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名もなき毒
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名もなき毒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全189件 21~40 2/10ページ
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多作で、ジャンルもファンタジー、時代物、サスペンスと多才の宮部さんのファンです。 本作は、この後シリーズ化していくことになるのだからおそらく宮部さんのお気に入りパターンなのでしょう。 サスペンスのでは、火車。時代物では孤宿の人。ファンタジーではブレイブストーリー。そのほかにも江戸期のあやかしものなどの宮部ワールドにはまり込んでしまえばもう宗教のようなものです。 結局すべての作品を購入してしまっています。 しかし、しかし、・・・・ 「名も無き毒」は、そしてそのシリーズは、私にとっては・・・です。 杉村三郎シリーズとして人気シリーズになっていますので「みゆきすと」には受け入れられているのですね。 この物語なにが良いのだろう? わたしには分かりませんでした。 | ||||
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並行してドラマも観てしまったがため、小泉孝太郎が 小説の中から出てきてしまう。 たしかに、 とてもはまり役だった。 なので、 この後前作の「誰か」と「ペテロの」を読むにしても このイメージは抜けきれない。と思う。 それが良いのか、悪いのか・・・。 もう、無垢な気持ちで読むことが出来なくなってしまった。 | ||||
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某雑誌の2006ミステリーベストテンで、見事第一位を獲得。結構期待して読んだ。一度読み始めると止まらない。ぐいぐいひきつけていく彼女の筆力はさすがに大したもの。 まずその構成が見事。2つの話がオーバーラップで展開して行き、最後にそれが・・。おっと、これ以上はネタバレなのでやめておこう。 でも、人間が持つ独特の毒(悪意と言い換えても良い)って確かにあるよなあと思う。それを題材にお話を書いてしまう作者のアイデアには、いつもながら感じ入る。 蛇足だが、文中に「とんでもありません」という明らかな日本語の誤用があり、ここだけちょっと興ざめ。売れっ子作家らしからぬミスだと思うのだけれど。 | ||||
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会社のトラブルメーカーと連続毒殺事件を描いています(以下少しネタバレ気味のところあり)。 二つはあまり噛みあわず、最後に帳尻をあわせたような終わり方をしてますが、まあこれは文句をいうほどでもないかなと思います。 だいたいストーリーのつかみのよさ、読みやすさで読めていきます。 他のレヴュアーの方が指摘しているように詳細を語るはずのない人が簡単に打ち明けたり、主人公が関わる理由もないのに事件に首を突っ込みすぎる(おせっかいの度を越えている)などいろいろありますが、最大の問題点は主人公杉村三郎がいい人すぎてトラブルメーカーに憎しみも嫌悪もほとんど表さずにいる点です。このためこの小説では毒はトラブルメーカーや連続毒殺犯など、主人公に本来的に関わりのないところで起きる他人事ですんでいます。もしこういう毒が自分達自信にも関わるものであれば、当然それは自らもある憎しみ、嫌悪などの毒として表現されざるをえません。それがないこの小説は、その意味で毒を描き切れてないといえます。 | ||||
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あの名作の「火車」を書いた人とは思えないほど、作品が幼稚化している印象がある。 まず作品の当初から登場しているトラブルメーカーの原田いずみだが、ADHDではないかと何らかの発達障害を疑われている部分があるが、 この作品を読むと、発達障害を持ちながらも真面目に生きている方が誤解されそうな 文章がたくさんあり、友人に発達障害を持ってる人がいるせいもあるかもしれないが、読んでいて非常に不愉快だった。 それに原田いずみの父親が登場するのだが、読んだ人ならわかるだろうが、縁を切ったとはいえ、娘のことを考えたら いくら迷惑をかけた被害者たちだからといって、あそこまで何でもかんでもしゃべるわけがないと思う。 何だか「週刊女性」化しているよ、宮部さんと思ってしまった。人の知りたいという気持ちにある意味、見事に答えてるけどね。(これは皮肉です。) それだけのために原田いずみの父親は登場させたれたような感じを受ける。 あと、主人公が全く魅力を感じない。会長である養父からの支援も受けて、新しく家を建てるのだが、 屋根裏部屋が作られることに、若干の罪悪感を感じながらも喜んでしまうところに、浅はかさというか幼稚さがでていて、 原田いずみのことを責められるほどお前は大人かぁ?と思ってしまった。原田いずみも原田いずみだが、 お前も自立した大人の男なら、自分のお金で建てろよ、援助を断れよと思ってしまった。それを恥と思わないところが残念だ。 初期の宮部作品では主人公にこういう自立しきれてない男性は出てこなかったので残念だ。 それにいくら養父とはいえ、会社の働いているアルバイトのことを言う時に○ちゃんづけで説明するのはないんじゃないの? 普通、苗字で説明するでしょう。ずっと上の上司でもあるんだから。 あまりにも世間知らずの主人公で痛い。 あと、何より犯人の動機が弱すぎる。説得力がなさすぎ。無理がある。 主人公が解決したと思わせるためにこじつけて犯人にさせた感じが満載。 ただただ残念。 宮部さん、もっと説得力のある小説を書けるように努力してください。 | ||||
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『汝隣人を愛せよ』とは、あらゆる社会生活において名言であるとは思いますが、この作品のような状況に自分が置かれた場合、はたして等しく愛する事ができるかは自信がない。 しかし主人公杉村三郎は、受け入れ理解しようとする。どのような人であっても見捨てない。だからこその悪意に、見えない毒に、名もなき毒に近寄り、寄られてしまうのだろう。 原田いずみみたいな人が身近にいたのを思い出し、自分と重ねて読んでしまった。 | ||||
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最初っからつまらなかった。全般に気持ち悪い内容で、残念な作品でした。 | ||||
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杉村が抱える環境の葛藤とそこから見出した自分の居場所、そして殺人者の心と記者としての気概、成功者の厭世観。宮部さんは何気ない日常を言葉だけでここまでドラマチックにできるから、基本的に何を読んでも楽しい。 | ||||
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タチの悪いトラブルメーカーのバイトの女の対応を任された杉村。厄介で自分は関わりたくない人物なんだけど、読んでいる分には、次はいったい何をやらかすのか正直一番気になる人物でした。 あと連続毒殺事件が起こったり。 おもしろく読めました。 人間だけが持つ毒、名もなき毒…読後、タイトルに納得しました。 | ||||
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いろいろ疑問はあるけど、とにかくガーっと一気に集中して読んだ。読まされた。 楽しめたので星5つ。 | ||||
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宮部みゆきさんの作品を片っ端から読んでいます。なんと言っても1円がすごい。新品に近いのに。 | ||||
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宮部さんの現代ものは内容が複雑すぎて途中から興味が半減しました。 時代小説はよく読みますが、現代ものは特にとはおもいません。 | ||||
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いまいち。久しぶりに宮部みゆきを読んだ。 青酸カリ無差別連続殺人事件の4人目として、古屋明俊が殺害されることから小説は始まるが、ミステリエンターテイメント要素はそこまでなく、無差別を起こす殺人者の理不尽な動機、理由なき殺人を、原田いずみの人格障害によるトラブル、外立の親の介護、シックハス症候群(地質汚染問題)などを通して、「名もなき毒」と抽象的に総合的に、杉村の主観で描いている。 ただ人物像が浅い。あと、主人公杉村の主観がいまいち共感できない。全ての出来事、言語に対して必要以上に、そして凡庸に描くので鬱陶しかった。下手なナレーションかって感じ。 物語も長く飽きる。昔の模倣犯や火車みたいな勢いがないな。 | ||||
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ミステリー小説は初めて読みました。読んでいくうちにどういう展開になるのだろうとドキドキしました。人間誰にでも毒を持っており、それを浄化できるかどうかも周りの環境、生活、人によっても変わってくるのだと感じました。もともと毒を持っていなかった人も周りの環境や羨みなどで変化していくのかなと感じました。とてもおもしろかったです。宮部みゆきさんの他の作品もぜひ読んでいきたいです。 | ||||
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古い作品のようですが 病院の待ち時間にそこの書棚のを ふと読み始め 続きが読みたく ネットで探し購入しました 宮部みゆきさんは 読み進んでいる時が楽しい時間です ストーリーが良いのでしょうね | ||||
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時間の無駄です。 だらだらとくそ面白くもない主人公の日常を読んでるだけで変化もないし話も本筋がイマイチです。 これなら本を読まずに会社で誰かの世間話でも聞いてた方がましです。 よっぽど外国の推理小説の方がサスペンションでしょう。 | ||||
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どうやっても話し合いの成り立たない人はいるものですが、物語に登場する原田いずみさんは、多くの人と成り立たない、いわれのない悪意を生み出す、とんでもなくえぐい人物です。対する主人公で探偵役の杉村三郎さんは、少なくともこの物語では、その素養が見えない間抜けなので、原田さんの犯罪を許してしまうことになります。物語後半、共に行動する評論家の秋山さんの方が、頭も良く判断力もあるように読めます。 主人公の万能ぶりが際立つ小説を読むと、そんなスーパーマンなど現実感が無いよねなどと思ってしまうワタシですが、人がいいことが一押し長所の杉村さんが主人公では、3作目の”ペテロの葬列”も読もうという気になりません。 モゴモゴと話して考える主人公より、その間にキレてエグエグの原田さんの印象が強力で、読後感は標題の通り、あまり気持ちのいいものではありませんでした。 | ||||
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読みやすく、面白いのは、著者の主義主張が 行間に暑苦しく顔を出していないからでしょうか。 さらりとした平熱のエンタメでした。 ミステリーというより、事件を通して人間の心理を描き出した作品です。 鮮やかな謎解きを期待される方には向かないかもしれませんが、 じっくり、じんわりと人間の哀しさに浸りたい方にはお勧めできるかと。 読後感が割りと爽やかなので眠れなくなることもありませんよ。 例の原田さんですが、程度の差はあれど、あのタイプの人間っているんですよね。 あそこまでエスカレートさせる前に「メンタルへ^^」(某漫画風に)とご案内し つつ、共存していく知恵がほしいな、と思います。 | ||||
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宮部みゆきさんの作品は好きでよく読んでますがこれはチョット。 最初っから最後まで杉村一族に違和感がありました。 例えて言えばハリボテのお城に暮らしてる感じ。 奥さんがもっと悪意や裏があったりだらしなかったりしたら現実的になったかなー。 少し体は弱いけどお金持ちで美人で旦那さん大好きでいいお母さん…うーんそんな人いるかなぁいても一端の編集者と結婚するかなぁ。 義父も理解良すぎで何だかなー。 何事も上手く行き過ぎてる感じでモヤモヤ。 そのせいで全体的に嘘っぽい感じがします。 | ||||
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