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鹿の王
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【この小説が収録されている参考書籍】
鹿の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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読んだタイミングもよかったのか悪かったのか。積んでいたためにコロナ後の今頃に読みました。 病原菌だの薬だのの知識はもはやネット、テレビでお腹いっぱい見聞きしてるので なぜこんな話をわざわざ異世界の別単語で復習しなければならぬのか? という心境に。 ストーリーラインも死が間近にせまりはじめた高齢者には響くのかもしれませんけれども、死とは…と何度も繰り返されてうっとうしいという感想。 私は病気の祖父母を医療で助け老人ホームで延命させるのは、自然に反することだろうとは思うけれども、生きてほしいという己のエゴのために生きてもらっているというのは自覚している。 死とはほとんど残される者にとっての試練だと思う。 同じ話を繰り返すことも多く、だいぶ飛ばし読みした。 とても好きな作者さんだっただけに、飛ばし読みができるほど内容が推測可能なシーンが何度もあるのは大変ショックでもあった。 ただ作者さんの異世界に飲み込む空気感は健在で、別世界を味わう楽しさはありました。そんな作りこまれた空気感は楽しかったです。 | ||||
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はっきりとオチを書かない作者多いけど、ほんとやめてほしい。 ただ一文笑顔のシーンを入れてくれればいいものを。なぜ。 漫画の描き方で誰ぞかが「最後は笑顔で〆るべし」というのがあったけれど、そのエンターテイメント性と読者サービス精神のありがたさがよく分かった。 小説の作者はにおわせエンドが多くていやだわ。 作品の世界観、作りこまれた別世界に呑み込むパワーみたいなのは健在でそれは楽しかったのですけれど、ストーリーは普通にただの理科の勉強の復習が多くてしんどかったです。 私は理科が好きだったので、いまさらこんなこと読まされてもなと…。100点取れるようになったテスト範囲の教科書読まされてるような感じが、せっかくの面白さから私の心を萎えさせていく。 説明も繰り返しが多く、この作者さんこんなに悠長だったっけ?と疑問に感じたほど。 また守り人シリーズでもそうだったけれど、作者さんは運命というものがなんか嫌いなんだなっていうのは伝わりました。 私は逆らえない運命よりも「自分がどう決断するかで人生は大きく変わる」方をひしひしと感じる経験が多いので、あらがえない運命がむかつくっていうのには疑問がわきます。 作者さんはまじめだから、正しい方を選ぶしかないって思ってるのでしょうか。成功者だからこそ、運命の流れを普通に感じてそれに乗って生きておられるのでしょうか。それゆえの抵抗感でしょうか。 私は間違った選択をした人の被害にあったり、己の知識不足で正しい方を選べなかった経験をしてきたので、悪い方を選んだ場合も運命と呼べるし未来は続くし、運命は定まったものではないと思いますね。 それを選ぶしかないと思う生き方をしてきた人が、それを選ぶべき場面に立ち会うというのは、運命ではなく希望ではないでしょうか。 その人が過去のどこかで死んでいたら、その希望は存在しなった。失敗の運命しかなかった。それだけのことです。 コロナを日本は2020年になってすぐ、中国人入国禁止処置ができればだいぶ防げたけれど、そうはならなかった。それは、それができる人がこの国の中枢にいなかったという、希望がなかったパターンだったというだけだと思います。 日本の中枢にもし台湾のごとくコロナ対策ができる政治家がいたとして、その人がそれをするのは運命ではなく希望であり、その人の気高い選択、生き方だと思います。 | ||||
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映画化ということで読んでみた。魔王を倒す戦闘ファンタジーではなく、疫病が主体の地味目な作品。1巻に関しては序盤といった内容で映画でも15分程度に端折られそうな物語。作品としては説明が多いのが難だが派手さがない割にはそれなりに読める。 | ||||
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物語も中盤に差し掛かりストーリーの中身が見え始めてくるが、同じような地味な展開が続くため中弛みも感じる。 | ||||
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物語もいよいよ後半に突入。謎の解明や主要人物たちの出会いが描かれる。残念なのは西加奈子の解説に4巻の内容が含まれネタバレしていること。 | ||||
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シリーズラスト。世界観の説明が細かくうんざりするが物語はシンプルでキャラクターも立っておりそれなりに読めた。最後まで物語は大きく波打つことはなく病を中心に回っていた。 | ||||
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最初はとても面白いのですが 後半になると口説いです。 まぁ無料なら充分ですかね。 | ||||
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鹿の王になる鹿 かっこいいですね。 奈良の鹿は可愛いです。 | ||||
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試し読みですがおもしろくて引き込まれてしまいました。 おもしろいのでおすすめです! | ||||
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飛鹿って実際どのような普通の鹿と違うのかとか、トナカイとか、わかりそうでわからない。 ミルクも、牛とヤギの差は知っているけど、シカ類はよくわからない。 ちなみに、トナカイになたムースのハンバーガーをカナダで食べたことあります。1回食べただけで、同席者との会話が忙しかったので、味は全然覚えていません。 それはともかく、巻末の解説が余分。書店の人の視点から書かれているためだと思いますが、作品をより楽しむ助けになりません。 | ||||
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面白かったです。 ただ、場面がパラパラ変わることと聞き慣れない名前の登場人物、また登場人物自体も多いことで、えっと誰だっけ…とページを戻ることが何度かあり、読み進めるのが楽しくなってきたのは下巻を目前にした頃でした。 物語自体はとても構成が練られていて、登場人物のどの人をとっても感情移入できるような面白い作品です。 もう少し物語の導入が簡潔であれば…と思いつつ、もう一度読み直そうと思います。 | ||||
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獣の奏者とか大好きで何度も読み返してきました。この作品は、いろいろ著者の中でも消化不良だったのでは。なーろっぱじゃないですけど、登場人物の視点や価値観の時代感が近世くらいから近代くらいまで入り混じっている感じで、疫学的にそこまで理解できる人たちが作る社会が、こんな風になるかな?という違和感がぬぐえませんでした。「骨太なファンタジー」を期待して読み始めなければ、別に気にならなかったんでしょうけれど。 | ||||
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各地域の位置関係、登場人物のその地域との関わり合いなどが詰め込みすぎで分かり難い。自分の読解力や記憶力が欠如しているかもしれないが、獣の奏者や守り人シリーズに対しては全くこのような事は感じなかった。あまり気にせずに大きな流れのポイントを抑えながら読めばおもしろいと思います。 | ||||
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どうだろう?ちょっと私には話しが複雑になりすぎてサクサク読めない。読み進みが遅くなった。話しが魂と体の幽体離脱的な話しと科学お話と入り混じっています。確かに精霊の守人もその傾向ありますが、あちらの方がストーリーがよい | ||||
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(上下巻通してのレビューです) 生物とか政治とかこういう話はいくらでもあるし、キャラが特に魅力的なわけでもないし、かといって文章に力があるわけでもない。最後まで飛び立てなかった感じです。 | ||||
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フォースと共にあらんことを。 ちゃ~ん‼ 私が犠牲になれば、他のみんなが助かるなら、私は喜んでこの命を捧げます。 そう想う貴方の考えは、ただの自己欺瞞でしかなく、神は何ら犠牲を求めない。 私が身を挺することが、正義であり、仲間を助ける唯一の道と考えるは愚者の道であり、真の勇者とは皆が生き残る道を模索する者のこと。 すべての“生”を望み、叶えようとあがき、もがき、苦しむことは美しい。 すべては神の思し召し。 人間の思惑通りになるほどに、自然は、生き物は、優しくはない。 愚かなるは、思い通りになると考える甘さであり、神をも、己の下僕と想う人間の愚かさ。 コソタク・マヤタク。 「子連れ狼」的ラストとなれば、やっぱりこのマントラが。 「コソタク・マヤタク」:死地に赴き、無事に生還するために。 | ||||
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さすがにもう、と思いつつ、まだまだ終わらないエンディング ファンタジーの世界から抜けられなくなりそうな自分 それでもページはめくられてゆく感覚 | ||||
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図書館で借りて読みました。上下巻で1100ページ。 私の読むスピードではだいたい1ページで1分でした。 なので読み終えるまでに18時間。映画なら9本分です。 まぁまぁ面白かったですが、後から考えて映画9本見たほうが良かった気がします。 前から気になっていたので読めた達成感を上乗せしてやっと「読んで良かった」です。 ファンタジーに属するようですが、超常現象は控えめでした。 上巻は伏線パートであまり乗れませんでしたが、下巻は謎解きパートで早く読めました。 ですが、同じ作者の別の本を読む気にはなれません。 物語は面白かったのにそう思ってしまうのはやはり、必要のない文章の多さです。 この本の中には抜いてもさして問題のない文章がわんさかあります。 30%くらい抜いても物語の本筋と面白さの成分を99%残したまま、ちゃんと成立した本ができると思います。 | ||||
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重厚感溢れるファンタジー小説かつ医療小説。 雰囲気としては舞台は中央アジア、漢字の国に虐げられ、 西の山向こうには別の異教の強国が迫っている、というプロットです。 現在は医療は保護されているが、祭司からは疎まれていて、 政治状況によっては医療が再び迫害されるかも、 という状況での若い医師が主人公の一人になっています。 4巻の著者のあとがきからもその真面目さがひしひしと伝わってきますが、 重い歴史的背景をファンタジーとして描くことで知らない、読み慣れない 片仮名語が多発する読みにくい話になってしまいました。 読んでいけば慣れるので、読み飛ばすくらいの気持ちで まずは読んでみるのがいいでしょう。 気に入った人は数回読み直すようですし、二度目ならよくわかるはず。 二巻まで重くて読みにくいです。 三巻以降は一気に話が進むので、できれば辛抱して読んでみてください。 | ||||
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モデルとしては中央アジアが舞台っぽいファンタジー&医療小説第2巻。 まだまだ背景を丁寧に描いている所なので読みにくく感じもしますが、 3巻以降は一気に物語が動くのでどうか御辛抱を。 ウイルス,免疫,アナフィラキシーショックを 一切、現在の用語を用いずに、話の流れで説明していくのは見事です。 ネズミの記憶力についての実験は 実際に動物行動学で用いる”モリスの水迷路”が誤謬なく紹介されています。 | ||||
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