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ペスト
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【この小説が収録されている参考書籍】
ペストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全411件 181~200 10/21ページ
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カミュを読んだのは昔々。今新型コロナの中で「ペスト」がまた読まれていると言うので手にしました。理不尽な状況の中、色々な意味で変わる人と変わらない人。悲しい事がたくさん起きるのに読んだ後、温かい気持ちになります。いい作品です。 | ||||
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やや読みにくかった | ||||
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日本がコロナ禍の報道であふれている最中に読みました。ある日突然発生し、猛威をふるい、ある町が完全封鎖され、終わりがない戦いかと思われ、絶望のさなか、突然力を失っていくウイルス。ニューヨークのクオモ知事が「宗教は関係ない」と訴えたように、宗教でウイルスは無くならなかった。 希望を失っていく毎日に、ただ一人、日々を楽しむ逃亡中の犯罪者。日常が、価値観が、すべてひっくり返る。でも、町を散々破壊しつくしたウイルスは、突然力を失い、人々は、新たな希望に向かって歩き出し、犯罪者は居場所が無くなる。ウイルスは、常に闇に潜んでいる。でも、人間が生き残れる希望は,確実にある。そう、勇気づけられた本です。 | ||||
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全く意味がわかりませんでした。 本好きですが、本作は日本語の意味もわからず、読了せず久しぶりに途中断念し、BOOKOFFに売りました。翻訳のせいか、原語からの問題なのかわかりませんが、解説されたとしても一つ一つの文章の意味がわからず、読み進めるのが苦痛でしかなく、ひたすら残念。 | ||||
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現在、コロナウイルス状況の世界と重ね合わせて読みました。 | ||||
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ペストとコロナウイルス感染ではその死亡率も全然違うし、科学の進歩も違うので、同等には扱えませんが、現在の世界の情勢に通じるところがあります。都市ロックダウンの中で親しい人がどんどん死んでいき自分もいつ死ぬかわからない状況の中で、人は何を考えてどのように行動するか、いろいろなタイプの人を交えながら話は進んでいきます。星4つにしたのは、人の名前が覚えにくくごちゃごちゃになって、内面の変化やその人の背景がわからなくなった残念な部分があったからです。私だけの問題でしょうが。 | ||||
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不条理という言葉を如何に物語として表現するか?という意味では異邦人の方が勝っていると思う。単に個人か協団かの違いではない。ペストは結局のところ各個人の誠実さをベースとして、人間が協力し合う前向きな姿勢を評価しているが、やっぱり生きるというのは素晴らしい、みたいな語りはさすがに安っぽい。大いに大衆受けはするだろうけど・・・。カミュはニーチェの影響を大きく受けたらしいが、結局、方向性は全然違うし、サルトルと決別したのも当然だという気がする。 | ||||
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なるほど名作と言われるだけの作品である。ペストが蔓延した街での人々の気持ちの変化や街全体の様子がリアルに描かれている。日を追って打ち出される感染症への対処法・政策や医師の苦悩・疲弊も、新型コロナに苦しむ現代社会に重ねて読むことができて面白い。本作品p.188で医師リウーが医者としての自分の仕事について「際限なく続く敗北です」と話す場面は、医師とは何かという問いに対する深い哲学的な洞察を感じさせる。 ただし、日本語訳がわかりにくくて大変読みづらい。訳語の選択も「てにをは」の使い方も適切でないものが多い。新進気鋭の翻訳家による新しい日本語訳が強く待ち望まれる。 | ||||
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新型コロナウィルスによる感染が、毎日の様に報道され、人類がこの様な厄災とどの様に向かい合った経験があるのかについて思いを巡らすことが多くなってきた。この本の中にその答えが全て存在するかどうか、確かではないが、類似した状況が取り扱われていた。しかし文体そのものが難しく、二、三度読み返しても、理解しがたい部分も多い小説である。 | ||||
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時節柄なかなか入手が難しい本が入手できまず満足。期待通りの内容で充実していました。 | ||||
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決して読み易い小説ではない。登場人物がたくさん出てきて関係を整理しながら読み進める必要がある。文章も難解な箇所がいくつかある。巻末の解説でなるほどと思えたところもあるが、それが作者の真意なのかはわからない。いろいろな解釈が可能なところが奥深く名作の所以なのかと思う。 | ||||
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よい | ||||
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COVID-19の非常事態宣言の状況下で読みました。最初は小さな兆候からペストの流行が始まり、街が閉鎖され、人々は家の中にこもり、そして日々、患者数の発表に耳をそばだてる。この現代社会と同じことが、過去にも起こってきたのか・・と感じずにはいられませんでした。このタイミングで読むことができて、良かったと思いました。 | ||||
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人間は、重大な局面に立たされたとき、どう行動するか。アルジェリアのオラン市が、ペストという死の病に襲われたとき、医師のリウーは、どう行動したか。数週間前にオランに居を定めたばかりの冷静な若き観察者・タルーは、どう行動したか。市の臨時補助吏員・グランは、どう行動したか。老医師・カステルは、どう行動したか。新聞記者のランベールは、どう行動したか。神父のパルヌーは、どう行動したか。予審判事のオトンは、どう行動したか。犯罪者のコタールは、どう行動したか。著者カミュによる、その実験の記録が、『ペスト』(アルベール・カミュ著、宮崎嶺雄訳、新潮文庫)である。 自分の信念に基づき、敢然とペストに立ち向かった人々がいる。一方で、信念が揺らいだ者たちがいる。ある者は、すこぶる困難な状況の中で、自分にできることに力を尽くした結果、ある者はペストに斃れ、ある者は生き延びる。 ランベールは、パリに残してきた恋人に会うためオランからの脱出を試みるが、リウーやタルー、グランの献身的な行動を目の当たりにして、オランに留まり、ペスト患者のために組織された当局抜きの志願制の保健隊で働くことを決意する。 パヌルーは、「ペストは神が邪な者たちに与えたもうた罰だ」と説教していたが、オトンの罪のない幼い息子がペストに命を奪われるのを目にして、その堅い信仰も大きく揺らぐ。 この10カ月に亘った忌まわしく禍々しい実験の結果、惨憺たる死の荒野から、著者が辛うじて拾い上げたものがあった。それは、「誠実」と、「共感」と、「連帯」であった。 「絶望に慣れることは絶望そのものよりもさらに悪いのである」。 「自分一人が幸福になるということは、恥ずべきことかもしれない」。 「ペストと生とのかけにおいて、およそ人間がかちうることのできたものは、それは知識と記憶であった」。 カミュは、33歳の時、『ペスト』で作家としての地位を確立し、44歳という若さでノーベル文学賞に輝き、46歳で交通事故死してしまう。 本書で描かれているのは、ペストという人間性を蝕む不条理だが、私たち読者が、このペストを、死やペスト以外の病、戦争、ナチスに代表される全体主義などに置き換えて読むこともできる、そういう奥行きの深い作品である。 | ||||
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感染症の社会経済に与える影響 | ||||
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到着のON Timeであり 装丁もしっかりしており 助かりました | ||||
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読みにくくて むずかしい。 | ||||
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今般のコロナウイルス禍が一旦終息したとして、以後のことを想像するのは容易ではありませんが、人類の歴史上におけるペストは、本著で多くの示唆を与えてくれています。1969年の初版以来、増刷を重ねていますけど、もっと読み易い日本語にする機会はなかったのであろうかと思います。 | ||||
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ペストを推薦してくれたamazonさんありがとう!ある意味、ええ、まさかの商品と思いきや、そのとおりでした。 コロナがペストほど今の所致死量が高くないから救われていますが。。。 ペストに挑む医者や周辺の方々の心理描写やら死に至る折の人々の苦痛の表現など、事細かく書かれており、たいへん興味を持ちました。ただ、やはりそれ、フランス語で読まないとそのあたりの文学としての価値がわからない。如何に表現されているのか、言葉の美しさが「訳本」では伝わらない、この訳者がどの程度の方かがわからないので、さっぱりわからないのでした。そこが、★ひつつ下げた所以です。 | ||||
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文章の美しさ、記述の主体に関する巧妙さ、ペストを巡る登場人物の心の動き、ドキュメンタリーのようなリアリティ、全てに圧倒された。読み易い書籍ではないが、繰り返し読んで味わいたい一冊である。 | ||||
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