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二重葉脈
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【この小説が収録されている参考書籍】
二重葉脈の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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大した事件も起こっていないのに、未来の殺人を予測したかのような動きを見せる警察。思わせぶりな出来事は起こるものの、あらかじめ全体像が分かっている作者の都合というか、物語展開上の伏線でしかない気がします。神岡(かみおか)という登場人物と神野(たぶん「じんの」と読むのでは)という刑事が出てくる辺りから、あれ?これって口述筆記だったのでは邪推してしまいました。ミステリーって犯人当てもあるのだから、同じ漢字を使った人物の登場は普通避けるはず。言葉で言うと「かみおか」と「じんの」だけど、漢字にしてしまうと紛らわしいでしょ。それに、なんか文章にいつものキレがありません。短編で見られるような簡潔で的確な表現があまりみられなくて、松本清張らしくないと思いました。それでも最後まで読んでしまうのは、やっぱり巨匠の力なんでしょうか。 | ||||
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