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ペスト



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ペストの評価: 4.00/5点 レビュー 411件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 1~20 1/3ページ
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No.48:
(3pt)

のど元過ぎれば。

コロナにまんまと踊らされた。恥ずかしながら、カミュの名は知っていても、きちんと小説を
読んでこなかった。これを機会に、「『ペスト』を含む不条理三部作」と『異邦人』と『カミ
ュ伝』を読んだことは、時間の無駄や損をしたとは思ってない。が、ノーベル賞もピンキリと
いうこと。

コロナを機会に「ペスト」を読むのは果たして賢明だったか、かなり疑問ではある。世間では
「名作で将来を予測する」というような便乗作まで新刊で出て、その出版社も著者も結構儲け
たのかのかも知れないが、幸いそれには”引っかからなかった”。

落ち着いて考えれば、『ペスト』に登場する医者は、疫病の原因を追究しようとはしない。現
代の医学者なら考えられない。牧師がそれらしいことをするが、カミュも小説中で、疫病の原
因究明をしようとしたわけではない。不条理を創作・表現したかったのだろう。

コロナでも、今日なおウイルス源が武漢の野生動物実験研究施設からの半意図的な拡散(=バ
イオテロ的なのか(⇒いくら中国批判の国々のなかにあったも、一党独裁を誇る中国がそんな
テロを起こす意味合い)はおそらく「ない」であろうし、もし起こしたのなら、最初から簡単
に疑われるようなヘマもしないだろう。またもし何らかの初歩的ミスで研究所外に遺漏させた
事故なら、かれこれ4年になろうとするのに、その証拠を見つけ出せない西側の恥だろう。

いずれにしても両方の証拠のかけらも知らぬ素人が憶測するのは無駄話。野生動物から自然拡
散したのか否かも依然決定できないようで、いまだに論争が決着していないのは遺憾である。

カミュの趣旨は、不条理を創造しようとした(だけ)と考える方が、三部作の他の2作品を読
むかぎり、正解なのではあるまいか。

ノーベル賞受賞にも、いまさらとかく言う必要もあるまいが、サルトルが、このカミュをもっ
て当初絶賛したのはともかく、やがてカミュと喧嘩別れしたのは、サルトルの作品を読むかぎ
り、サルトルに軍配をあげる。(サルトルの実存主義の方が哲学的な完成度は高い。)

ただし、カミュの人と作品をけなしているのではなく、コロナ禍と過剰に結びつけようとする
マスコミまたは出版社に批判的なだけである。
ペスト (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ペスト (新潮文庫)より
4102114033
No.47:
(3pt)

私には登場人物が崇高すぎました

ペストの蔓延により外界からの流通が制限された都市での市民の有様を記録的に書き記した作品です。
北アフリカに位置するアルジェリアの第2の都市、オランが舞台となっていました。
なぜこの場所が舞台となったのか不思議に思いWikipediaを確認したところ、なんと筆者の出身地でした。さらに彼は大学までアルジェリアで過ごしていたようです。カミュはフランス人作家なのでてっきりフランス出身かと思っておりましたが、フランス領出身だったのですね。
第二次世界大戦直後に刊行された作品ですが、2021年現在において本屋のレジ付近に山積みになっていたので思わず買ってしまいました。
コロナという治療法が確立されていない感染症が、カミュの描くペストと重なっていたため、出版社が目をつけて宣伝を始めたところヒットしたというところでしょうか?

感想としては、登場人物の考え方が私にとっては崇高すぎたようで、終始違和感がありました。
特に医者のリウーは善意の塊みたいな人で、市民に対して無償の人間愛を炸裂する描写が幾度もなくありました。自分は患者を目の前にして“治療”ではなく“診断”を行うことしかできないということを理解しつつも、愚痴をこぼすことなく休みなく働き続けます。さらに、病気のためペストの蔓延以前から遠方で療養している妻が死んだという電報を受け取ったとき、彼はつらいことだが覚悟していたことだと言うのです。本作品の記述が、リウーによる“犠牲者の側に与した善意の証言者”という立場をとっているから仕方がないのかもしれませんが、非常に淡々と描かれており、人間味を感じることができませんでした。疲労がたまったら愚痴の一つや二つ言いたくもなるし、妻が死んだら泣き崩れてもいいのでは?
ただ、全体を通して漂う閉そく感と、その中で暮らさざるをえない市民の何とも言えない連帯感はひしひしと伝わってきました。
正直、この作品がノーベル文学賞を受賞した方の代表作の一つである所以がわからなかったのですが、文末の訳者の解説を読んだところ、“彫琢された明晰な文体”が絶賛されているようです。ということは、この作品はフランス語で読まないとその素晴らしさがわからないということ??
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4102114033
No.46:
(3pt)

コロナ禍で共感出来る内容

今はメッセージもビデオ通話もいつでも使えて、小説の世界とは状況は異なるけど、とても共感出来る内容。
日本の家族・友人から離れた小さな国で過ごして1年以上、人間的な温かみが徐々にもぎ取られ、記憶も希望もだんだんなくなっていく...。
小説最期の駅のホームのシーンが印象的で、パンデミックが終わってからは一瞬なんだろうなぁと思った。
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No.45:
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名著探訪

翻訳で原語の文体まで味わってみたいなぁ。いつか出会いたいものだ、不条理の希望(のぞみ)、コロナ禍最中にて。
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No.44:
(3pt)

感染も戦争と同じ!

コロナに重ねて読ませていただきました。
歴史は繰り返されるーのですね。
内容は難しく難解
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4102114033
No.43:
(3pt)

読みにくい本でした

話題性にひかれて購入しましたが、文章が読みにくいうえにわかりにくいです。現在の状況(コロナ)の参考にはなりませんでした。
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4102114033
No.42:
(3pt)

読み始めました

難しくてよくわからないのですがそのうち更新します。
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No.41:
(3pt)

製本が

本の製本が雑で残念でした
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4102114033
No.40:
(3pt)

一文が長くて読みづらい

一文が長くて訳が分かりにくい部分があり、意外に読みづらいです。
フランス文学なので、もともと文体が冗長なのかもしれませんが。
コロナ下で読むと、どの時代も一般市民がとる行動は似たようなものだということが分かります。
コロナ収束のヒントにはなりませんが、個人的にしらべたところ、ペストもスペイン風邪も、特効薬が見つかるもっと前にいったんは収束したことがわかりました。
今回のコロナも、薬が開発されなくても数年でいったんは収束するかもしれません。
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No.39:
(3pt)

タイムリーな小説と思って読んでみたかった

昔の翻訳で、読みにくかった
仕方がないので病院などの待ち時間に少しずつ読んでいる
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No.38:
(3pt)

新品だが中古と変わらないので中古で買って下さい

これは気になって購入したけど中古レベルだったから中古で買った方が安かった
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No.37:
(3pt)

難しい

難解でした!
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No.36:
(3pt)

読み辛い

私には文章として読み辛く描写理解が出来ない。
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No.35:
(3pt)

ペスト

生々しい心理描写が素晴らしい。 昔の翻訳なので難解である。
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No.34:
(3pt)

昔も今も同じだなと思える所が沢山あります。

まだ読んでる途中ですので、、
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4102114033
No.33:
(3pt)

翻訳が下手

学生時代読んだことがあるのでおそらく翻訳は50年以上前であろう。100刷近く出版しているのでいくらでも直す機会はあったはずだが多分していないのだろう。日本語になっていない部分が目立ち読みづらいのである。これは出品者の責任ではないが出版社の方に一言言いたい。
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4102114033
No.32:
(3pt)

闘い

普通の文庫本として購入。包装は問題ありませんでした。コロナ禍の中、かつて同じように世の中を恐怖に陥れた感染症と当時の人々がどう向き合ったのか、一人の医師が周囲の人々を病原から守るためどういう働きをしたのかがよく描かれていた話だと思いました。
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4102114033
No.31:
(3pt)

日本のコロナ騒ぎとの類似性に驚くが、読みにくい直訳調の翻訳

新聞の囲み記事か何かで、コロナ渦の今、昭和44年(51年前)発行の本書がベストセラーになっていると知り
購入した。
巻末の解説を見ると、フランスでは1947年に発行されている。今から73年も前である。著者のカミュは1957年44歳という若さでノーベル文学賞を受賞しているが、1960年に47歳の時に交通事故で急逝したという。

本書の舞台はアルジェリアのオランという港町である。
この街の異変は、最初は住宅や道路に突然転がりだしたネズミの死骸であった。
それから、ペストの発生から蔓延マデ、リウーという医師の目を通して描いている。
ネズミの大量発生と死骸、ついでペスト患者の発生、やがて蔓延。人々は息を殺して生活している。
明日は我が身か、戦々恐々として生きる人々の生活は今世界中を襲っている新型ウイルス性肺炎にたいする恐れと酷似している。
犠牲者は、最初は「数」にしか過ぎなかったが、だんだんと身近の人々が亡くなり、港は閉鎖され、一時的にこの街を訪れていて人たちも閉じ込められてしまう。
やがて、身近の牧師が亡くなり、予審判事の子供が亡くなる。
この子供の死にざまの恐ろしさ、よくここまで書いたというほどの描写である。
やがて、子供の父親の予審判事も亡くなり、港町はほぼペストに征服される。
しかし、発生から約10か月後、突然病勢は弱まり死亡者は少なくなる。
だが、ここで安心してはいけない。多分、この街の最後の犠牲者はリウー自身の助手的役割を果たしていてくれたタルーを襲う。

こうして、ベスト言う病魔の恐ろしさを描写しているうちに、リウー自身や、その他の登場人物の心理状態が長々と語られる。この辺がノーベル賞受賞の理由なのだろうが、私のような興味本位の読者には退屈な数十ページであり、いちいち丁寧に読んではいられない。読み飛ばして一向に差し支えない。
小説はペストが収まり、港が解放され、最初の船が入港してきたところで終わる。
文学的な興味というよりも、ペストの蔓延と残酷さに打ちのめされる。

他にも、たくさんの方々が指摘しているが、翻訳文が酷い。まるで日本語らしい日本語になっていない。
語学初心者が良くやる「直訳調」である。
翻訳者自身、解説で「カミュの原文は圧縮された清潔な文体」だと言っていながら、この翻訳の冗長さ、下手糞さはどういうわけか。
ほかに誰かの翻訳があれば比較してみたい。
ペスト (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ペスト (新潮文庫)より
4102114033
No.30:
(3pt)

読み応えあります。

新型コロナ肺炎による外出自粛期間中に読もうと買いましたが、恐らく婉曲的な原文の翻訳のせいだと思いますけど、読み辛く、読み終えるのに時間がかかりました。文章もページいっぱいにあり、同じ厚さの文庫の三倍はかったと思います。
コロナ後の生活に向けて、考え方の参考にしようと2回目の読書中ですが、最初からあったいろいろな布石に気付き、なるほど名作なんだなぁと感心しています。
ペスト (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ペスト (新潮文庫)より
4102114033
No.29:
(3pt)

小説の内容でがっかりしています。

フィクションを期待していましたが、内容が小説でその時代に有った、内容が希望でした、返品かフィクション内容と交換を希望をしています。
ペスト (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ペスト (新潮文庫)より
4102114033

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