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ユートピア
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ユートピアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 41~60 3/5ページ
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湊かなえって、こんなもん?イマイチです。思わせぶりな描写のわりに顚末はあっけなくて、それでどうなったの?とスッキリしません。 | ||||
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7割くらい真面目に読んで→我慢できなくて→飛ばし飛ばし読んで→頭に来て→最後の2ページに飛びました。 | ||||
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久しぶりに湊さんの本を読みましたが、やっぱり、おもしろいですね~。 連続ドラマを見始めても、本の続きの方が気になりテレビを消しました。 出てくる女性たちが思うことには、いやだな~と思いながら共感してしまう自分がいる。 女性の悪?汚い部分?をズバズバと描く湊さんの本、大好きです。 途中、実は子供(彩也子)が悪という結末なのかなーと思いながら見ていましたが、 子供たちは無邪気だったのでよかった。 子供の感受性の良さについても考えさせられた。 湊さんは、お花畑でもなく、エロもなく、登場人物とストーリーで読ませる作家の数少ない一人だと思う。 | ||||
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ミステリー性はありません。登場人物の女性たちの名前が覚えにくくて、誰が誰かわからなくなってしまいました。 田舎町での面倒臭い人間関係を描いたようにしか思えない。最後のオチもありふれたものでした。 | ||||
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「夜行観覧車」以来、なんとなく期待はずれが多かったけれど、それでも著者の作品ほぼほぼ読んでました。 読み返したくなるような作品は「Nのために」と「夜行観覧車」のみ(手元に残してます)。 このユートピア、伏線は随所にあるけど、どれも〇〇〇だったというのが、素晴らしかったと思います。 評価が思ったより低いのは、主人公たちが主婦目線なので、この面白みを感じる層が限られるのでしょうね。 ドラマチックな展開ではないからこそ、周りでありそうな、だけどもちょっとだけ非日常に楽しめました。 | ||||
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ネタバレ 陶芸家のすみれさんの性格がイタ過ぎて、たとえ自業自得としてもその顛末がイタ過ぎてやりきれない気持ちになりました。 かつて彼女がライバル視し、妬んでいた女性に結果的に助けられたわけですが、 本人は助けられたとは思わず、自分の前進だと前向きに考えているところが、もう空寒いとさえ感じます。 《善意は悪意より怖い》という書評はズレていると思います。 静かな田舎に、都会から勘違い女性がやって来て、仮に悪意はなかったとしても、結果的に自己実現のためにその田舎の人達を利用したのだから、善意ではなく偽善と思えます。 もう一人の主人公は、都会人の毒にあたってはじめて自分の住む田舎町の「ユートピア」に気がつく、というなんとも皮肉な内容でした。 ミステリー要素もあるにはありますが、おまけくらいです。 ミステリーが読みたい!という方にはお薦めしません。 | ||||
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と、移住者の側、地元の側双方に思いました。 私自身、富士山麓で生まれ育っていて、ここ十年位、「富士山をひどくありがたがる移住者さんが増えたなあ」と思っていたところだったので、移住者側にも地元側にも、リアリティはそれなりに感じました。移住者さんってやはり雰囲気で分かります。「すみれ」なんて、「いかにも」な移住者像だし、自己評価の高さなんかがデフォルメされていますけど、実際にいそうなタイプに思えてきます。 著者は、どちらの側も例によって意地悪な描き方をしています。ミステリ部分は正直つまらないので、謎解きより、人間関係の「もやもや」を楽しむ小説だと思います。 | ||||
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様々な嫌な人が出てきますが、るり子が一番リアルでした。他人を誘導して自分の嫌いな人の悪口を言わそうとしたり、嫌いな相手でも自分より絶対的に立場が弱いってわかった瞬間気持ち悪いくらい優しくしたり、包み隠しきれてない嫌味を言ってきたり、一番人間関係を引っ掻き回すタイプですね。 どこにでもいますよね。 このように、嫌な人たちがそれぞれ足を引っ張り合うお話しで、ミステリーというと?でした。 特に最後の方は急ぎ足で、ラストのページでの謎のネタばらしが白けます。 | ||||
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帯に惹かれて読んでみた。そう、善意も悪意も怖いんですよ。 前半から半ば過ぎまで、雑誌のインタビュー記事とストーリーが交互に出てくるなど、独特の記述が見事にハマった感じです。素晴らしい着想でした。 ただ、後半になるとそれがかえって仇に。ひとつの事件が起こるのですが、あそこは自然な流れで良かったのでは? スピード感を削いでしまいました。 ラストも何だか尻すぼみ・・・。余りに呆気なくて。余韻が残る、という言い方も可能でしょうが、私は少しスッキリしませんでした。 ただ、最後のページ、2段階目のオチは面白い。そこは買います。結果、総合評価としては星3つと4つの中間くらいかな。 | ||||
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ストーリーは面白くないです。 でも女性目線の考え方が参考になり楽しめました! | ||||
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小学生の久美香ちゃんが、上級生に告げたセリフ、 - 行こう、彩也子ちゃん。 により、重苦しい物語にも、温かな光が差し込み、終わりを迎えます。 思わず、感動してしまいました。 今回の作品の特徴は、登場人物が子供から老人まで女性であることです。 登場する女性たちの心理描写が巧みです。 (男性も登場しますが、添え物) 著者に特有な、結末に向けての二転三転する謎解きに、引き込まれました。 著者の作品は、毎回、構成が新鮮で、面白いミステリーです。 | ||||
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あの算数が苦手というのは彩也子ではなく、久美香の意見ではないだろうか? 「本当に~なんだから」という言い回しは、人から言われたことについて、自分も同意した上で使うものだ。 彩也子は久美香から、過去に算数が苦手だと言われたことがあり、実際に一緒に勉強してみると本当に算数ができていなかったから、そのようなことを言ったのではないか? | ||||
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殺人事件に絡めながら、寂れた町に住むおんなたちの心中が書かれている。 寂れた町は今やどこにでもある。 だけれど、そこも見る人が見ればそこは、ユートピア! そこで、起こる、嫉妬、妬み、恨み、つらみ……。 結局、人というものは、自分の子どあっても、お互いその心中は理解できないってことかな……。 しかし、一番怖いのは子どもかな。悪いことをしたという意識がないから怖い。 まあ、楽しめたので、星四つとしました。 | ||||
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女性同士の嫉妬、優越感、劣等感、腹の探り合いなどがリアルに描かれており 読んでいて少々疲れました・・ 日常の生活でこれでもかと味わうものを小説でまで突きつけられると 気が沈んできます。殺人事件の方は最後にサラッと描かれるので 主題は女性同士のリアルな心理描写ということでしょうか 犯人の男性は金を目当てに家を建てるためにローンを組むとは 思い切ったことをするものだなと。 どういうことだろう?となんとなく気になって読み進めてしまうので ミステリー?部分は楽しめたかと思います | ||||
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ひとことで言えば、 「田舎モノの罵りあいの本」です。 全くおもしろくはありません。 だいたいこんなストーリー、読みたい人がいるんでしょうか? ただひたすらと、 立場の違う女たちの、愚痴と、言い訳。 全員が「自分は悪くない」と田舎を理由に愚痴り続けるだけ。 読んでいる最中ずっと気分が悪かったです。 サスペンス要素、ミステリー要素はほぼありません。 それに期待している方は読まないほうがいいです。 時間の無駄になります。 田舎のドロドロが好きな方には これ以上の本はありません。お勧めします。笑 | ||||
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終わりが少々無理やり感があったので、欲を言えば もうひとひねり欲しかったかな~という感じでした。 でも全体的にサラサラと楽しく読めました! | ||||
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もう少しサスペンス要素が多いかなと期待していたが、ほとんど田舎町のご近所付き合い、暇つぶし活動、腹の探り合い、噂話、聞きたくもない人の腹の底を聞かされて疲れた。もちろんその心理描写 が上手でサラリと読めるし悪くはないと思う。ただ、実生活で十分お腹一杯なので私には必要なし。読んでると自分はもっともっと周りの人に気を使わなきゃこんな目で見られてるかも(汗)って娯楽で本読んでるのに逆効果だわ。と思いながらも内容は薄いのでとりあえずスラスラ読めます。そして期待のサスペンス的な部分は単に犯人は金目当てで殺してるし、そんな死体埋めたところに家建てて住むとか、そこに元恋人呼んじゃうとか意味不明だし、わざわざ成功確率の低い誘拐とかやるし、何故殺人までしてお金が必要だったのかとか犯人側の心理は分からないまま簡単に行方くらまして、はい終わりーって感じでした。もしかしたら裏をかいた話が続くのかとワクワクしてみたが、、、あれ終わってしまった。。。。。スッキリ感は味わえませんでした。 | ||||
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田舎に住む主婦2人と同世代の女性の計3人が主役のお話。 田舎の人ならではの劣等感、田舎モノを見下す都会人の心境、 障害者に対する偏見やいじめ、主人の会社の地位に基づく妻のヒエラルキー、 大金を目の前にしたときの人間の卑しさなど、 人の内面に宿る悪意をこれでもかと描いている。 もう少し爽快感があるとよかったかも。 | ||||
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女性の細かい心理描写は非常にうまいと思う。作品としては色んな要素を詰め込み過ぎ。もう少しストーリー展開をうまく繋ぐことが出来れば、出色のサスペンスフィクションになっただろうに、ちょっと残念。湊作品独特のいわゆるイヤミス感を薄めることが出来れば、直木賞受賞間違いなしと思うのだが・・・。 | ||||
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舞台は海の美しい地方都市。大きな食品会社の工場があるため合併を免れているだけの特徴の無い町。様々な理由でそこで生活している3人の女性たちを中心に話は進む。人間の裏表を描き続ける作者だけに表面的な調和とそれぞれの内面の違和感をしつこい程描き、最終的には5年前の殺人事件が絡んでくる。なんとハイジとクララのような良い子の少女たちすら秘密を持っている。でもバッドエンドではなく、ちょっとだけ希望のある終わり方、というのが新しいかな。 | ||||
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