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(短編集)
真実の10メートル手前
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真実の10メートル手前の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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米澤さんの本は当たりはずれがあって、あるていど評価をみてからネタバレをみないで買うのだが、これは外れ。別の本の楽屋落ちらしいが、そもそもエンターテイメントとしての文章の質が低い。電気製品のマニュアルのような文章。やはりネタが奇抜な方が似合ってる作者である。 | ||||
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これってシリーズものなんですよね、一応。本作の主人公は著者の過去作にも登場してるらしいです。私はこれが初の米澤穂信作品なんですが… この主人公、何を考えてるのかさっぱり分かりません。過去作を読んでれば分かるんでしょうか?心情の描写がないんだよね。だから探偵気取りの鼻持ちならないカマトト女、としか思えない。要は魅力がないんですな。 加えて文章も読みにくいです。特に会話文は、はっきり言って下手くそ。スッカスカの内容で、ページを水増ししてるのかと思ってしまう。 なので、文章の稚拙さと、主題のクソ真面目さがミスマッチで白けてしまいます。正義感ぶってる頭の悪いコメンテーター、って感じ。 謎解きも強引だし、大したことないです。横山秀夫の短編とか良く出来てるでしょ?それと比べると月とスッポンかなあ。 これでこのミス3位とはね。…ガッカリ。 | ||||
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どの話しも暗く、いまひとつのれないまま読み終えました。米澤作品ではダメな部類と思います。 | ||||
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表題作の他、「正義漢」、「恋累心中」、「名を刻む死」、「ナイフを失われた思い出の中に」及び「綱渡りの成功例」の全6つの短編から構成される太刀洗シリーズの連作短編集。私は太刀洗シリーズを読むのは初めての上に、「満願」の充実度及び多彩さを体験しているが故に、本作の軽さを覚えずにはいられなかった。 太刀洗の推理はホームズ流(奇矯な性格設定もホームズに似ている)で、例えば、ズボンに泥が付いた依頼人に、「あなたは馬車でなく歩いて来ましたね」、という風な当り前かつ他の可能性もある当て推量をするだけで、全く重みがない。加えて、全体的に短編ミステリとして練れていないという印象が強い。表題作は太刀洗の屋上屋を重ねた当て推量が的を得てい過ぎる上に、結末がこれでは、太刀洗の当て推量が完全にムダという意図不明の短編。「正義漢」はショート・ショートの様で短編として物足りない上に流石に短絡過ぎるだろう。「恋累心中」は、高校生の男女の"心中"事件を扱った短編だが、作者が「今時の高校生は『***』くらいでは自殺しない」、と言っているにも関わらず、事件の動機の追求が甘過ぎる。「名を刻む死」及び「ナイフを失われた思い出の中に」はミステリとしての意味を成さないお粗末な短編。掉尾の「綱渡りの成功例」は事件でさえ無い。 作者としては「社会問題+女性版ホームズ」を目指した様だが、虚しい読後感しか残らなかった。どうも、「社会問題」及びそれに係わった人間心理に比重を置いている印象を受けた。太刀洗はその案内人という立ち位置で、本格ミステリを期待する私の様な読者にとっては凡作という他はない。 | ||||
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構成、人物造形、文章など、様々な方面において確かに上手いのだが、面白いかと問われれば、うぅん……。 『王とサーカス』の方がまだ面白かった。 個人的には、『王とサーカス』、『真実の10メートル手前』、『さよなら妖精』の順で面白い。 | ||||
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基本的にこの著者の本は全部そうですが、 初心者向きの浅いミステリーです。 | ||||
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なんだろう、このつまらなさは…。 つまらない上に文書が読みにくいのなんの。 各章の事件をフリーランスの女性記者が解決していくのだが、この女性記者の魅力の無い事。。 肝心の謎解きがまた超能力者さながらの強引さ、そしてこの著者得意の後半に情報の後出しで各章が成り立っている。 この著者の短編集「満願」はミステリーとしてアンフェアなところもあり、話題になるほどのものではないが、少なくとも読むのが苦痛などという事はなかった。しかしこの作品は酷い。読む事自体が最早苦行である。 暇を持て余した御隠居さん以外には到底お勧め出来ないシロモノだ。 | ||||
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