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ユートピア
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ユートピアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 61~80 4/5ページ
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ユートピアを求めて芸術家たちが町おこしをするというストーリー。誰もがユートピアを求めて日々生活しているが、うまくいかず。スラスラ読めましたがラストがイマイチしっくりこない。 | ||||
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どんな本でもそうなのですが、読んだ人によって感想がわかれるのは仕方のないことだと思います。 「地に足をつけていきている人は、ユートピアなど存在しないことを知っている。」 普段の何気ない日常にじわじわと当たり前のように狂気が潜んでいて、読み進む先にこの言葉がドンと置かれているのですが、そこをスルーしてしまうと、「どこにでもある話」になってしまうのでしょう。 「どこにでも当てはまる」からこそ、湊さんの凄さがあるわけですが、ド派手な事件や巧みなトリックなどわかりやすいものが好きな人には湊さんの作品はおススメしません。 受賞するに値する作品だと思います。 | ||||
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リアルな人間模様が描かれていて人間の怖さが非常に感じられた。 ただ小説として夢中になって読むという感じはなかった。 | ||||
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人生のいろいろな課題が盛り込まれていました。おもしろかったです。 | ||||
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著者の作品は映像で見たことはあるものの小説で読むのは初めてでした。 なるほど、映像化しやすそうな文章でした。けれど、、、つ、つ、つまらない。 オチは途中で想像していたものとほぼ同じか想像以下で、かといって、寒気 を覚えるほどの人間心理の深い描写もないし、昔のテレビの二時間ドラマを 思い出しました。何となく見て(読んで)しまい、何も残らず、時間だけ損をした まさにあの気分です。 でも好きな方もたくさんいるみたいなので、単純に個人的に合わなかっただけ なのでしょう。残念です。 | ||||
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田舎あるある、小学生の母あるある、仕事しててあるある、 これらが溢れていて、どれも心当たりのある私は どきどきしながら読み進めました。 濃密な前半は夜中にもかかわらず一気に読んでしまいました。 それと比べると後半はあっさりしている印象でした。 終わって「あれっ?」という感じでした。 でもいまにして思えば、 後半は自分が、あの人たちは今どこでどうして、 何を考えて生きているのだろう?と考えさせられるのですが、 後半で自分が体験したこと、それこそが 前半の濃密さに繋がる人々の勝手な妄想であり、 この本に流れるものそのものなのかもしれません。 そもそもユートピア自体が人の妄想なのです。 でもまあ、それを踏まえたとしても、 やはり後半は前半と比べて読み応えを感じませんでした。 ここが丁寧に描かれていたらどれだけの傑作になったかと思います。 | ||||
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多くの方のカスタマーレビューを読んで皆さんの感じられた感想に共感しました。 今までのかなえストーリーとはちょっと違った読後感です。 事故で車いす生活になった少女が主人公になるのかなと言う期待が裏切られ、叔母さん達の集まり社会の物語に終わったようで、周五郎賞らしくない受賞に感じています。 | ||||
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久々に読みました湊作品。さくさく読めてリアリティもあって面白い話を書く作家さんだけど、どうしても後味の悪さが苦手で連読は出来ない。今回の救いはすみれが嫌っていたるり子が、皮肉にも1番優しい人だった事かな。 2人の母親と1人の女性の間に芽生えた共感、少しづつ降り積もっていく不満やすれ違い。年上の女の子のモノローグ的な日記は出てきたけど、話の軸である車いすの少女の気持ちがひとつも描かれていないのが気になる。果たして本当に女の子2人の友情は本物だったのだろうか? | ||||
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首都圏周辺の田舎のママカーストの話。 まあ、芸術家きどりの陶芸作家の女性はママではないんだけど。。。。 嫉妬やらひがみやら、黒い感情が女性の間を渦巻いていきます。 が なんだかラストはバタバタと物語を終わらせた感が否めません。 で、最初の火事は結局誰が原因だったのかとか ラストの火事は、誰が日をつけたのか? 肝心なところが読者にゆだねられています。 私なりの解釈はありますが。 陶芸家の女性は作者を反映したものかな~なんて 途中から想像しながら、読んでいました。 「白雪姫殺人事件」よりは面白く読めました。 先日映画がテレビで放送されて 「読んだはずなのに結末を全く覚えてない!!」 この小説は5年たってもきっと結末は覚えていると思います。 | ||||
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…けど、「善意は、悪意より恐ろしい」という帯には納得できず。そもそも、これは初めっから「善意」ではないだろうよ?みたいな。「便利良く使いあって誰も損しなきゃそれでいいよね」的な始まりやん?自分的にはこれは「恐ろしい善意」とは言わない。恐ろしい善意はもっと絶望的でなきゃ。 大人たちの「本音と建て前」は楽しく読んだが、子供の方の「本音と建て前」は結局どうだったんだろう?が、少し自分には不消化だった。 「ミステリ」部分はむしろどうでも良かった。 概ね楽しんで読みました。 | ||||
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淡々と話しが続いて終わった。という感じでした。疲れました。湊さんの最初の頃の作品の「ドカーン!!」さが懐かしいです。 | ||||
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湊かなえさんの本は 新作が出るとすぐにワクワクしながら手に取るのですが 「告白」の時の様な最初から最後まで息も尽かせぬ展開で、且つ解り易いと言うのはなかなかないですね。 ただ、女性の心の奥の奥の繊細な描写が本当にお上手で 映像が目の前に浮かんで来ます。(映画化されることが多いのが頷けます) そして何より 前へ前へと読み手を力強く引っ張って行く途轍もない魔力にはなかなか追随を許さないと思います。 ラストになると何故か・・力尽きたのか?いやいや、後は読者のみなさん 想像して好きに創って下さいね~と言う所なのかもしれませんが 聡明過ぎる彼女のアタマと一般人のアタマは違うので そんな丸投げされても困るし~と必死にページを前にめくりながら苦しみます。 両親の仲を繋ぐ為に 小さい女の子が付く「嘘」にしてはちょっと激し過ぎて 一番驚く所でしょうがかなり平静な自分がいました。 あの人はどうなったの~?あの話は~?等とモヤモヤは残りながらも 又、新作が出たら必ず手にするんだろうな~ 湊さ~ん とっても面白いのでずっと読み続けたいのですが もう少しラストに「ここまで一気に読んで来て良かった」と思えるようなスッキリ感をお願いします(*'▽`*) | ||||
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田舎町の住民同士の交流(というよりトラブル)の話が延々と続くが、そんな話なら、小説を読まなくても、近所にいくらでも「実例」がある。 その中に、「車いす利用者に快適な町づくりを」するための社会奉仕活動や、殺人事件の犯人捜しとその犯人が隠したと思われる金(きん)の隠し場所を探す話が入って来るのだが、それらが小説全体をゴチャゴチャした分かりにくいものしている。 文章の繋がりも解り難く、読みにくい小説だった。 | ||||
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湊かなえさんの作品にしては、導入部からの 引き込まれ感に乏しく、なんだか退屈な気分 にさせられるばかりの作品でした。 | ||||
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湊かなえさんの本は全て読んでいます。 今回の作品も"毒"があって良かったです。 毎回"恒例(?)"化しているラストのどんでん返しも好きです。 3人の女性の視点から描かれていますが、 金原ひとみの『マザーズ』という作品も3人の女性の視点から描かれた小説です。 興味のある方には是非、本作と見比べて読んで頂きたい作品です。 | ||||
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登場人物の感情も、事件の動機も目新しさがなく ユートピアと言う題名も安っぽいです 登場人物が多いのでドラマ化には良さそうですが・・・ 『告白』の時の衝撃はもう望めないのでしょうか・・・ | ||||
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ボランティア団体「クララの翼」の活動における女性たちのドロドロした心理描写は面白く、ページをめくる手が止まりませんでしたが、5年前の事件へと繋がっていくところからラストにかけての流れが、不自然な行動や偶然が重なりすぎて、何だかとってつけたようなチープな感じでした。 結局事件の犯人と思しき人物は、動機などが全く語れらぬまま行方知れずに、そして事件に関わっていた人物はすでに死亡しているか、手紙という形でラストに少し登場するのみでこちらも現在どこでどうやって生きているのか、明かされないまま終わってしまいます。 どこかパンチに欠けるというか、読み終えてみれば特に盛り上がりもオチもない話でした。 | ||||
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う〜ん ラストのオチが思ってたのと違って残念… ただ、物語の「今」と「過去」の行ったり来たりする書き方が面白かった。 | ||||
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物語の舞台は、太平洋を望む小さな港町、鼻崎町。 生き方も考え方も違う3人の女性が、「クララの翼」の活動を通じて友情を深める ・・・のではなく、微妙にすれ違いながら、その溝を深めていく、 なんとも人間関係の難しく暗い部分を浮き彫りにし、心理サスペンスに仕上げた作品。 それぞれが心に描いている「ユートピア(理想郷)」は 、嫉妬や慢心、偽善、嘘などの黒い力でポロポロと崩れていく。 装丁デザインのタイトル文字が、それを暗示している。 物語の中で唯一、 車椅子で生活する久美香(小1)と優等生の彩也子(小3)の友情が救いだが、 それも最後にひっくり返る。 一番、黒かったのは小学生の2人だったのかもしれない。 しかし、この2人だけが 「友情」という「ユートピア」を手に入れたことだけは、確かなようである。 心理描写や伏線の設定は見事だが、後半はやや駆け足気味。 読後感はあまりよくない。 | ||||
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もう少しじっくり描きあげれば、もっといい作品になっていたはずです。 登場人物が同じような人たちばかりで、特徴がなく、誰が誰だったかわけがわからなくなります。 果たして世の中の人は、ここまで意地が悪いのだろうかと疑問になりますが、ここは湊さんの作風であるのだと考えてみました。しかし、みんなが意地悪で、裏の感情を持ち過ぎて、話に収集がつかなくなっているような気がします。 途中まで面白かったのですが、最後は畳み掛けるように急ピッチになり、子供達が企んだ「誘拐」という、チープな内容になっています。 結局、殺人事件の話も薄っぺらで終わってしまい、もっとここから深い話が作れたのではないのかと思います。義母も最後は「手紙」で登場するなど、楽な解決方法で終わらせた感がたっぷりあります。 火事においても、祭りの時に起こった火事も子供の手によるものだったのかも曖昧ですし、事件に関与しているかどうかもわからない健吾が一体どうなったかも疑問です。 登場人物や話に深みがないのが残念です。もっと時間をかけたら、傑作になっていたと思います。 | ||||
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