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(短編集)
世にも奇妙な君物語
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世にも奇妙な君物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 41~59 3/3ページ
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正直、第二話のリア充裁判を読んだ時読むのを辞めようかと思った。 過去作品とあまりにもかけ離れた稚拙な文章と緩い設定に呆然としてしまったからだ。 ネタバレになるため書けないが、ラストで明かされるある仕掛けにより、そういうことならあの稚拙さは納得できるかな、と伏線だったため安心したが、、。 全体を通して面白かったし、作家の人と違う着眼点の良さは流石で、やはりその路線であれば今後も期待出来る。 上から目線の書き出しになってしまったが、手放しで賞賛出来ないのは、やはりタイトル。 私、個人の感想だろうか? 本家の世にも奇妙な物語。特に近年のものは全然オチに切れ味が無くて全く面白く無いと私は思っている。 だから、そのタイトルを借りてきても正直読む気にはならなかった。 加えて、作家自身があとがきで言っている世にも奇妙なという言葉の魔力が、作家の期待しているプラスの方向ではなくマイナスに働いてしまっていると感じる。 つまり、そこまで奇妙でもないし、驚きや衝撃も無い。 じゃあ面白く無いかと言うと、最初に書いた通りそうではなく、着眼点の良さが面白い。 要するに、世にも奇妙なが持つスタイルではなく、「脇役短編集」とでも銘打った方がよほどしっくりくるほど、内容とタイトルが伴っていない(それは本家もそうだが)と思った。 総じて、軽い作家と誤読されないか(特に第二話)作家にとってはリスクのある短編集だと思う。 | ||||
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”何者”を読んで以来の朝井リョウファン。今回は世にも奇妙な物語風なストーリーが5話収録されている。 まず最初の ”シェアハウさず” が面白く一気に引き込まれてしまった。これはいわゆる古き良き時代の”世にも奇妙な物語”にあった、怖い話、薄気味悪い話であり、是非実写版も見てみたいと思った。その後の4話はどちらかというと最近のコミカルな"世にも奇妙な物語"に寄せていたが、どれも良く練られており楽しみながら最後まで読ませていただいた。 彼は今の時代にあった屈指のストーリーテラーのように思う。これからも面白い作品を生み出していって欲しい。 | ||||
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朝井さんは、長編よりもこういった短編やエッセイの方が面白い気がします。 Kindle版で読んだので、各エピソードの題名のところで黒く反転する所が、本家世にも奇妙な物語のドラマとシンクロして、ドキッとしてスライドする手が止まりました。 新人作家のような・・・などと批判的なレビューもありますが、この方の小説は視点が柔らかく、やはり文章がお上手だなと感じました。 でもやっぱり、時をかけるゆとり・風と共にゆとりぬが一番好きです笑 | ||||
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本家とたがわぬ、不気味さ、後味の悪さ、現実にはありえないはずなのに物語の妙なリアルさ…などなど 読みやすかったです。細かい描写が好きです。 特に2話なんて、2年前の作品なのにこの2017年 “インスタ映え”なんて世相を予言していたみたいで驚きました。 | ||||
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娯楽小説としては評価できるぐらいには面白い、その反面直木賞作家がこれかと思わざるを得ないレベルの稚拙な文章力と構成力。。 骨太小説の合間に休憩がてら軽い気持ちで読むならオススメ出来るかな。 | ||||
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「世にも奇妙な物語」のような作品が収録されている短編集。 どの作品もそこそこレベルの高いものに仕上がっている。 同じ人が書いているのに、結末が一辺倒になっていないところはかなり評価できる。 ホラー系然り、コメディ系然り、意味不明なものも然り。空気感は再現できている。 ただ、どの作品もどこかで見たことがあるような感じがした。 具体的にどの作品かは分からないが、こんな話どこかで…といた感じ。 本家もネタが無くなってきているのも分かるが、もう少し一ひねりあると嬉しかった。 個人的にはこのままドラマ化しても十分通用するレベルだと思う。 世にも奇妙な物語が好きな人は読んでみるのも良いかもしれない。 | ||||
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第1話 構成の無駄のなさが作られてるなぁと笑 最後の1行を1ページに使うのは百田尚樹もやってたね 第2話 今の大学生を描くのはほんと得意やね コミュ障が評価されない現代をあぶり出すために裁判員裁判みたいにリア充裁判ができたらどうなるかって話 朝井さんはリア充側の人やと思っとるけど、結局この話は両極端を批判したってことですかね…? 第3話 誰が操ってて誰が操られてるかなんて分かったもんじゃないと。 上手く立ち回ろうとするんじゃ上回られたら終いやし、馬鹿正直が救いある部分もあるよね 第4話 個人的に一番完成度が高いと思った。 正しいと思って塗り固めてきたものがそのまま返ってきて刺されるのは何者と同じ手法。 子供の純粋さってやっぱ良くも悪くも強くはたらくね。 第5話 おもしろかったー。 「空気を読む人がいるから、空気を読まなくていい人が生まれる。」が伝えたかったことよね。どっちも必要やし、どっちも輝きは持ってる。 そう思いたいけど、オチは笑った。主役には敵わんね。 | ||||
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世にも奇妙な物語だから、素直な結末じゃないんでしょう?どうせ。と、斜に構えながら読んでいたつもりなのに、気がつけば素直にストーリーに呑み込まれていました。 モンスターペアレンツのお話、途中感動してうっかり流してしまった涙を返して欲しい。 シェアハウス、SNS、ネットニュース、モンスターペアレンツ、現代のこれは正しくないのでは?と皆がなんとなくもやもやと思っているけどうまく言葉にできないもの、を、文章に書き起こさせたらこの人の右に出る者はいない! 最後の章は声出して笑いました。ホンモノの作家ってやっぱりすごい。面白かったです! | ||||
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どの作品も今現代の世相(シェアハウス、リア充、ネットニュース等)を題材、テーマにされていて 最後には心理的にぞっとするようなオチが仕掛けられておりとても興味深く読ませて頂きました。 第五話目の 脇役の話は、脇役の役者さんを 細かに分析されており、面白かったです。 | ||||
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直木賞受賞作家の朝井リョウさんがドラマの「世にも奇妙な物語」のタイトルを借りて、映像化を夢見て原作を書き下ろしたそうです。 最終話でビックリするとの触れ込みを見てから読んだせいか、最終話を読んで少し拍子抜けしました。 ネタバレになるので詳しくは書けませんが、雑誌のインタビューで著者が「読後に[やられた!]と思っていただければ本当にうれしいです」と語っていたので、勝手にどんな伏線があるのかと考えながら読んでいたのですが、著者が言う[やられた!]というのはちょっと違うんじゃないかな?という感想です。 そして、本当に奇妙な話が多かった昔の世にも奇妙な物語からすると、奇妙さが足りなくて淡白な内容が多い印象です(ひょっとすると現実にありそうな話が多い)。 世にも奇妙な物語、という概念を持たずに読めば楽しめると思います。そもそも、タイトルを借りる必要は無かったのでは? 内容、文章の書き方からして、1989年生まれである著者の同世代の方々が楽しめる小説ではないでしょうか。 | ||||
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結構いいね。 話がよく練られていて、納得のオチに繋がっている。 特に「リア充裁判」が面白いと感じた。 就職活動に求められるコミュ力という曖昧なものを批判的に描いている。 そして最後の物語には、秀逸な仕掛けがある。 これはぜひ読んでほしい。 テレビシリーズが好きな人なら、気に入るんじゃないだろうか。 | ||||
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改めてこの人の達観具合は群を抜いているように感じました。 世の中では無意識に感じている違和感みたいなものがあってそれをうまく言語化してくれる朝井さんが好きです。 | ||||
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となんだか悪そうなタイトルにしましたが、自分的にはとてもおもしろく読むことができました。 原作の世にも奇妙な物語が大好きなのもあり、それぞれのショートストーリーの結末がいかにも原作っぽく落ちていたのが良かったです。 また内容も普通ならスポットを当てないような内容でかつ今風?というのでしょうか 斬新な発想に感心しました。 続編が出たら是非読ませていただきたいと思います。 久しぶりに読書にハマってしまいました。 | ||||
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「世にも奇妙な物語」の、もやもやが「一瞬にして全部分かる」って雰囲気は感じなかった。 やっぱりその辺は文章と映像って違うんだよなあ、と改めて分かった感じ…ってトコでした。 | ||||
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直木賞作家が『リアル鬼ごっこ』みたいな幼稚な世界観かつ浅薄な文章書いてどうするんだろうと正直思いました。 非常に残念です。 | ||||
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朝井リョウさんと世にも奇妙な物語が好きで購入しました おもしろかったです 最後の最後に真相が分かるところが世にも奇妙な物語ぽいと感じました | ||||
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この人の文章が好きです 多くの現代人が思っているだろうことが朝井リョウさんの言葉で するどく綴られていました | ||||
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この本のどの物語も本家『世にも奇妙な物語』の作品にありそうだなと思いました! と言うのも、最後のオチがどれも秀逸だからです。 実写化するにあたっての配役は朝井さんが望んでいるであろう役者さんでお願いしたいです! ちなみにまだ本書を読んでいない方はオムニバス形式ですが最後に第5話を読んだ方がいいと思います。 | ||||
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私は世にも奇妙な物語が大好きで過去放送されてきた全ての物語のDVDを持っているほど好きです。しかし、本家の世にも奇妙な物語にも時たまハズレ回はありますが(例えば誘い水など)、この本もハズレでした。 世にも奇妙な物語の原作にしてもらいたい感が全面的に出ていますが、ただ金が欲しいだけで世にも奇妙な物語の本質を理解してません。ただの奇を衒う内容でした。とても残念です。 最近の世にも奇妙な物語は映画監督や作家が考えた内容を使うことがありますが、陳腐かつ平凡でつまらない内容のものしかありません。一般人から公募したものの方が遥かに良い作品だということは多いので、再び一般公募を再開してほしいです。 | ||||
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