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中央流沙
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【この小説が収録されている参考書籍】
中央流沙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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砂糖の専売制を巡る汚職がテーマだ。 地位のある連中を守るため、使いに立っただけの小役人が自殺するよう示唆される。 お馴染みの展開だが、本作では下っ端事務官が部分的に視点人物を務めるので、ストーリーに深みがある。 出世をあきらめた山田事務官が、キャリア官僚たちの行動を観察する。 腹ただしい真相に気付いてはいても、何もしないしできない。リアルと褒めるべきなのだろうが、不快である。 詰め腹を切らされた男の妻子は、役所からたくさんの手当てをもらって、以前より暮らし向きが良くなる。 死んだ方が良かったとでも言うのか。なんとも切ない話だ。 清張にしか書けない作品ではあるが、好きになれない。ミステリーとして解決していないし、後味が悪すぎる。 | ||||
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