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鹿の王
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【この小説が収録されている参考書籍】
鹿の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 1~20 1/18ページ
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鹿の王4巻読了。菌を使い復讐した流浪の民の絶望と、病に人を冒すことを許せないヴァン。皆を救うため獣となり消えていったヴァンを今度はオキの民、移住民、沼地の民、モルファが「家族のように寄り添って」追いかけて深い森の奥へ消えていくラスト。人は支え合い生きていく。その深さが胸に残る本でした | ||||
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面白すぎて一晩であっという間に読んでしまいました。自衛権、民族自決、ナショナリズムなどの政治的原則を落とし込んだ(と思っている)本書。「病」を使って故郷を取り戻そうとした少数民族、火馬の民の絶望と、その狂気を利用しようとしたアカファ。一方で「病」は変異してしまい、移るはずのなかった辺境の民に広がり始めます。火馬の民に心情をよせながらも「戦は自らの手を汚してやるものだ。おのれの身の丈で、おのれの手の届くところで」と疫病を兵器として使うことは許されないヴァンは火馬の民に説きます。少数民族として報われる未来を取り戻したい火馬の民、壮絶な人生を生きながら、火馬の民とは相容れない倫理観を持つヴァン、そして医療的アプローチをとる医師ホッサル。私たちの現在地が正しく理解できる、そういう気がします。 | ||||
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固有名詞が判別しにくく、人物名のページをコピーして読みました。 | ||||
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鹿の王1巻読了。感染症から単を発す宗教的vs科学的死生観に引き込まれる。幼子と共に死地から逃げる奴隷のヴァン、神業のような後追いの技術を持つが、「この女はこの仕事に向いていない」と言われるサエ、病から人を救うために生きる誓いを立てたホッサル。様々な倫理観が埋め込まれてる。 メモに残すとこ: ・「他者を生かすことで自分も生きる。他者を幸せにすることで自分も幸せになる」それは祈りのように聞こえた。 ・供儀の支度が始まるとヴァンは集落を離れた。弱い仔を間引くのを見るのがつらかった | ||||
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主題は民族間の対立等医療に止まらない。なぜ疫病が蘇ったのか。医術師ホッサルは辺境に赴き、この疫病が辺境に追いやられた移住民が報復のためわざと蘇らせたのではないか疑いを持つ。病はあまりにも不安定な武器だというホッサルの知性は民族間の憎悪を抑えられるか。第3巻に続く | ||||
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ふと、本屋大賞の過去の作品が かになりました。 そこで、 調べたところ、 比較的新しい 受賞作の、本作品が 入手したく なりましたけど、 コンディションが良いし、 帯もついてまして、 満足しております。 取引きできて嬉しいです。 ありがとうございました。 【笑】 | ||||
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3巻を読む前に気をつけなければいけない。 確実に寝不足になります。 1巻2巻も面白いんですけどね。 ただ 3巻の半ばからジェットコースターで駆け下りて、回転加速度展開する面白さになります。 | ||||
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最初は複雑な登場人物と奇想天外な時代背景を理解するのがたいへんてした。でも一巻を読み終わると次が気になって、あっという間に読了しました。続きが知りたい気持ちをおさえています。5巻〜を是非おねがいします! | ||||
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新品を購入したのですが明らかにボロボロのものが届きました、、、 絶対中古ですよねこれ、現在カスタマーに相談しています。購入される方はご注意ください | ||||
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読んだタイミングもよかったのか悪かったのか。積んでいたためにコロナ後の今頃に読みました。 病原菌だの薬だのの知識はもはやネット、テレビでお腹いっぱい見聞きしてるので なぜこんな話をわざわざ異世界の別単語で復習しなければならぬのか? という心境に。 ストーリーラインも死が間近にせまりはじめた高齢者には響くのかもしれませんけれども、死とは…と何度も繰り返されてうっとうしいという感想。 私は病気の祖父母を医療で助け老人ホームで延命させるのは、自然に反することだろうとは思うけれども、生きてほしいという己のエゴのために生きてもらっているというのは自覚している。 死とはほとんど残される者にとっての試練だと思う。 同じ話を繰り返すことも多く、だいぶ飛ばし読みした。 とても好きな作者さんだっただけに、飛ばし読みができるほど内容が推測可能なシーンが何度もあるのは大変ショックでもあった。 ただ作者さんの異世界に飲み込む空気感は健在で、別世界を味わう楽しさはありました。そんな作りこまれた空気感は楽しかったです。 | ||||
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はっきりとオチを書かない作者多いけど、ほんとやめてほしい。 ただ一文笑顔のシーンを入れてくれればいいものを。なぜ。 漫画の描き方で誰ぞかが「最後は笑顔で〆るべし」というのがあったけれど、そのエンターテイメント性と読者サービス精神のありがたさがよく分かった。 小説の作者はにおわせエンドが多くていやだわ。 作品の世界観、作りこまれた別世界に呑み込むパワーみたいなのは健在でそれは楽しかったのですけれど、ストーリーは普通にただの理科の勉強の復習が多くてしんどかったです。 私は理科が好きだったので、いまさらこんなこと読まされてもなと…。100点取れるようになったテスト範囲の教科書読まされてるような感じが、せっかくの面白さから私の心を萎えさせていく。 説明も繰り返しが多く、この作者さんこんなに悠長だったっけ?と疑問に感じたほど。 また守り人シリーズでもそうだったけれど、作者さんは運命というものがなんか嫌いなんだなっていうのは伝わりました。 私は逆らえない運命よりも「自分がどう決断するかで人生は大きく変わる」方をひしひしと感じる経験が多いので、あらがえない運命がむかつくっていうのには疑問がわきます。 作者さんはまじめだから、正しい方を選ぶしかないって思ってるのでしょうか。成功者だからこそ、運命の流れを普通に感じてそれに乗って生きておられるのでしょうか。それゆえの抵抗感でしょうか。 私は間違った選択をした人の被害にあったり、己の知識不足で正しい方を選べなかった経験をしてきたので、悪い方を選んだ場合も運命と呼べるし未来は続くし、運命は定まったものではないと思いますね。 それを選ぶしかないと思う生き方をしてきた人が、それを選ぶべき場面に立ち会うというのは、運命ではなく希望ではないでしょうか。 その人が過去のどこかで死んでいたら、その希望は存在しなった。失敗の運命しかなかった。それだけのことです。 コロナを日本は2020年になってすぐ、中国人入国禁止処置ができればだいぶ防げたけれど、そうはならなかった。それは、それができる人がこの国の中枢にいなかったという、希望がなかったパターンだったというだけだと思います。 日本の中枢にもし台湾のごとくコロナ対策ができる政治家がいたとして、その人がそれをするのは運命ではなく希望であり、その人の気高い選択、生き方だと思います。 | ||||
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表紙の角擦れて、帯も汚れて切れていました。 本側面も引っ掻き傷がありました。 新品なのに、保管状況がよくないのが残念でした。 | ||||
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表紙に擦れ傷が多数見られました。 中古品かと疑いました。 本をそのままの状態で入れての配送なので 袋詰の際に擦れるのだと推測します。 以前はもう少し丁寧な取り扱いでしたが 人手不足なのでしょうか、残念です。 | ||||
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最終巻まで読んだ方ならいまさら上橋先生の文や世界についてお伝えすることもないと思いますので、個人の感想です。 もちろん、優れた作品であり本屋大賞を受賞するに相応しい作品であるということは前提にあるのですが、本を読み終えたときに、この素晴らしい世界が閉じてしまった感覚がありました。余韻に浸る時間が短いと感じた、ということになりますが、それは物語の締めくくりが少し駆け足気味だったからなのか、それとも結末の好みの問題なのかはわかりません。ただ、もう少しこの世界に没入したかった、というのが最初の感想でした。また読み返したら評価は変わるかもしれませんが、ひとまずは星4つ、とさせてください。 素敵な作品でした。上橋先生ならびに出版に携わった皆様、ありがとうございました。 | ||||
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情景がありありと描かれている点が特に素晴らしいと感じました。くどくならないように焦点の合わせ方を都度変えながら描かれているため、本の中の世界に自然と引き込まれます。情景のみならず登場人物の心情や所作についても同様で、慎重に、あるいは大胆に。 ぜひ読んでみてください。 | ||||
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本書の魅力は、飛鹿の設定と王の定義にある。 国同士と諍い、病いと薬が中心に据えられては見えるが、それらは、飛鹿と王を描くための設定にすぎない。 2022年にアニメ映画化されたが、この壮大な物語を高々2時間の枠に納めようとするのは土台無理な話しで、残念な思いを抱き観ることになった。できれば、Netflixの長編ドラマ枠で観てみたいものだと思う。 | ||||
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映画化ということで読んでみた。魔王を倒す戦闘ファンタジーではなく、疫病が主体の地味目な作品。1巻に関しては序盤といった内容で映画でも15分程度に端折られそうな物語。作品としては説明が多いのが難だが派手さがない割にはそれなりに読める。 | ||||
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物語も中盤に差し掛かりストーリーの中身が見え始めてくるが、同じような地味な展開が続くため中弛みも感じる。 | ||||
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物語もいよいよ後半に突入。謎の解明や主要人物たちの出会いが描かれる。残念なのは西加奈子の解説に4巻の内容が含まれネタバレしていること。 | ||||
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シリーズラスト。世界観の説明が細かくうんざりするが物語はシンプルでキャラクターも立っておりそれなりに読めた。最後まで物語は大きく波打つことはなく病を中心に回っていた。 | ||||
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