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ぼぎわんが、来る
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ぼぎわんが、来るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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劇場CMをみて気になっていたけれど、その予習として購入しました。 ホラー小説という分類になっています。しかしベースにあるのが人間ドラマ(ドロドロとした感情から、家族愛)、それに日本の昔の風習・文化要素やオカルト要素がほどよく加わることで、不気味さを感じつつも「続きが気になる」内容となっています。あ、あとライトノベル要素もありますよ。 全部で1-3章に分かれています。1章は旦那さん視点(映画では妻武器さん)、2章は奥さん視点(映画では黒木さん)、3章はライター視点(映画では岡田さん)で物語が書かれています。 特に印象に残っていたところですが、登場人物によって物事の捉え方が全く異なるところです。最初に旦那さん視点で物語を読み始めることになるのですが、その時点では「へー、旦那さん家族のために必死だなあ」という印象でした。しかし2章になって奥さん視点になると、旦那さんが悪気なく・良かれと思ってやったことが全て裏目にでていたことが明らかになり、恐ろしく感じました。それでも映画では夫婦の関係は完全に冷めきっている設定になっているようですが、原作では奥さんが「嫌な夫だったけど、それでも彼は家族を守ろうとしてくれた」という感情をもっているようで、幾分救われたようにも思います。 ただ・・他の方のレビューでもありますが、3章になってガラッと作風が変わってきます。最強の霊能者(映画では松さん)が本格的に加勢するのですが、一気にライトノベルなどでありそうな内容になってしまいます。まあオバケとバトル(しかも幾分地味な)してもいいのですが、バトルものを活字で表現するのはなかなか厳しいかなあ・・と思いました。映像化されることで幾分改変がありましたが、正しい判断であったと思います。 ケチをつけるようなことを書きましたが、それでも本作は読み手を飽きさせない内容になっています(少なくとも3章までは)。私は普段小説を読まないのですが、1日で一気に読みました。映画が気になる方は目を通されてみて損はないと思います。 | ||||
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そこそこ怖くて、結構おもしろかったです。それ以上でもそれ以下でもなかったです。 ただこの著者の作品はもう読まないと思います。 ぼぎわんの描写はおどろおどろしくて、読んでるときは怖いんですけど、あんまりあとに残らない怖さです。人物や風景、モノの描写とかあんまり無くて、ちょっと安っぽいなと感じました。 角田光代さんの「紙の月」読んだ直後だったので、どうしても比べてしまいました。 | ||||
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が出てきて「破ぁ!!」でやっつけます。 割とマジで。 また1,2章はそこそこ楽しめますが、洒落怖や山にまつわる怖い話まとめを読んでた方が怖くて面白い。 映画化、漫画化もされていますが、どちらも最後はグダグダになると予想できます。 「破ぁ!!」がなければ★4だった。 | ||||
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眠れない夜に一気に読んだということは、それなりに面白かったということだと思います。ただみなさんも指摘しているように第三章がグダグダでした。眠気のせいもあったのか最後の方は飛ばし読みしました。最初の二章がかなり怖くて面白かっただけに残念です。もともと映画の宣伝を新聞で見て興味を持ったのですが、おそらく映画は見ないと思います。血がほとばしったり、少女が白眼をむいたり、映像向きの描写が満載なのですが、トレーラーを見た限りでは、かなり大げさにチープな感じになってしまっているようで、自分の想像の世界を大切にしておきたいと思います。 | ||||
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怖い、怖いと評判だったので、期待して読みましたが、ゾクゾクするような怖さは感じませんでした。エンターテイメント性が高いので、面白いですけど、夜中にトイレに行けないことはありませんね。でも、家に一人でいるときに、○○さんはいますか、と声がしたら、怖いかなあ。 | ||||
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1.2章は文句無しに面白いです。演出も良いし、これは良作だ!と思ったのですが...。3章で、最強霊媒師のホラーバトル物になってしまったのが残念でなりません。ぼぎわんとの闘い方もなんかごり押しすぎて、どうにも説得力がないような...。 また、素人目線ですが、全体を通して文章に蛇足的な部分が多いような気がしました。決戦前の牡蠣のくだりとか...。 | ||||
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3/4までは面白く一気に読みましたが最後の種明かしは「ん?ん?」、ほか疑問点複数残り、何度も終盤読み返しましたがどうしても理解できず。霊媒師は、化け物が何故人をさらうか納得していましたがわたしには分からずもやもや。自分の理解力が及ばずがっかり。化け物の正体も怖さがなく、歯が一杯並んでべろが何本も垂れ下がっていて顔は見えず大きな口しか分からない絵を想像すると、子供の頃読んだ妖怪っぽい(._.) アプローチと中盤は面白かっただけに、化け物の所以の納得の行かなさが残念で仕方ない気持ちでいっぱい。「得体が知れない」のは怖いと思うけれど、得体は知れているが疑問点がいっぱい残って不消化な感覚の読み終わり。 | ||||
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面白くはあった。ホラーシーンも迫力があり、緩急やミステリー的な仕立ても効いていたと思う。唯一気になったのは肝心のぼきわんの妖怪?としての独自性があまり感じられなかったこと | ||||
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昔の怪談話とか言い伝えによるオカルト小説として読んだほうがいいかな。設定からしてリングを思わせるかもしれなくもないが、怖さからはほど遠い。リングの場合は読んでいて、体の隅々に女の人の髪が巻き付いてくるような得体のしれない怖さがあった。7日間に解決しなければ死ぬ。 実際にあったら、精神崩壊するほど恐ろしいだろうな。というようなありそうでなかった新しさと怖い要素が逸脱だと感じられましたが、この作品からは感じられない。 | ||||
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ジャパニーズホラーブームも去って久しいですが、あの中島哲也監督が本作を豪華キャストで映画化と聞いて、どんなものだろうと読んでみました。 なるほど、映像化に向いていて面白くはなるだろうな、と思います。 特にこの話は音声が付くと多分無茶苦茶怖い。 話としては洒落怖系とでも言えばいいのか、近年ネットを賑わす怖い話のフォーマットを踏襲。 つまり、情報化に取り残されたようなド田舎に、ググっても出てこないようなヤバイ化け物やら呪いやらの伝説が残っていて、それが主人公に執拗に襲いかかってきて殺されそうになるけど、たまたま知り合った住職やら霊能者が守ってくれる、と。 このフォーマットは漫画チックでチープはありますが、やはり現代人の感覚に合って面白いですね。 さらにウェブホラーと違ってこちらは文章も丁寧なので、クオリティは高いです。 個人的に不満だったのは、謎解き部分。 タイトルのぼぎわんというインパクトのある意味深ワードで読者を釣っておきながらも、「いやあ、この言葉の由来はよくわかんなくって。外国語かな?多分…」じゃあ読者は納得しませんて。 さらに怪しげな温泉まで出てきて、実際にいろいろ文献や現地調査をする割りには、そこにも大した秘密が隠されていないのがなんじゃそりゃ。 結局化け物の弱点も何も知らんまま真っ向勝負しとるやないかい、と。 この辺の作者のズボラさがリアリティーdown、怖さdownに繋がってしまっています。 まあ、例えば貞子の圧倒的リアリティーでフィーバーを巻き起こしたリング等、過去の名作にはなかなか勝てないことは分かっているので、謎解きの面白さを追求するのではなく別路線を模索したということでしょうが。 | ||||
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久しぶりに読んだ角川ホラー作品であり、全選考委員満場一致で絶賛したとの煽りに期待して読んでみた。 感想は「寺生まれのTをものすごく完成度を高め長編小説にするとこんな感じになるんじゃないかな」だった。 文体は癖がなく万人受けしそうだし、起承転結ではなく序破急形式で進められた物語は展開が速く、飽きが来ない。 正体不明の化け物とそれに翻弄される登場人物達。魅力的なヒロイン(兼霊能力者)。優れた霊能力者ですら 歯が立たない怪物に対し更なる霊能力者が現れ調伏する。 エンタメ作品の基本を踏まえた良い作品だと思うが、有名な作家連中までもが絶賛する理由がわからない。 1章で正体不明の化け物が現れ、2章で真相が明らかとされる。3章に入り、化け物の正体に迫るまでは良かったが、 終盤で霊能力者と化け物が普通に戦ってしかも勝ってしまう下りで冷めてしまった。 対決の下りで怪物たちが霊能力者の名に恐れおののくシーンなどは完全に勧善懲悪ヒーロー物のノリ。 恐怖路線で来るのかと思えば最後の最後にヒーロー物のノリを出され1・2章の謎の怪物に対する恐怖が薄れてしまった。 恐ろしげな語り口から突如、万能のヒーローがすべてを解決する様はまさに寺生まれのTそのもの。 さらに言えば押切 蓮介のサユリの劣化版とも言える。 サユリが前半部を未知への恐怖、後半を無敵のババアによる勧善懲悪の爽快感と、配分にメリハリつけてきたのに対し、今作品は全体のごく一部。 9割がたホラーでなぜ最後だけ?明らかにバランスが悪い。 霊能力者との全面対決の下りさえなければ傑作だったのにと感じてしまう。 文章は丁寧で読みやすく、構成自体はしっかりしている。今後に期待 | ||||
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実写化されるので、興味があって読んでみましたが、あまり怖くないです。 でも、読みやすく面白かったので、一気読みしました。 ゴーストバスター的な小説と感じました。 | ||||
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3章編成です。 1章目は怪異の風貌や行動に関する描写に恐怖を感じました。 2章目は登場人物の関係性がより濃く見えて、胸糞悪い気分になり、また怪異のどうしようもない強大さを感じましたが、3章目で怪異と普通に戦ってしまう展開に、少し冷めてしまいました。 全体の枠組みはしっかりしているからか、また最初は怖くてワクワクしたので、全体を通しての読みにくさはないように思います。 | ||||
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映画化とのことで読んでみた。序盤こそホラーものにしては軽やかなテンポで進むがじょじょにグロさや恐怖感がましていき、ラストもすっきりしない展開で後味が悪く残念。 | ||||
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評判悪いけど面白そうだけどなあ、なんて思ってたんだけど、確かにイマイチ。 やっぱ美少女霊能力者が不味いのか。やはり霊能力者はおばさんかおばあちゃんでしょ。テレビの心霊特集だって今みたいにアイドルがきゃあきゃあ言ってるより冝保〇子が物々しい口調で心霊現象について語ってる方が怖かったもの。 髪の毛ピンクな美少女では実写にすれば痛々しいし、興ざめする事この上ない。映画になるならこの設定はない事になるだろう。そもそも映画化するほど売れてるかは知らないが。 それだけでなく、美少女霊能力者が早々に出てくる上に人脈ありすぎで、「どうしようもない恐怖」みたいなのが無い。化け物の倒し方を熟知してる人間がわらわら出てきちゃうと、何だかんだどうにかなるのではと言う気になってしまうし実際何とかなってる。出てくるならせめて3章くらい。ギリギリの窮地で出てくるくらいで良いと思う。 それにぼぎわんにも今一つ従来にないアイディアが足りない。 個人的にホラーはアイディア勝負であると思う。人は未知のものに恐怖する。だから、「何かこれみた事あるな」と思ったとたん、読者や観客は然程恐怖しなくなる。恐怖させるためには従来になかった独創的なアイディアが必要だ。 今ではギャグだが、リングの貞子はTVの中から出てくる幽霊、ビデオなど(当時は)最先端だった機器を幽霊が支配し襲ってくると言う所に、新しい怖さがあった。 それに引き換えぼぎわんの人の襲い方には今一つ新しい所が無い。殺し方もこれぞと思えるようなものが無い。 まあ、新しいアイディアなんて早々出てこないだろうけど。現代の社会問題を盛り込んでるのは新しいかな?でもそう言う現実的な問題を入れて来られると寧ろ冷める。 そして一番駄目な所はぼぎわんが倒されちゃうところ。やはりホラーの名作って、倒されたと見せかけて倒せてないとかそう言うパターンが多いと思う。倒せると言う事が証明されてしまった時点で怖くない。しかも真っ向から倒しちゃうし。ピンク髪の美少女に力技で倒されてしまう化け物など、ホラー史に残る資格なし、だ。 ホラーのラストはせいぜい「回避できた」くらいが良い。回避できたと思って回避できてないのならなお良い。 人の力や意志でどうにもならないから化け物は怖い。と個人的には思うのだが、その考えが恐らく著者と私で全く違う。観て来たものの違いだろうか。個人的には、「キャリー」や「富江」など、名だたるホラーの名作は、倒したと思ったら・・のラストあってこその名作ホラーだと思うのだが。ハッピーエンドで良かった良かったで終わるホラーで面白かったホラーなどあるだろうか。 審査員はこの作品でもう一度ホラーブームが来る事を期待していたらしいが、うーん。可もなく不可もなくだった。 それを期待するには無難な内容すぎる。 | ||||
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ホラー好きなので色々読んでますが普通ですね〜 あまりホラーを読まない人に貸したら、怖いと言っていましたが… 内容も、チョイチョイ突っ込みたくなるところもありますね でも日本ホラー小説大賞受賞作とあれば、ホラー好きなら一読したいですよね | ||||
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前半からグイグイ引っ張ってくれるが、後半にかけ怖さが薄れ、若干残念! | ||||
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一章前半はかなり引き込まれました。 正体不明意思疎通不可能な存在が身の回りに出没しだす‥ってのはかなり怖いです。 ですが後半になって姉妹が活躍するようになると、一気にラノベのようになって白けてしまいました。 ぼぎわんも一部分普通に会話できちゃってるし。 ただ、とても読みやすい文章で、導入部分ものめり込むことが出来、それなりに良作だと感じました。 | ||||
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第22回ホラー小説大賞受賞作。 現代の問題を巧みに作中に取り入れて、時代を捉えようとした部分が評価できる、一章と二章の流れでやられたと思う読み手も多いだろう。 キャラの造形も悪くないのだが、残念ながら、二章後半から失速してしまった感がある。 二章前半での盛り上がりと、突きつけられる切っ先の鋭さがあるだけにそこが惜しまれる。 一部のテーマが三章まで継続されていくのだが、二章ほどのインパクトはなかった。 しかしながら、二章終わりから三章への流れのエンターテインメントホラーを好む方もいるだろう。 物語に何を求めるのか、そこで分かれていくのかもしれない。 姉の存在や伝承を持ち込む人物のすっきりしなさはあるが、面白く読むことはできた。 | ||||
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思ったより楽しめました。 ホラーは苦手なんですが、思ったほどは怖くはなかったです。 ただ相性のせいなのか、読み所がどこなのかよくわからなくもなりました。 | ||||
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