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ぼぎわんが、来る
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ぼぎわんが、来るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全186件 181~186 10/10ページ
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とても面白かったです! 普段ホラーを読まないのですが、知り合いの勧めで購入いたしました。 ホラー初心者ということもあるかもしれませんが、とにかく怖い!! 読んでいて怖くて思い切り本を閉じてしまって慌てました。夢にも出てきてうなされました。 でも怖さだけではなく読んでいて誰かと感想を言い合いたいなあ・・・!!と強く思ってしまうほど面白かったです。 男性女性、どちらの感想も聞きたいです。特にあの人物について・・・。 思わず人に勧めたくなる作品でした。 「ぼぎわん」以外に、人間模様が本当に面白くて、普段純文学を中心に読むのですが、ここまで登場人物が読者を巻き込んで物語に引き込ませられたのははじめてでした。私がこの作品で一番面白いと思ったのはここでした。 「ぼぎわん」は死ぬほど怖くて凶悪で最後の最後までハラハラし、一気に読んでしまいます。 文章もとても読みやすく3時間ちょいぐらいで読み終えてしまいました。 怖いのがただ怖いだけではなく面白いと知った作品でした。 また、読んでいて映像的に見えたといいますか、映画化して映像と音で怖さを体感したいです。 作者の次の作品に期待です。できたら野崎、真琴、琴子がまた出てくる作品が読みたいと思いました。 | ||||
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ストーリーとしてはよくあるパターンだが文章がなかなか秀逸で一気に読破してしまいました 読んでる最中はあまり深く考えなかったのですが読み終えてから色々考察してみようとすると背景の粗さが気になり多少興醒めしてしまうかもしれません もし映画化でもしたら確実にB級ホラーになってしまうであろうため、深く考えずに書籍でホラーエンターテイメントとして読むほうをおすすめします | ||||
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ホラーは苦手で滅多に読まないのですが、 敬愛する宮部みゆき先生や各選考委員のみなさんが絶賛されていたので、 勇気を出して読んでみました。 この怖さはグロイ怖さというより、エンタメの怖さ。血が出るから、人が死ぬから、ではない、 読者を魅了する怖さだと思いました。 1章のラストが一番怖いという声もありますが、個人的には、話し手の変わった2章が怖かった。 それぞれが正しいと思うことをしているのに、すれ違いがやがて憎悪に変わる。 しかもそれが、夫婦の間で渦巻く、という展開。 ホラーでありながら、随所にミステリ的な布石がちりばめられており、 何度か前の方のページをさかのぼって描写を確認することになります。 うまいなあ。 現代テーマと古い言い伝えの融合。 深層心理で抱えている何とも言えぬ思いを言語化したり、 逆に、文字によって異様な世界観を描くことにも成功しています。 琴子のキャラがもっと影があって弱さも感じさせるものであったなら、 相当なカタルシスを得たと思いますが、それはちょっと欲張りすぎですかね。 でもおそらく、この本が、今年のマイベストになりそうな予感。 | ||||
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私もホラーは読みませんが、これは面白かった。 1番素晴らしい点は、くどくどした説明がなく、非常にスピーディーに展開することです。 人間自体の怖さも描写され、単に「怖いものが襲ってくる話」ではないところも引き込まれました。 | ||||
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最近本読んでなかったんですが、とある紹介文で気になってチャレンジ。 そんな私でも、軽妙で無駄のない文章で、あっという間に読み終えてしまいました。 全3章、それぞれ異なる登場人物の視点で、ある怪異が語られていきます。 個人的には1章と2章の表裏というか、1章である人物に対して感じた違和感が、2章での別の人物によってはっきりする構成が面白いと感じました。 それによって明らかにされる◯◯関係のすれ違いが、またリアルでいやぁな感じにしてくれます(褒め言葉)。 思わず我が身を振り返って、大丈夫かな?とか不安にされました。 その後の、いわば答え合わせの3章も面白いですが、ここだけノリがちょっと変わります。 怪異の正体が判明していく描写は、丁寧で面白いんですが、ちょっとチートすぎる人物が浮いてしまってるのかな?1人だけラノベの登場人物が加わってしまったというか・・・。 それだけが私は気になりましたが、とにかく怖いのに先が気になりすぎて止められない、面白い作品であったのは確かです。 作者の次回作にも期待!!ですので☆5です。 | ||||
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ホラーとはいえ、グロさを前面に押したものでは全くありません。 多少人が死にますが、その描写に目を背けたくなるうげーという感じはありませんでした。 それに、後ろ向いたら立ってた!みたいな心臓によろしくない恐さとも異なり、 じわじわ、徐々に、という感じで、 そういう意味でも、講評でもあった「広範な読者にアピールする力を持った」本だと思いました。 素直な感想として、 え、なんか、やばいよ・・・という薄気味悪さから始まり、 げ、く、くーるー!き、きたー!というハラハラ感。 え、えー!というビックリ感。 全体を通したスピード感。 これらのエンターテインメント性で十分楽しめますが、 この小説はそれだけじゃありません。 この小説の大事なテーマに考えさせられます。 独身の方、子育てしてる方をはじめ、老若男女を問わず、 共感できる人、思うところがある人、多いんじゃないでしょうか。 私は大いに共感、反省する部分がありました。 ホラー小説を読んだあと、ホラー映画を見たあと、なんかゲンナリすることも時にありますが、 この本を読んだ後は、明日の一歩が、また違う明るい方向に向くような、 そのための努力を少しずつでもしていこう、と。 これらをこの1冊に詰め込んで、最後まで飽きさせずに読ませた筆者に、拍手を送りたい。 デビュー作ですが、違う作品にも登場して欲しいキャラ、スピンオフ的要素、いろいろ期待も膨らみますね。 何回も読むと疑問点も出てきますが、何回も読もうという気になる筆力、展開力に、今後が楽しみです。 | ||||
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