(短編集)
来訪者
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| 短編って面白いの少ないけど、これは最高です。 | ||||
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| ダールの艶笑譚ですが、下品にならずウィットが効いているのはイギリス流! やはり、短編の匠です。 | ||||
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| 短編小説がたった4編だけの本である。 その内最初の作品は中の2作品の前書きみたいなものである。 第二、第四の作品が前書きの中で触れられている、オズワヅロおじさんからのダイアリーの公開ということになっているが、両作品ともダールの前作の二番煎じみたいな趣向で、とくに最期の作品は後味も悪い。 | ||||
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| 【収録作品】 来訪者 夫婦交換大作戦(旧邦題「すばらしきかな、スワッピング」) やり残したこと(旧邦題「やりのこした仕事」) 雌犬 砂漠を舞台としたエロティックで魅惑的な表題作はカサノヴァ気取りの主人公オズワルドが手厳しいしっぺ返しを喰らうオチが愉快だが、訳者あとがきにあるように中心となるアイデア自体の時代的偏見には注意が必要だ。(本書では旧訳に比べれば若干デリケートに言葉を選ぶ配慮が成されているが) さらに一見軽い艶笑喜劇を装った「夫婦交換大作戦」の辛辣さよ。読後、既婚男性なら誰もが慄然とするのではないか。 そのシニカルさは「やり残したこと」で頂点を迎える。古今のセックスを扱った小説でこれほど暗澹たる結末を迎えるものはない。 そしてラストの「雌犬」の奇想天外でスラップスティックな笑いはダール作品の中でも異色。法螺話の愉しさは本書随一。 全編に渡りセックスを主題としながらダールの作品の特徴でもある強烈な女性不信の念が濃厚に漂う点において『あなたに似た人』や『キス・キス』と異なり、読者によっては不快に思われるかもしれないが、少年のような無邪気さと人生に対する虚無や諦念が複雑に入り混じるダールの作風のユニークさが最も顕著に現れている作品集だろう。 | ||||
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| ロアルド・ダールの新訳ということで、さっそく読んでみたが、大いに愉しめた。 ダールの小説は、どんでん返しが待っている。「あなたに似た人」の中の「味」や「南から来た男」では絶対絶命のピンチから一転、読者は安堵に胸を撫で下ろす。本作では、してやったり、の主人公が思いもしなかった結末──驚愕、落胆、残酷さ、そして悔恨──を引き受けることになる。そうした話の構造ゆえに読後感がすっきりとしない。だが、よく作り込まれた物語の世界で過ごした愉しい時間がしっかりと手元に残った。 今回読んでみて、最後の「ビッチ」は、ジキルとハイドの変奏曲に思えた。ジキル氏の謎が解明されるのは、自らが死して、特別な薬も消滅した後であり、謎を解くことが物語の目的だった。ビッチでは、いわば、ジキル氏が死んだ後、一回分の薬が残っていたら、あなたはどうやって使うか? という問いかけに答えるストーリーのようにも読めた。そして、いつもなら真っ先に自分で試すはずの主人公が何故か自分では使おうとしないのだ。そこにもう一つのドンデン返しの要素があった。 面白い話は古くならないと強く感じた。それが新訳のおかげだとしたら、出版社と翻訳者に感謝したい。 | ||||
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