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ペスト
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【この小説が収録されている参考書籍】
ペストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全411件 161~180 9/21ページ
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長編なのでまだ読んでいます。電子書籍なのでちょっとした空き時間とか待ち時間とかにスマホを開いて進められるので便利です。 | ||||
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翻訳の為か、日本語の小説と比して、概要とストーリーの流れを大きくとらえて読むことが良いでしょう。 | ||||
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名作中の名作!こんなに面白い作品だとは思わなかった。最初からもう引き込まれまくり | ||||
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なにせ翻訳が古く、かなり読みづらいです。新訳は出ていないようですし…。 | ||||
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考えさせる小説だった。他人事と思えない自分たちになった | ||||
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予定より2日ほど早く届き、GW中に読めました。 昔から読みたいと思いながら時が過ぎ、改めて巷の話題もあり 購入しました。 内容として、前半は内容に集中できず、理解も難しでしが、 中盤以降に内容が入って来た感があり、のんびりした 長期休暇時に読むのが良いかと思われます。 | ||||
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読みごたえがありました。登場人物が多いので先にNHKテキストの「100分de名著」を読んでおくと分かりやすいと思います。 | ||||
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高校のときに読んだときは、少年がペストで死んでしまう痛ましい描写だけを覚えていました。それが、今、新型コロナウイルスで、改めてこの作品が脚光を浴びたということで、読み直してみることにしました。 舞台は、アルジェリアのオランという実在の都市です。ここにペストが流行ってオランが封鎖され、その中の人々の人間模様が描写されています。 第二次世界大戦の戦争の不条理をペストになぞらえているようですが、読み始めて驚くのは、そのあまりにもリアルなペスト流行中の人間描写です。 もちろん都市がペストによって閉鎖されるということから既にデジャブなのですが、俺はペストだと言って女に抱きつく男が出てくる下りで、ゾッとしました。そういう事件が実際にコロナでもよく起きましたよね。 ともかく、何よりも出てくる登場人物が不条理と戦うその心意気がなんとも心打たれました。 自分の故郷に帰れなくなってしまった今、愛する恋人に会おうと、オランの封鎖から脱出することを必死に画策するランベールが、やがて心変わりしていき、主人公の医師リウーと共にペストと戦うシーンは自分の今の境遇と重なって感動しました。 解説にも書いてなかったのですが、このリアルなペスト流行の経過は、カミュ自身が経験したものなのか?それとも想像を尽くしたのか?調べてみようと思いました。 | ||||
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今のコロナウイルス対策の参考に読みました | ||||
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読みたかったので助かりました。 | ||||
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異邦人しか読んでなかったので、良かったです。 | ||||
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面白い 今の時代だな | ||||
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「ペスト」が発表されたのは、73年前の1947年、サルトルなども活躍した戦後フランス文学の黄金期といわれた時代だ。「ペスト」を読んだのはいつ頃だろう。記憶の限りでは、私が中学生頃だったのではないかと思う。ということは100年に一度のパンデミックの下で、50年ぶりに「ペスト」を読む機会を得たことになる。この小説でカミュはペストの蔓延によって封鎖された都市の人々の群像を人間の不条理劇として描いている。それは、ペストによって隔絶された限界状況を設定することで作りだした小説世界のはずだが、驚かされたのは、新型コロナウイルスに覆われた今の世界の現実とあまりに酷似していることだった。 ということは、2020年のパンデミックで我々が経験しているのは、Covid-19の感染が蔓延した世界の現実(リアル)というより、カミュが73年前に描いた人間の不条理そのものかもしれない。昨日まで元気な姿を見せていた志村けんや岡江久美子といったアイコンまでが、突然、病に倒れ、あっけなく死んでいった。こうした不条理な経験は、我々の心の奥底の何かを確実に変質させつつある。そうした底知れぬ畏れのようなものが、50年ぶりに読んだ「ペスト」には、まさしく書かれていた。 1980年代にエイズが同性愛の死病として米国で感染が広がった時に、スーザン・ソンダクが「隠喩としての病」(1982年)を発表した。「エイズ」という言葉の表徴が「西洋の退廃」の隠喩として機能し、人々を抑圧し、縛り付けていることを見事に分析したスーザン・ソンダクは、この本を書く事により、病というものが実質を越えて獲得する神話や言葉の暴力(隠喩)から人々を解放しようと意図したという。 新型コロナウイルスによるパンデミックも何かの隠喩として機能しているだろうか。私の考えは、むしろその逆だ。パンデミックは、隠喩(メタファー)を無効にし、冷徹で無慈悲な現実そのものを露呈させる。米国のトランプが、新型コロナウイスを武漢ウイルスといくら言いかえても、安倍晋三が、PCR検査を倍増させると声高に叫んで見せても、そんな言葉の遊びは発語するそばから無効にされていく。新型コロナウイルスによるパンデミックは、政治的指導者や政府組織の現実に対する真摯さ、対応能力、国民の人間性のレベル、そうしたものの裸の現実を容赦なく露呈させる。パンデミックが内在している不条理は、それまで世界がその身にまとっていた神話や隠喩をはぎ取って、素っ裸にしてしまうのだ。 そして、カミュがこの本でひとつの観念的実験として試みているのは、そうした不条理の中にあってなお、人間はどのように生きることができるのかという問いだ。 「グランというどこにも英雄的なところのない男が、いまや保健隊のいわば事務の要の役割を果たすことになった。(中略)・・・グランこそ、保健隊の原動力であるあの静かな美徳の本当の代表者だったと考えている。グランはいつも自分そのままの善意をもって、ためらうことなく『いいよ』といった。彼が望んだのは、ただささやかな仕事で役に立ちたいということだけだった」(「ペスト」より) カミュがペストで描いたグランが、新型コロナウイルスのパンデミック下では、世界の医療・ヘルスケア関係者、清掃員やコンビニの店員、配送員など世界の活動の基底を職業的ミッションを持って支えた名もなき人々の中に数多く見られた。このことは、隣人が病に倒れ、街の賑わいが消え去り不条理な世界に沈んだ、この数か月の中で、われわれが唯一確認できた未来への救い、希望かもしれない。 今、日々の感染者数は減少し、ここ数か月、世界を席巻したコロナ禍は、漸く収束しつつあり、コロナ後の世界に関する議論も始まっている。かつてペストが蔓延し、欧州の人口の3分の1が失われた時代、人々を捉えたのは「メメント・モリ(死を思え)」という言葉だったように、コロナ後の時代とは、世界が死の影とともに生きることを意味する。そのことは今日言われているように「新しい日常(ニューノーマル)」とよんでいる別の現実(リアル)が始まることを意味するのではない。パンデミックは、これまでも存在していた現実の姿をただあからさまにするだけだ。そこに何もつけ加えないし、そこから何も減じもしない、これまでも在ったし、これからも在り続ける。人間が常に死と共に在り、死と死の間を生とよんでいる、誰もが知っている現実のことをメメント・モリという言葉と共に人々に繰り返し想い起こさせるだけだ。 カミュは、小説「ペスト」を、感染の収束を迎えた町を見た主人公、医師リウーをこう描くことで結んでいる。 「じっさいリウーはこの町から立ちのぼる歓喜の叫びを聞きながら、この歓喜が常に脅かされていることを思い出していた。というのも、彼はこの喜びに沸く群衆の知らないことを知っていたからだ。・・・中略・・・ペスト菌は決して死ぬことも消滅することもない。数十年間も、家具や布製品の中で眠りながら生き残り、寝室や地下倉庫やトランクやハンカチや紙束のなかで忍耐強く待ち続ける。そして、おそらくいつの日か、人間に不幸と教えをもたらすために、ペストはネズミたちを目覚めさせ、どこか幸福な町で死なせるために送り込むのである」 小説のこの結びの文章は、今の我々の世界にそのまま当てはまる。違うのは、不幸なことに現代では誰もがパンデミックが再び到来することを主人公リウーのように知っていることだけだ。 | ||||
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思春期の心のモヤモヤをどうにかしたくて海外文学にのめり込んでいた時期に(個人的に好きだったのはヘッセ)、カミュは「異邦人」の方は読んだ記憶があるが「ペスト」はただ厚くて読むのが大変そうだったので手を出さなかった憶えがある。 コロナ対策で狂った日常感覚と確かなものが何も無い中で、まさか〇十年経って(この年齢になって)また古典文学の中に救いの言葉を探すような日々が来るとは思いもよらなかった。 夜の海を泳ぐシーンは、映画「ガタカ」か、R.E.M.のNightswimmingか。そんなものを連想した。 "彼がかちえたところは、ただペストを知ったこと、そしてそれを思い出すということ、友情を知ったこと、そしてそれを思い出すということ・・・ペストと生のかけにおいて、およそ人間がかちうることのできたものは、それは知識と記憶であった"p431 "そして、天災のさなかで教えられること、すなわち人間のなかには軽蔑すべきものよりも賞賛すべきもののほうが多くあるということを、ただそうであるとだけいうために。"p457 この文体で、ここまで読んでこなかったら、こんなに刺さらなかったろう。 この小説にどう対峙するのか。まるで小説そのものが「ペスト」のようだ。 | ||||
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特段のコメントはありません。 | ||||
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翻訳独特の言葉に疲れてしまった。たぶん、この先いいことが書いてあると思うが、躓いてしまった感がある。 | ||||
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卒論がカミュだったので、半世紀ぶりに日本語版を読み返してみた。日本語が下手で嫌気がさし、何度かやめようかと思いつつも読了した。今ならもっと優秀な翻訳者がいるはずなので、訳者を変えて出版しなおすべき。日本語がよくなれば、もっとおもしろく読めるはず。 | ||||
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人類と感染病について時代を超えた社会動向・変節を考えさせられました。 | ||||
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今回は急いで読んでしまい,NHK「100分de名著」を見て,自分の読みの浅さに気づきました.いつかじっくり再読したいと考えています. | ||||
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最近の自称読書家は この程度の小説も読めないようだ。 訳が悪いんじゃない。 君たちの読解力がないのだ。 | ||||
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