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もうひとりのタイピスト



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【この小説が収録されている参考書籍】
もうひとりのタイピスト

もうひとりのタイピストの評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

本レビューは読後にお読みください。やや内容について触れております。

くどいですが、感のよいあなたは読後に読んでくださいね。



惜しい。設定もキャラクターもとても魅力的なのですが、「彼女」の犯罪を成立させるのにはプロットが雑、というか乱暴ではないでしょうか。
詳しくは書きませんが、いくら1920年代の警察でも、お偉いさんを何人か抱き込んでいても、それ、ちょっと調べたらバレるでしょう?というレベル。特に出身地と宿泊名義にまつわる部分。二人は瓜ふたつではないのよ。
レビューでほのめかされているように独白自体の信ぴょう性を疑えば、かなり苦しくとも、なくはないのですが、そうすると過去と心情の描写はなんだったのよ、ということに。狂人の告白でした、では何でもアリになってしまうかと。

主人公の一人称独白形式はジェームズ・M. ケイン『カクテル・ウェイトレス』を彷彿させましたが、プロットの固さ、「ひょっとして」感はあちらのほうが断然上でした。
もうひとりのタイピストAmazon書評・レビュー:もうひとりのタイピストより
4488010482

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