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ドクター・スリープ
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ドクター・スリープの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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手に汗握るストーリーテリングは毎度のこと。(そう云えば、息子も「話の運び」が親子だけあって、よく似ていると思ったものだ)夢中で読み耽った。そして大団円、ジャック・ニコルソンの安らいだ表情が脳裏を掠めたのは云うまでもない。 | ||||
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最初のうちは、それなりに面白いと感じてサクサク読んだけど、下巻に入ってから、主人公ダンやアブラたち人間のエゴ丸出しの言動と鬼畜ぶりに、不愉快になって読むのをやめた。 似た者同士の殺し合いというだけのストーリーは、スピルバーグやルーカスのようなヘボ監督のゴミ映画と変わらない。 アメリカ、って下らない国だと思った。 日本も、これと全く同じなんだよね。 | ||||
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「シャイニング」の続編だがキャラを流用しただけで続編ではない 取ってつけたような「トワイライト」みたいな敵キャラや設定に整合性があるとは言えない | ||||
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ある時期以降のキングの作品は、「失われていくもの」への哀調が通奏低音になっていますが、この作品はそれがエンターテイメント性を壊すことなくうまくバランスをとっています。上巻はダニーの深刻なアルコール依存とその回復の過程が丁寧に描かれています。人間の魂を吸い取る「悪」をアルコールと置き換えれば、一種のAA小説と読めないこともないほど。一時期、かなりひどいアルコール依存症に落ち込んだというキングの実体験が色濃くにじむ作品です。個人的に禁酒モードに入っている時期に読んだので、すごく心に刺さりました(苦笑) | ||||
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ラストはさわやかな感動がありました。読んでよかった! | ||||
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スティーブン・キング、大好き。 酷評のある本も、大好き。 シャイニングの続編、と言いますか ダニーのその後のお話、待ってましたという感じで。 文庫本価格になるのも、待ってましたという感じで。 下巻に取り掛かります。 | ||||
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ネタバレ注意。 ボス戦のあっさりとした描き方は、キングも落ちぶれたな、と、悲しい気分になる。ストーリーに厚みもない。シャイニングをも汚してしまうので、シャイニング好きには特に勧めない。 ただ、アル中からの立ち直りは上手く描かれてるので、これは実体験を交えているのかと思う。酒で人生潰した人は読むべき。 | ||||
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タイトルどおり。 名作は続編をやったらアカン。 ツェッペリンが再結成しなかったのは正解。残念ながらエアロスミスみたいな成功例ではないよ。 シャイニングのようなヒリヒリする感じがない… とても残念だけど、なんだかんだ楽しく?呼んだので★2 最近、初期のキング(中学生だった)を読み返すと、やはり80年代がピークだったのかな、 と強く感じますわ… | ||||
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スティーブンキングは、B級なりに、文庫本とか古本で欠かさず読んできました(ごめんなさい)。でも、他の方も評されている通り、ここ数編の作品はやたら冗長で退屈、正直惰性で読んでいました。このドクタースリープも出版社が意図的に行間を広げたのか、上下巻に分かれていますが、久しぶりに残りページが減っていくのを残念に思いながら読了できました。 過去にシャイニングを読んだ方なら、読み返さずに上巻を読んでみることをお勧めします。シャイニングへの思い入れが強過ぎると、「別人が書いた」この作品はあんまり怖くない。いや、パワフルなんだけど「読み心地」のベルベット並みの滑らかさがそれを感じさせません。ですが、読んでみたら、もう一度シャイニングを読みたくなります。そしてシャイニングに新しい読み方が加わります。読んでない方や、映像でしか知らない方は、訳者の解説では小説の「シャイニング」を読んでからがお勧めらしいけど、うーん、逆から読んでみたいかも(もう無理だけど)。まあ、一粒で二度おいしいのは確かです。 相変わらずよく知っている実在のチェーン店とかブランド、団体の名前(少しずつアップデートされてる)を使った情景描写をする一方、過去に使われた架空の地名を繰り返し使って変なノスタルジーを感じさせる手法は変わりません。やたら物価が安くないか?とか突っ込みながらも、予感している通りのストーリー展開が自然に行われているのは、グダグダの幻滅小説時代から脱却して原点回帰したなーと感じます。願わくばこの先も元気に執筆を続けて欲しい。 キングの作品を白石朗氏の翻訳で刷り込まれている部分もかなりあるので今更文句はありませんが、「真結族」とか「命気」は造語しなくてもカタカナのトゥルー・ノット(フリガナで英字)、スチーム(イマドキ復古された英単語)のままで良かったかな。 文庫本が一冊千円かー、と思いますけど、最近は雑誌なんかも一冊千円越えは当たり前。月刊誌二本削っても、お得な本かと思います。まあ、数年経てば古本が蔓延するかも知れませんが。 | ||||
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ざっくり言えばアブラ&ダニーが怪物と対決する話。 しかし裏にあるのは酒に溺れてどん底を見たダニーが、支えてくれる周囲との友情を通して再生していく物語だ。 そしてもう一つ、強烈なかがやきを持つ少女アブラと家族の、家族愛の物語だ。 それらが意外な形で繋がって結末へと進んでいく。 思えばシャイニングにあったのは悲劇の親子愛だった。 酒に負けて破滅へと突き進んだジャック。ギリギリで我にかえった瞬間の絶望。 一方ドクター・スリープには希望がある。 酒を断ち切って再生しつつあるダニー。確かな友情、家族愛。 そう、ジャックとは違う。ダニーの未来は明るいはずだ。 シャイニングの登場人物がちらっと顔を出す(そしてそれが重要な意味を持ったりする)のもファンとしては嬉しかった。 特にジャック。 変わらぬダニーへの愛には、じんときた。 最後に、シャイニングを未読の方へ。 ドクター・スリープだけを読んでもストーリーは理解できるし楽しめる。 ただ物語の深みが全く違ってくるので、やはりシャイニングを先に読んでおくべきだと思う。 またキューブリックの映画は原作とはかなり異なっており、本作へは繋がらないこともお知り置きを。 | ||||
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ホテルの惨劇から30年、主人公だったダニー少年が中年になり・・・というお話。 初期最高傑作と言われる名作「シャイニング」から30年か40年振りに続編が登場という事でこの人の長年のファンには嬉しい作品ですが、前作ではあどけない少年だったダニーが中年になり、父親みたいなアルコールの問題を抱えているという設定は、結構衝撃的ではあります。デヴィッド・ボウイの曲である曲では宇宙に行ったヒーローのキャラが別の曲ではヤク中の妄想で衝撃を受けましたが、それに匹敵する様な再登場で、私みたいに驚いた方も少なからずいるかも。前作の最初でホテルの面接を受けるシーンと本作でダニーが仕事の面接を受けるシーンがダブる、或いはダブる様に書いているのが巧いし、ファンサービスみたいで嬉しいですが、こういう遊び心を忘れない所も流石だと思います。 ただ、「シャイニング」がダニー少年が主人公であると同時にあのホテルが人格を持った主人公っぽい小説だったので、あのホテルが再建されて、ダニーが戻るという展開ではないので、厳密な意味での続編かどうかは微妙に思ったのも真実でした。でかいお屋敷が舞台のフィクションの場合、そのお屋敷が圧倒的なプレゼンスを持つ物が多いので(日本の「黒死館殺人事件」とか)、その続編でまた同じお屋敷を舞台にするのは事実上不可能だとは思いますし、「シャイニング」の終わり方を考えれば、あのホテルをまた登場させるのは無理だとは納得できますが、その辺に少し微妙な物を感じた事を告白しておきます。 とは言え、こうして過去の作品の続編と言える物を書いてくれたのは単純に嬉しいです。アートの場合、過去のネタを使うと、創作に煮詰まって、表現者として後退したと思われ易いという事で、敢えてそういうリスクを抱えながらも、あの名作の後日譚をものしてくれたのはただ感謝です。「呪われた町」も続編の噂が過去にあったけど、私の知る限り実現していないので残念ですが(キャラハン神父だけ意外な所で再登場しますが)、その他にも「スタンド」とか再建後のアメリカがどうなったか知りたいので、機会があったら書いてもらいたいですね。 色々な所で個人的な事を書いて恐縮ですが、最近のこの人の作品にあまり楽しめない事が多かったので、久々に楽しめて嬉しかったです。キング先生の筆力が鈍った訳ではなく、私の方の問題や加齢で時事ネタを扱った謀略小説等がリアリティを増したので(特に人間として向上した訳でもないので所謂「成熟と喪失」とかではないですが)。 何でも、ミステリの小説でも賞をとったとかで、ミステリ、ホラー、ファンタジーの三ジャンル制覇はアブラム・デヴィットスン以来の快挙かも。日本の年末のベストテンでも一位になったそうで、年をとっても活躍しているのがファンとしては嬉しいです。このままこの好調が続く事を期待したいです。 色々書きましたが、初期からのファンには嬉しい作品でした。是非ご一度を。 蛇足ですが、この人がよく27という数字に拘ることが多いと指摘されますが、ロックが好きでロックのミュージシャンで27歳で亡くなる方が多いので、その影響かも。本書もウォーレン・ジボンの思い出に捧げられてますし。欧米の人は日本から想像しにくいくらいロックとかポップスが生活に密着しているらしいので。 | ||||
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最後、とーちゃんが出てくるシーン、たまらないね。また読み返したくなる。 | ||||
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厳しい意見もありますね。 もっとも、キングに求める価値観は多種多様ですから。 元刑事ホッジズの続編より、ダンのその後。 “かがやき”自体が超自然的ではあるので、以下矛盾してしまいますが、化け物や超自然的要素を排除(極力少なくした)した、ダンのその後を是非読みたいと、思いました。 アブラでなく、ダンのその後を。 人の死についても、興味深く書かれていると思います。 | ||||
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私はスティーヴン・キングのマニアですが、正直、近年の作は、納得いくものがほとんどなかったといっても過言ではありません。 強いて、11/22/63が良かったくらいです。 Under the Dome、Joyland、Mr. Mercedes、物足りなかったですね。 しかしながら、このDoctor Sleepは、久々にスティーヴン・キングらしいと感じましたし、非常に満足させもらいました。 そうですね…どこかThe Dead Zoneに通ずる物悲しさが一貫して感じられるところが、これこそがスティーヴン・キングの真骨頂なんだと思います(Pet Semataryしかり)。 ホラー要素よりも、『悲しみを書かせたら、キングの右に出る人はいない』とお思いのOldファンの方々には、好意を持って受け入れられる物語ではないでしょうか。 | ||||
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なんか昔のキングが戻ってきた感じ。まだ上巻までだが続きが気になるような読了したくないようなワクワク感がたまらない | ||||
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もう、作家としては終わったんでしょうね。 私のお気に入りはニードフル・シングスとデッド・ゾーンですけどね。 | ||||
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ダニー少年に35年ぶりに再会した。 そうか、ホスピスの職員で、アルコール依存症になり、それでも輝きは保たれていたのか。 オーバールックへの再訪もあるのか? と、楽しみに読み始めた。 上巻の感想はここまで。 | ||||
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ですか? 作品としては期待外れでした。 ただ、35年ぶりの再会は、うれしかったかな。 | ||||
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幽霊屋敷+超能力の傑作ホラー「シャイニング」の続編。 名作の続編はたいがい面白くなく、今作はダニー坊やのその後がひどいとも聞こえてきたので、おっかなびっくりスルー。 ですが杞憂でした。ダニーのその後に衝撃は受けますし、狂気と圧迫はなく、ジャンルは変わってますが、息もつけず一気読み。 バトル・ファンタジー要素の強かった「IT」が面白く読めたなら、今作でも抵抗感なく読めると思います。 えげつない描写はありますが、「IT」のようなひどい毒はないです。ヤングアダルト・マンガチックに万人向けに読めます。 十二歳の怒れる少女と中年のダニー。「かがやき」(シャイニング)と呼ばれる超能力を持つ二人が、二人が力を合わせる事でさらに強くなる シャイニングを奇想に次ぐ奇想で駆使。 世界を、アメリカをさすらい、かがやきを持つ子供たちを餌にして息長らえる魔の血族たちを決死の覚悟で迎え討ちます。 ラストバトルの、少女対邪悪の女王、なんて、まるで二人の女ガンスリンガーの約束の地での決闘ですよ! 下巻の逆転伏線頭脳戦の連続のサイキックバトルは圧巻。 いやー、超能力バトルでこれほど長く熾烈で興奮させる戦いは初めてです。 世界の回転とか、赤い末期の息吹とか、金庫の中をけしかける、とか、この作者しか描けない!! 「シャイニング」ではダニーのかがやきが不幸を呼び、今作でもダニーのかがやきはダニーを不幸にし、かがやきを持つ子どもたちは 魔物に食われる、と、才能のはずのかがやきが不幸しか呼ばない長い溜めで、 そうではなく、かがやきが、悪を倒し人々を救う強大な力を振るう下巻がなおさら爽快でした。 | ||||
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出だし・つかみはOKなのだが、どんどん尻窄みになるパターン。 うーむ、微妙。 。 上巻は文字通りのジェットコースターだったが、下巻後半に入るとだんだんトーンダウン、というかハラハラ感が希薄化。 ラストはそれで終わり?な感じ。 上巻で(読んでいる自分が)ちょっと盛り上がりすぎたか。 暇つぶしには悪くないが再読は無し。 | ||||
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