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欺きの家
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欺きの家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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ゴダード久々のヒット作という噂に違わず面白いお話。 余りに寒いこの冬は、陽光輝く土地に憧れますね~ 巻き込まれながらも何とか前に進んで行く。嬉しい限りの筆運び。 虚構の世界に浸る楽しみを存分、充分味わって ページを繰れば出会える含蓄やシンプルな感情を大切に。 忙しい現代人にもきっと味わい深い時間が流れるのでは。 | ||||
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大量に売れているにもかかわらず,レビューはこれまでに2件しかない。 ゴダードには多くの固定読者がいるはずで,彼らが望んでいるのは,ミステリーの巧みな帰結,失敗した恋愛,老残の嘆きと回生の物語であろう。 この本がそれらの多くを満足するのは,他のレビューにも指摘されているとおりである(「美しい夏」レビュー)。 イギリスの陶土製造都市とイタリアの避暑地カプリとの風景の対照も魅力の一つである。 | ||||
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内容は面白かったが、印刷がひどい。 20年前のインクジェットプリンタレベル。 オンデマンド印刷的なものに移行するのは構わないけど、 ここまでクオリティを落とすと紙であることが逆効果になる。 これを決めた奴のリテラシーを疑う。 | ||||
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ロバート・ゴダードの2012年の「Fault Line」の新作。コダードの新作が途切れることなく翻訳されているのは、中身の出来不出来にかかわらず、有りがたいことであり、中身が傑作であれば、とてもうれしい。今年のゴダードについては、「とてもうれしい」のほうである。また、難しい邦題がついてはいるが、本作は「1969年夏のカプリ島」で水着美女との愛に溺れるラブ小説でもあり、その点でも、「とてもうれしい」。 傑作と思う理由。 ●「歴史上の重大な謎」とか、「国際的、政治的大陰謀」とか風呂敷を広げすぎて失速する傾向から逃れている。中心の謎が、社史の欠落部分というちょっと珍しく、地味な謎で、プロットががっちり組まれている。 ●物語の空間的スケールが大きくなりすぎ、主人公がせわしげに都市を移動して、落ち着かないという悪い傾向から逃れている。また、枚数埋めのようにアクションシーンが連発されるという悪い傾向から逃れている。本書のアクションシーンは上巻に一箇所、下巻に二箇所あり、必要十分である。全体として、読者が落ち着いて、じっくり読める話である。 ●ファム・フェタル(ヒロイン)が大変魅力的である。また、近年のゴダード作品の中では、ラブ・シーンが冴えている。 ●主人公はヒロインにのめり込みつつ、何回か決断する。この決断とその実行が興味深い。そして、最後の決断は・・。 ●登場人物が多くなりすぎず、それぞれ、個性的に描き分けられている。脇役も楽しい。頑固者の女性社史研究家フェイ、しっかり者の社長令嬢ジャクリーン、働き者の人事部長ピート等・・端役も楽しい。タイ人少女マッド等・・ ●真相は、大方の予想通りとなりつつも、最後に、鮮やかな逆転が待っている。結局、本書現代編全体が大掛かりな人物○○であったことになり、見事である。ラブ・ストーリーとして完結するのもうれしい。 | ||||
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