少年
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イギリスのパブリックスクールの非情さに比べれば、大したことないと思うけど、私が中学校の頃は教師による体罰は普通にあった。今だに殴られたことはよく覚えてる。今は体罰のない教育になって良かった。 | ||||
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netflixでウエスアンダーソンの「奇才ヘンリー・シュガーの物語」「白鳥」(救いようないラストに唖然)を観て(ウォンカとチョコレート工場の映画は観てない)、なんだか面白い人だな、初ロアルドダール。 家族とわいわい、楽しい夏休み、病気は怖い、寄宿学校で先輩や先生の鞭打ち(ひどい時代だ)とたくましい仕返し、友情。文章を書くのがずっと好きで、得意で楽しいことを見つけるのが上手い人が書いた本だった。 好きな作家になりそうと思ったら多作なんですね。とりあえず「単独飛行」「チョコレート工場の秘密」が読みたい。 | ||||
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イギリス人になるということは? | ||||
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評者は、2年ほど前に『単独飛行』(原題:Going Solo)を、読んだからダールの自伝を読む順序を間違えていた。 だが、順序を違えて読んでよかったこともある。 恵まれた環境で育ったダールがパブリックスクールを卒業して何故ケンブリッジやオックスフォードへ行かなかったかを、本書『少年』(原題:Boy - Tales of Childhood)を、読みながらダールの心情を想像できたからです。 パブリックスクールの校長や先生の体罰や先輩の理不尽でサディスティックな体罰の体験を経験してきて、権威の象徴のような有名大学などに入り、権威側の人間になることに懐疑的になったように思えたからなのです。 サマセット・モームなど多くのイギリスの小説家もパブリックスクールで虐められた体験を書いています。 かって評者が読んだ池田潔著『自由と規律』のなかで著者がイギリスのパブリックスクールでの経験を素晴らしいと書いていました。 はるか極東からきた上流階級の少年を特別扱いしただけの話として評者はこの本を読んだのです。 会田雄次著『アーロン収容所』のなかで登場す収容所長や看守などを養成したのが、パブリックスクールではないかとさえ思えてしまったのです。 ダールの最初の自伝『少年』は、読んでいてけっして楽しくなるような本ではありませんが、幼いころ学校友達と徒党を組んで意地悪な駄菓子屋のお婆さんへ鼠の死骸を駄菓子のビンへ入れるという仕返しをしたのですが、駄菓子屋の意地悪婆さんの手ひどい仕返しにあったエピソードなど笑えるところもあります。 ダールの赤裸々に少年時代を回想して書いた本書『少年』を、『単独飛行』へと繋いで、この少年にして大人になったダールの武勇伝ありと、面白く読むことができました。 | ||||
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面白くないわけがないでしょう。 | ||||
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