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ユートピア
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ユートピアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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よく見る光景だなと思ったのが、街によくある全然採算の取れてない女性向け雑貨屋さん。 家賃すら稼げてないだろうけど、旦那の収入があるから事業として成立してなくてもいいんだよね。 そういったビジネスとしての辛さが全然ないところでの、ビジネスごっこ。 パラサイト・自己実現をやってる人々が描かれている。 現実のビジネスにある資金繰りに四苦八苦して自殺に追い詰められるような、悲壮さがない自己実現。 いい身分だなあ、という印象しかない。 | ||||
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古本でしたが良い本でした。 | ||||
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さすが湊かなえ先生です。本当に最後の最後までドキドキさせられました。ありがとうございました | ||||
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湊さんの作品では、やはり女性の主人公だったり登場人物のほうが私には、違和感なく読めます。3人の仲良くなった女性たちの、心理描写もリアルに感じました。 母親である、堂場菜々子と相場光稀がわが子に対して、本当に繊細な気つかいで接しているのには(自分はこれほどまでにしていなかったな)と反省の思いを感じました。教師をされてた湊さんだからこその描写なのでしょうね。この作品はそれほどイヤでもなく、(最後のドンデン返しは多少ありましたが) わりと面白くて秀逸でした。 | ||||
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すごくおもしろかったです。湊かなえの本はどれもおもしろいから、大好きです。 | ||||
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短くて読みやすかったし、難しくないから学生さんにもオススメです。 | ||||
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善意のつもりだけれど,内に秘める悪意やエゴが隠されている.その内面が細かく描写されているところが面白い. | ||||
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今回も作者の描く小説に見事はまりました。 そして後味の悪いエンディングに、やっぱ湊かなえはこうでなくては などと一人余韻を楽しんでおります。 作者の小説は、そこんところ理解したうえで読み始めると面白さが 何倍にも膨れ上がります。 なににつけても「女王」の称号が付くのは素晴らしいことです。 これからも、今まで以上に湊さんの持ち味を生かした作品を 楽しみにしています。 | ||||
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サスペンスとしての殺人事件との関係性などはそこまで秀逸とは思えなかったが、芸術家たち、地元民、地元の工場勤務のため移住した人たちそれぞれの嫉妬や高飛車さなどむしろそのあたりが丁寧で面白い。町の情景が目に浮かびます | ||||
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女性ならではの視点、田舎特有の視点が忠実に描かれて面白かった。男性より女性向けに好まれる作品に感じた。 | ||||
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湊かなえならではの作品。 恐怖ではないけど、終始背筋がゾゾっとする感じの作品だった。 ラストまでちゃんと読んで欲しいです。 | ||||
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登場人物の心理が丁寧に描かれており、物語の世界に入りこんでいくことができる。劣等感や他者への羨望に加え、「自分の気持など他人には分からない」という趣旨の表現が多く、わくわくして読み進められるような本ではないが、自分と他人では捉え方が違うからこそ日常でのさりげない気遣いが大切なのだと実感させられる。 | ||||
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数ある湊かなえ作品の中でも異質な作品。物語は淡々と進んでいく。お世辞にもハラハラドキドキは無い。何がミステリーなのだろう、と疑問を抱えながら読み進めていく。最後の仕掛けを一頁に。そのための長い長い伏線だったとは。クララの翼には共感させられました。 | ||||
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言葉の裏の裏の裏の意味を瞬時に把握する能力とか、女性は凄いと思いました。同時に疲れないんだろうかとも思いました。いい勉強になります。 設定では何点かよく分からないところがあります。誰も来ない岬に、駆け落ちの二人が来たのは分かるのですが、誰も来ないはずのその場にどうして二人の男がいたのかが分かりません。そして、一目散に逃げ帰った女が、金をいくらかでも奪うことなど出来るのでしょうか。また、いくらかでも奪われていることが何故犯人には分かったのでしょうか。マッチを擦ったら火事になったというのも分からないし、五年前に重罪を犯した人間がそもそも狂言誘拐などするのだろうかとも思いました。読み落としているのかも知れませんが。まあそれらを差し引いても大変面白かったです。 | ||||
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これは読み始めてからすぐに居心地の悪さを覚える、作者らしい作品。芸術家による廃れた町の活性化を図る町おこし、障害を持つ少女との友情を詩で表した心優しき少女、など通常美談で語られる出来事が出て来るが、絶対にそんな美談で終わる筈ないなと思ってしまうのは、作者への信用と言うより、現実を投影したリアリティ故ではなかろうか。そう、湊かなえが書くまでもなく、現実は悪意に満ちたものであるからだ。ミステリ風に実際の犯罪行為も出て来るが、犯罪は何も起きない設定でも十分小説になりそうな気がした。過去の殺人や、子供の誘拐で話が大きく展開する終盤はドラマチックではあったが、やや違和感を覚える。 いずれにせよイヤミスの女王本領発揮で、実に後味の悪い作品。下手に現実離れした設定でなく、登場人物も自分を含めた現実にいそうな人間ばかり。だからこそリアルで嫌らしさを覚えるし、何ともやり切れない苦い読後感となるのだろう。「ユートピア」と名の付く小説はたいてい反対の「ディストピア」を描いているものだがその典型で、湊かなえに向いたモチーフと思われた。確実に読者を選ぶ作品なので、覚悟して読まれたい。 | ||||
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時間を忘れて一気読みしました 新刊も楽しみにしています | ||||
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一気によみました。 ぐいぐい読み進んでしまったせいか、最後の終わり方が、あれれ…と唐突感がありましたが、どうなったのだろう…という未だに余韻に浸れます。 物語は最初からあらゆるところに伏線が張られていて、目が離せませんでした。 なによりも、湊さんらしい、登場人物個々のパーソナリティ、ペルソナが際立つお話に一気読みでした。 | ||||
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久しぶりに湊さんの本を読みましたが、やっぱり、おもしろいですね~。 連続ドラマを見始めても、本の続きの方が気になりテレビを消しました。 出てくる女性たちが思うことには、いやだな~と思いながら共感してしまう自分がいる。 女性の悪?汚い部分?をズバズバと描く湊さんの本、大好きです。 途中、実は子供(彩也子)が悪という結末なのかなーと思いながら見ていましたが、 子供たちは無邪気だったのでよかった。 子供の感受性の良さについても考えさせられた。 湊さんは、お花畑でもなく、エロもなく、登場人物とストーリーで読ませる作家の数少ない一人だと思う。 | ||||
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「夜行観覧車」以来、なんとなく期待はずれが多かったけれど、それでも著者の作品ほぼほぼ読んでました。 読み返したくなるような作品は「Nのために」と「夜行観覧車」のみ(手元に残してます)。 このユートピア、伏線は随所にあるけど、どれも〇〇〇だったというのが、素晴らしかったと思います。 評価が思ったより低いのは、主人公たちが主婦目線なので、この面白みを感じる層が限られるのでしょうね。 ドラマチックな展開ではないからこそ、周りでありそうな、だけどもちょっとだけ非日常に楽しめました。 | ||||
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小学生の久美香ちゃんが、上級生に告げたセリフ、 - 行こう、彩也子ちゃん。 により、重苦しい物語にも、温かな光が差し込み、終わりを迎えます。 思わず、感動してしまいました。 今回の作品の特徴は、登場人物が子供から老人まで女性であることです。 登場する女性たちの心理描写が巧みです。 (男性も登場しますが、添え物) 著者に特有な、結末に向けての二転三転する謎解きに、引き込まれました。 著者の作品は、毎回、構成が新鮮で、面白いミステリーです。 | ||||
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