読み終えた後も印象が薄い。 内面的な描写を重視しているせいか、政治的な背景や歴史、部族間の出来事が頭に入りにくいうえ、登場人物全員のイメージがつかみにくい。 最終的には国同士の事も部族間の事も何の解決もしないまま。 まぁそれでも生きていくということはそう言う事だ、と著者は示しているのかもしれないけれど。 ファンタジーとして読んだらいいのか医療や生命と言う問題提議として読んだらいいのか、どっちつかずで純粋に物語として楽しめなかった。 | ||||
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