■スポンサードリンク
スキン・コレクター
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
スキン・コレクターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作品は、四肢麻痺の名探偵、リンカーン・ライムのシリーズ第11作目です。 こうしたシリーズものは、第1作から順番に読んでいただくのが、最良と思われますが、今回の作品は、特にその印象が強い作りになっています。 何しろ、今回の猟奇的殺人鬼、スキン・コレクターは、記念すべき第1作「ボーン・コレクター」(1997年発表)の模倣犯と推測され、第1作でボーン・コレクターに狙われて一命を取り留めた人物も登場します。 また、第7作の題名でもある殺人鬼「ウォッチメイカー」が獄中で死亡したという情報がライムにもたらされるという、過去作を大いに意識した物語展開となっています。 このスキン・コレクターの手口は、タトゥー。 毒を注入することで被害者に彫り物をして殺害するという残忍な犯行を連続して行うのですが、その彫り物として残された言葉が、一種の謎になっており、それらの言葉で犯人が何を訴えようとしているのかが、作品の大きなポイントになってきます。 この謎解きは、上手く伏線が張られており、大変に楽しむことができました。 本書も単行本で、上下二段組450ページほどという長さにも関わらず、ほとんど一気読みでした。 特に後半100ページに入ってからの、どんでん返しの連続は、いつもの著者らしく最後の1ページまで気を抜けない構成で、シリーズ開始から20年近く経った今も、そのサービス精神には、感服させられています。 まだ邦訳は、されていないものの、2016年の現在、本国アメリカでは早くも第12作目が発表されているとのことなので、そちらを読める日が来るのを待ち望んでいるところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほぼ全作読んでいてファンですが、同じ展開ばかりで少々飽きてきました。 こちらも読み慣れてきてるので、中々期待を上回る仕掛けがなく残念です。 ただ登場人物には愛着があるのでこれからも読んでいくとは思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「リンカーン・ライム」シリーズの11作目。本シリーズは殆ど全て読んでいるが、結局の所、連続的瞬発力の「コフィン・ダンサー」(一番の本領発揮作)と全体構成力の「ウォッチメイカー」だけが傑作として記憶に残っている。何時かは両作並みの傑作に出会えると期待して本シリーズを読んでいるのだが、最近はそのマンネリ振りにガッカリさせられる事が多く、残念ながら本作もその例に漏れなかった。表題からして、シリーズ第一作の「ボーン・コレクター」を意識している事が窺えるが、「ボーン・コレクター」の方が(不気味さがある分)数段出来が良い。 最近の作者はどうも<ウォッチメイカー>に拘っている様だが、冒頭で<ウォッチメイカー>の獄死の描写があった瞬間、本シリーズの読者なら、「ああっ、またあれね」と思う筈である。そう思うと、本シリーズの持ち味(醍醐味)である「ライムvs犯人」の瞬発的知恵比べという妙味が薄れてしまい、緊迫感のカケラもない駄作となってしまった。<ロカールの交換原理>、グリッド捜査、ホワイト・ボードに書き出される証拠物件一覧、捜査中に危機に陥るアメリアを中心とするライム・ファミリー、自宅で犯人に命を狙われるライムと既視感タップリの内容で、作者が本作で何を描きたかったのかサッパリ分らなかった。ラストを読むと、次作への繋ぎの作品という位置付けなのだろうか ? シリーズを続けて行く難しさは理解出来るが、続けて行く以上は作品毎に何か新規性を盛り込んで貰わないと読者も困る。「87分署」シリーズでお馴染みのエド・マクベインはシリーズを続けて行く秘訣(自戒)を次の様に語っている。 「自分で自作のパロディを書かない事」 作者にもこの秘訣(自戒)を守って、読者を驚かせる新作の発表を期待したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズを全部読んでいるので、これを読むのも楽しみにしています | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ボーンコレクターを始めて読んだ時の興奮を思い出しました。 もういちどボーンコレクターを読み返したくなります。 骨から皮膚へ・・・次はどこへ行くのでしょう、楽しみです。 前作 ゴースト・スナイパーを本作のあとに読むと タトウの話など本作のアイデアを考えていたのだろう、と思わせるエピソードが出てきて楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ11作目。 7作目の『ウォッチメイカー』と9作目の『バーニング・ワイヤー』を未読の方はそちらを読んでからの方がいいかもですね。 シリーズものを生かしたどんでん返しはディーヴァーならでは。 思わず笑ってしまった……。 面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
腰を据えてじっくり読みたくて しばらく放置してましたが 時間がとれたので一気読みしました これから読む方にはねたばれになるので あまり詳しく書けませんが まあとにかくどんでん返し 前作は?ってとこありましたが 今回はボーンコレクターの世界に戻ってくれました とにかく面白いです もう一度全作読み返したいなー | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズはすべて読んでいます。 今年読んだ本のなかで一番の出来でやっぱりおもしろい。 土曜に読み始め 休み休み日曜に掛けて 5時間で読んでしまいました 次がまちどおしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1年に一度のジェフリー・ディーバーからのプレゼント、スキン・コレクター読了。 私は、本作に期待していると同時に不安も感じていた。それというのも、前作ゴースト・スナイパーが私にとってお世辞にも読み応えがある作品とは、言えなかったからだ。リンカーンに海外捜査をさせるなど新しい試みはあったものの、手に汗にぎる心理戦などが他の作品と比べて劣っているように思えたからだ。 しかし、本作は序盤から犯人との心理戦が見事に描かれており、お得意のラスト二転三転も見事にはまっている。ある重要人物が黒幕ではないかと、最初から連想させるのはご愛嬌といったところでしょうか? ジェフリー・ディーバーファンのみなさん、来年のプレゼント「The Steel Kiss」を一緒に楽しみに待ちましょう! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単純な感想として、面白い。 このシリーズが面白いのは基本当たり前として、後は、敵の目的&キャラクター次第。 今作の敵の目的は、実に恐ろしい。 現実に起こると考えると、恐ろし過ぎる。 そして、ラストには衝撃の展開が…。 ネタバレにつき書けませんが、この展開を予想した方も多いでしょうし、賛否分かれる所かもしれません。 初めての方は、商品説明等で名が挙がっている2作、「ボーン・コレクター」と「ウォッチメイカー」を先に読んだ方が、より本作を楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ディーヴァーに求める「要件」をきっちり満たして貰った感じでした。 どんでん返しに関しては、もう「誰が出て来ても疑って掛かる」「一旦ケリが付いた件も構えの態勢は取ったまま」なのはファンとしては当然。故に何がどう繋がっても、既に驚かない。 後出しキャラで辻褄合わせるんじゃなく、ジグソーパズル的な組み立てと捜査の過程自体が好き。 前作「ゴースト・スナイパー」の時少し当てが外れた感じだったから、本作で王道に戻ってくれた、という印象。 タトゥーの文化歴史風俗うんちくも興味深く読んだ。TT・ゴードンのキャラとても好み。魅力的な人がまた増えた。 余所の国の毒物事件で、日本ではポピュラーに知られてるフグ毒出て来たのが何気に嬉しかったりして。 今後もリンカーンとウォッチメイカーの攻防戦がある事が確認できたのは手放しで嬉しい。 ウォッチメーカーとリンカーンの直接会話の部分が一番楽しかった。もう「好敵手」とか「仇敵」じゃなくて「友情」と「信頼」の域だ。 「ああああー。読んだぞー!」という気分になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待っていたディーバーのライムシリーズの新刊。 今作は、過去の作品の主人公を交えたストーリー。 タイトルから想像できる通り「ボーン・コレクター」ともう一作。 どんどんページを捲らせる相変わらずのリーダビリティは、いつも通り。 勿論、お決まりのどんでん返しも有り。 ただし・・・ 最後に詰め込み過ぎた感は否めない。 「ここで終わりかな」って終わらないのがディーバーなんだけど、 それでもです。 詰め込んで中途半端な感じになってしまった最後。 ここで「何? 何? これ?」って、トーンダウン。 もったいないなぁ その部分だけで一作書けそうなのに でも、間違いなく次作も読んでしまうでしょう。 そう感じさせる力のある作者です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!