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老人と海
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老人と海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 41~60 3/13ページ
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40年以上前の高校時代から親しんでいる福田恆存訳。今回で多分3~4回目の読了。 いまは、新潮文庫でも高見浩訳 (2020年刊) が出ているし、光文社古典新訳文庫から小川高義訳 (2014年刊) が出ている。いずれの新訳も評判がいいようなので、近々どちらかを買おうと思いたち、その前に最後のお別れの意味を込めて福田訳を読みました。 わたし的には何度読んでもすごくいい訳と思うんだけど、細かく見ていくと「気配」を「けわい」、「息む」を「やすむ」と、いかにも昭和っぽく読ませているところが古めかしいのかな。 さらには小川高義が光文社古典新訳文庫版「老人と海」のあとがき解説で書いているとおり、老人の発する「aloud」を「叫ぶ、ののしる」などと感情的に翻訳している福田訳は明らかな誤訳で、老人の性格描写および近現代の用法からその語は単に「口にした」程度に訳すべきとのこと。 うーん、福田恆存の名訳といえども、やっぱり時の流れには逆らえないのかなあ、と思いつつも、2時間余りで読了したあと老漁師サンチャゴの生きざまに紛れもなく感動していたのも事実です。最初と最後に出てくる少年と老人とのやり取りも相変わらず心温まるし。 次はぜひとも光文社古典新訳文庫か、高見浩訳の新訳・新潮文庫で読みたいと決意を新たにした次第です。 | ||||
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この表紙の書籍が欲しかったのですが、多分古いバージョンのものが届きました。内容は同じなので良いのですが……本棚に統一感を出したかった私としては☆3です。 | ||||
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名作なんて読んだことがない学の無さな私でしたが、思い切って「老人と海」を読んでみたら、最高にいい本でした。登場人物がタイトル通り少ないのでシンプル。シンプルなのに深い。いや、シンプルだからこそ深いのか。。とじんわり心に残る本との出会いになりました。心のベストテン5位以内に入る僕にとっての作品です。是非! | ||||
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特にレビューすることないが好きだわ~ | ||||
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カジキとの長い格闘の描写に多くが割かれているが、少年との交流や対話も見たかった。が、少ない描写からいろいろ想像するのも良い。少年はなぜ泣いているのだろう?長い漁で心配したから?もう一緒に漁に出られる日は限られているから? 訳者解説によれば、既存の翻訳でAloudは「大声で」となっていたが、本書では「声に出して」という現代英語的に訳されている。一人で叫びまくるか、語り掛けるように独り言つか…老人の印象や、孤独に対するまなざしがかなり変わることになるので、確かにこの差は大きいと感じた。 | ||||
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よく言われる事だけど、その年齢でやっとわかる文章というのがあるようです。 60歳に到達した僕はパパの気持ちが少し理解できるようになったかもしれない。 | ||||
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長年親しんできたというか書店にはそれしかなかった福田訳も 老人がひとり船上で大声を出そうが叫ぼうが別に変人などとは感じず、 むき出しの覚悟のようなものが伝わってきて自分は好きでしたが、 新訳になったことでさらに読みやすく、理解しやすくなりました。 言葉が平易になっても、昔読んで衝撃を受けたカジキとの駆け引きの興奮は相変わらずあるし、 終盤へ向けて加速して行く目頭の熱くなる感動もしっかり残っていました。 井伏鱒二に開高健、そしてヘミングウェイといった作家の描く魚とのやり取りは 美しく荒々しく儚い生命を肌に感じ、胸をうつものがあります。 この物語は乾いた文体に反して、決して穏やかではなく、刻一刻変化する海のように、 凪いでいたかと思えば突如として荒れくるったりします。 熱くなり、老いへの抗い、幸せと悲哀、希望までが満ち溢れる力強い一冊です。 | ||||
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これは翻訳者ご自身が解説していることですが、老人が海で独り言を言う場面では、静かに語る、あるいは呟くように表現されており、過去の訳本の「怒鳴る」「吐き捨てる」といったイメージとは随分変わっていました。その分『老人と海』全体を覆う孤独や静けさがしっくりと心に染み渡り、ラストの描写も違和感なく受け入れることができました。 そもそもこの「古典新訳」シリーズは読みやすくて良いですが、この『老人と海』に関しては訳者さんの偉業を感じました。 | ||||
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30年程前に読んだことがあったが、今回はまったく印象が違った。老人は変人ではなく、年季の入った練達の漁師ではないか。訳者のあとがきでその理由が腑に落ちた。人生の後半に向け再読してよかった。「訳者あとがき」は最後に読むのをお勧めする。 | ||||
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一日で朗読しました。 | ||||
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上記の通り。 名著というものは読んだときには意味がわからず後々の人生でわかることもある。学校の授業のようなものだと思っている。 | ||||
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若かりし頃、10代後半か20代前半にこの本を手に取り、途中で放り投げた。 何が名作なのか分からなかった。 今なら少しはこの老人の気持ちも、ヘミングウェイの心境も分かるような気がする。 ただ、今でも、それほど万人に受ける作品とは思えないですが…。(私にとってはとても好きな作品になりました。) なお、今回は訳が少しは読みやすくなったせいもあるのか、一気に読み終える事が出来た。 (追記)読みやすくなったのは気のせいで、他の翻訳版にも目を通したら、そちらの方がはるかに読みやすくて(英語版に忠実かどうかはさておき)情景も分かりやすく書かれていて、今改めてそちらで読み返しているところです。 | ||||
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名前だけはやたらと聞くので読んでみましたが、どこが評価されているのか私にはわかりませんでした。老人が苦労の末に巨大カジキを吊り上げるが、帰り道にサメにすべて食べられてしまう。本当にそれだけです。カジキを釣り上げる所は少し興奮もしましたが、サメに食べられていく描写では悲しくやるせない気持ちになりました。これは何かの比喩なのでしょうか?長い努力の末に大きな偉業を成し遂げるも、抗えない力によって身を削られていく。長い人生の旅路の末には何も残らない。読後感も良くないのでお勧めは出来ません。和訳も今の感覚ですと古臭さがあり辛いものがあります。 | ||||
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とても良かったです。 | ||||
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海外文学を読んでみたい、というシンプルな理由で作品を探していました。こちらは大変薄く内容も読み易いため、一気読みでした。 届いた商品は特に目立った痛みは無く、使用感としても問題ない範囲内でした。 手配をありがとうございました。 | ||||
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サンチャゴは、野生に生きる者の気高さを尊敬し、そして人間の醜さと賢さを認めながら、彼は漁にでる。 精神で肉体を支え、大魚との死闘を繰り広げる。 その最中、大魚に友の姿を感じ、そして自分自身を見た。 命を奪う罪悪感と彼の正義感とが交差し、静かに心を葛藤させる。 老人は運を買えなかった。 しかし、生き物としての強さが純粋に試される「海」という場所で彼は孤独に戦い続けた。 彼は、気高い漁師だった。 あの日見た砂浜のライオンのように。 見方によって、様々なメッセージを感じる事ができる作品であり、読む人の感性や、その時の精神状態に大きく委ねられる作品だと思います。 | ||||
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いまいち | ||||
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ありがとうございました。 | ||||
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海の上で孤独に獲物やサメと格闘する老人の意志の力に圧倒されました。作品自体はとても素晴らしいのですが、訳者の解説は残念でした。長々とした蘊蓄や他の翻訳者の批評は無用だと思います。作品は5つ星、解説はマイナス1つ星です。 | ||||
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最初に読んだのは中学生の時、まったく面白くなく、友だちと「これは大人にならないとわからない小説なんだな」と納得し、高校生になってもう一度読んだが、その友だちと「う~ん解らない。大学に行ったらもう一度読もう」と約束をした。 その後、大学時代、30代、40代と読んでいるが未だに解らない。 この老人と同じくらいの年になれば解るのだろうか... (でも、それだけ繰り返し読んでいるんだから面白いのかな? 笑 ) | ||||
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