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(短編集)
私と踊って
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私と踊っての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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恩田陸さんは色々な賞を受賞されている方なので、こんな事を言うのはなんなんですが、思いつきでお書きになったように感じられました。 | ||||
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短編とは知らなかった。奇想天外あり、陸らしいてんかいあらり。 | ||||
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最初の話がものすごくハラハラしておもしろいのですが、読んでいる途中でどこかで読んだことあるような…と既視感が。 押し入れを漁ったら同じ本がありました。何年か前に買ってました。 それでもおもしろいから恩田さんは好きです。おすすめですー。 | ||||
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表紙まで含めると19作品ある短編集だが、読み終わっても思い出せない作品の集まり。本屋大賞の2作は秀逸であったが、残念な作品と私は感じた。 | ||||
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好みのものとそうでないものとがありましたが、表題作と台湾が舞台のもの2編、横書き(これには意味があります!)がとても好きでした! 本当にいろんな作風のショートショートなのでとても楽しかったです。 | ||||
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恩田陸ワールド,全開!あまりに自由で、独創的で、中にはついていけないものもありますが、短編集ならではの遊び心あふれた本でした。喧騒の中で読むよりは、一人、深夜に読むと異次元の世界に導いてもらえます。 「交信」のありか、図書館の本なのに、カバーのかけ方が??とおもったら…。 いろんな意味でびっくり満載です。 | ||||
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ダンス会場で誰からも声をかけられることなく、忘れられた存在のようだった私に、声をかけて きた少女がいた。 「私と踊って。」 「ダンスは男の人と女の人がするものでしょ?」 そういう私の前で、少女はひとりで軽やかに踊った。それがふたりの出会いだった・・・。 表題作「私と踊って」を含む19編を収録。 どの話も、恩田陸の独特の世界観の中で描かれている。わたしの一番のお気に入りはミステリ アスな「心変わり」だ。少しずつ少しずつ見えてくる真実。その緊迫した状況に、読んでいて 胸がどきどきしてきた。表題作「私と踊って」もいい。ふたりの少女が出会い、やがてそれぞれの 道を歩き始め別れが来るまでの描写は、強烈な印象を私に残した。「東京の日記」は最後に書かれた 横書きの話だ。内容よりもその発想の面白さに惹かれた。「忠告」も異色でよかった。こんな犬が 実際にいたら面白いと思う反面、怖いとも思う。また、一番驚いたのは「交信」だった。これは 20番目の話になるのだが、それは・・・読んでからのお楽しみ♪とにかくユニークだった。 これだけさまざまな色の話を描ける恩田陸は、やはりすごい!中には理解し難いものもあったが、 恩田ワールドにどっぷりと浸れる作品だと思う。 | ||||
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突然、社内から姿を消した同期の樺島。 残されたヒントから、樺島を探す城山の推理を描く『心変わり』。 「柱時計」と「腕時計」、どちらを選ぶかを協議する『サイコロの7の目』 そして表題作など、短編ミステリー18編を収載。 作品によって書体や字組みを変えたり、著者自身も後書きで言っている ように、ちょっと星新一風のSFぽいものがあったり、見た目も変えて 楽しませてくれる一冊。 | ||||
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恩田さん、久々の新作です! ミステリ、SF、ホラー、奇妙な味わいのショートショート… 様々なジャンルの作品を楽しめる、珠玉の短編集。19の作品が収録されています。 ・「骰子の七の目」 プロパガンダ・シリーズとして、連作にする事を考えていたらしい作品。 月に一度の戦略会議の日。いつものメンバーが集まる中、一人だけ見慣れない女がいる。 徐々に異様さが明らかになっていく。「私」の語り口の変化が怖かった。 ・「忠告」 ある日人間並みの知能を得た犬が、飼い主に危険を知らせるため一生懸命手紙をしたためる。 その後に収録されている猫バージョンの「協力」と、対になっているショートショート。 二つの作品の結末の違いにも注目です。猫って、猫って……!! ・「少女界曼荼羅」 これがめちゃめちゃ面白かった。恩田さん、是非長編で書いて下さい!! 外に出る度に風景が変わる奇妙な世界。それは建物が常に動き続けているから。 しかし誰が世界を動かしているのか?「彼女」とは?「マンダラ」とは?妄想が広がる… ・「台北小夜曲」 これは「火星の運河」と対になっている作品ですね。 デジャ・ビュの街・台北を舞台にした幻想的なお話。(ちなみに「火星の運河」は台南) 思い出と溶け合う雨の匂い、湿った街の匂い。何故だか懐かしい気がする。 ・「聖なる氾濫」「海の泡より生まれて」「茜さす」 それぞれナイル河、エフェソス遺跡群、奈良を舞台にした国際色豊かな連作短編。 一枚の写真を元に、見えない過去の記憶を読み取る事ができる、不思議な能力を持つ人の話。 ・「私と踊って」 "自分で書いたにしては珍しく、とても気に入っている短編" …と、恩田さんがあとがきで仰っている通り、とにかく哀しくなるほど美しい作品。 肌寒い廊下で踊り出す二人の少女。窓からの柔らかな日差しが、光のステージを作り出す。 他にも、実話を元にした「死者の季節」は、ゾッと鳥肌が立つし、 2010年に書いたはずの「東京の日記」は、ホント今読むとシャレにならないよ〜。怖い。 ちなみに「交信」はどこに載せられているかというと……カバー下なんです。 小惑星探査機はやぶさの帰還を記念して書かれた作品とのことですが、これも面白い。 でも図書館で借りた人は見れないなぁ、なんて余計な心配しちゃったり(笑) 様々な仕掛け、ちょっとした遊び心、凝った装丁が素晴らしかった。 今回も恩田ワールド全開なので、好き嫌いはあるかと思いますが、 個人的には大満足の短編集でした。 【目次】 心変わり/骰子の七の目/忠告/弁明/少女界曼荼羅/協力/思い違い/台北小夜曲/理由/火星の運河/死者の季節/劇場を出て/二人でお茶を/聖なる氾濫/海の泡より生まれて/茜さす/私と踊って/東京の日記/交信 | ||||
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