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ペスト
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【この小説が収録されている参考書籍】
ペストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全411件 261~280 14/21ページ
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若い頃に読んだ本を再び手に取って読んでみた。現在の新コロナビールスよりも激しい毒性を示すビールスであるペスト、しかも当時薬はなかった。唯一の方法は隔離しかなかった。極身近で毎日死者が出る状態で、その町に閉じ込められた人々を医師の目を借りてリアルに描いた名著。 | ||||
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失礼なことに、最初は日本語訳に問題があるのではないかと疑いながら読み進めましたが、最後まで読んでみると、まず全体の構成のすばらしさに圧倒されました。また、個々の表現が独特で、カミュの文体に精通していない私にはすごく新鮮でした。原文を翻訳する苦労が相当なものであると想像しました。翻訳者に拍手です。 | ||||
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2020年4月の緊急事態宣言が無かったら、深い共感と作家への畏敬の念がでなかったと思います。 様々な登場人物の心理描写や独白は、決して簡単な内容ではなく、かなり難解な部分が占めているし、大きな変化がなく微細心理描写が大半をしめる450ページ余りの小説は、なかなかに大変な本でした。 それ故に、2020年4月に経験した私の鈍感な心理状態(後手後手な心理)を鑑みると、各人の切羽詰まった状況は、緊急事態宣言を実感として経験していない1ヶ月前に読んでも心に響かなかったでしょう。 ・ペスト化において顕在化される各人の様々な考えと行動 ・危機においてむき出しになる考えと行動の幹となる思想の種類 ・本当の情報に対しあえて盲目的な群衆心理 など、まさに今、この瞬間に体験していることが、73年前の他国の作家によって先んじて暴かれていたことに、こうした環境下においては、時代や民族を問わないのかと安易には結論付けたくはないですが、やはり信じられない思いです。 さらに言うならば、終盤は、今後のコロナ収束後を予見させるような描写が続き、その内容に先んじて虚脱させられました。安易な結末にしない、その緻密な人間心理の捉え方に、真実のことを書くことに徹するなんというリアリストだろうと感じざるを得ませんでした。凄いの一言です。 | ||||
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訳が悪いのか、なんかすんなり入り込めなかった。 | ||||
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翻訳が下手くそで、なにをいいたいのかわかりません。プロの翻訳家に改めて訳し直してもらいたい。 | ||||
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矢張りすごい、恐ろしい。 あの時代が再発しないことを、強く感じさせられました。 | ||||
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⁂重要⁂評価できないのです、 4月11日注文ペスト(新潮文庫)5月2日現在届いていないです。 | ||||
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「あの死者の累積や救急車のベルの音」の中にあって読む。「幾床あるんだね、分館の収納能力は?」「八十床です」という登場人物の何気ない会話すら妙にリアルで、文章の一言一句をハイライトしたくなる。今起こっている状況が、歴史上特異な出来事ではなく、人間が繰り返し向き合ってきた状況であり、時代を超えた連帯を感じる。それを繋ぐのは、自分の職務を果たす「誠実さ」。終盤、その「誠実さ」が眩しくて涙が止まらない。今こそ読むべき名作。 | ||||
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現在の感染症拡大の状況と重なり、とても考えさせられる内容でした。感染症の恐怖によって、心を脅かされると、時代を超えて同じような考え方をしてしまうのだと思うと同時に、そんな中でも自分がやるべきことを、人とのつながりの中ただただ前向きにやっていくことで大切さ、またそういうことが、日々迫ってくる怖さに心を平常心に保って乗り切っていくためにも本当に重要なのだと感じさせられました。最後の解説までしっかりと読むとより深く心に響くものがあります。最後の最後まで読んで、読み手の思いと重ねていけると良いのではないかと思います。 | ||||
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昔々読んだことのある作品ですが、 コロナ騒動の今、改めて読み直すととても面白い。 とてもホットな作品です。 ただ、翻訳が時代と合わないためか、直訳っぱく読みにくいのが 星ひとつ減点です。 | ||||
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どうも理解し難い。 翻訳が悪いのか、古いのか? | ||||
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サルトルの「革命」にカミュの「抵抗」の対峙がが謂われたが、不条理な世界が深まって行く現代社会では「抵抗」の意味が問い直されている。 | ||||
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私たちが今置かれている状況のもとで、コロナウィルスによって孤立化した中で、この本を読むことは非常に価値あるものになりました。なぜなら、熟慮・反省・再認識などの時間をもまた与えてくれたからです。 | ||||
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淡々とした描写が続きますが、人の行動は時代や国を越えて似ているものだなと感じました。 | ||||
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わたしは仏語をよく解するものではないが、文字列が綴る日語の、その酷さは解る。(以上約40文字余りにも、譯者の日語が感染ってしまった) | ||||
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現実に新型コレラが世界を覆っている中で、過去に書いたものは無力です。 記録でもなく、哲学的なあるいは神学的な考察が入りやすい実存主義全盛の時代背景もあり、中途半端な読み物になってしまっています。 ペストに立ち向かう医師リウーや、一緒に戦い斃れていった友人タルー、神を捨てられず信じながら空しく死んでいったパヌール神父、フランスにいる妻に会うために閉鎖された町を脱出しようとしていつかリウーたちと一緒に志願保健隊で戦う新聞記者ランベール、書物を書く夢をみながら一緒に戦う町の吏員グラン、などなど、魅力的な登場人物が出てきますが、最後まで湧き上がるものはありませんでした。 | ||||
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今、世界規模でコロナが蔓延している。確実な治療方法もまだ確立していない。歴史を紐解くと「ペスト」という、罹患したら最期という病気がある。世界の人口のかなりの数が減ったそうだ。ただ、昔の人は、如何にしてペストと戦い、そして勝利したのかを知れば、コロナとの戦い方のヒントがあるかもしれない。 | ||||
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自主的に、だけど 閉じこもっている世界の空気感があるので、作品の中の空間にスッと入っていけた。ナチスに 協力的な政権の支配地域であった歴史の隠喩とも読めるところ、現代日本にあっても、状況が似通ってきてはいないかと思えてきた。 | ||||
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感染症に対する人々の言動、考え方だけでなく、人の生き方や宗教などに掘り下げられた著者の思索が、現場の詳細な知見に支えられて、読みごたえがあった。 | ||||
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ノーベル文学賞作家カミュの描いた1947年の作品。正直意味難解で、くじけそうになりながらがんばって読みました。現在のコロナ禍のなかで読むべき本かもしれません。作者は言っていますベストは決して死滅しない、と今コロナもそうなのかもしれませんね | ||||
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