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ドクター・スリープ
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ドクター・スリープの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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「シャイニング」の続編という事と映画のほうの主演がユアン・マクレガーで、予告編が気になった、というのがキッカケで読んでみました。 キングはけっこう当たりはずれの多い作家(私にとって)で、これはちょっとハズレだったかな・・と。不要な残虐シーンが多いのはもともとキングの特徴でもありますが、この残虐シーンが私は大の苦手! でも作品によっては最後で感動させてくれたりするので、その場合はアタリ! 「ドクター・スリープ」は何というか、これまでのキングの作品の中から著者お気に入りの描写を拾い集めて書いた、というような印象があり、さすがのキングももうピークを過ぎた、という感が否めません。 夫婦生活がうまくいっている人なのに、そしてある年代から作風が良い方向へ変化してきた人なのに、わざわざ続編というだけの価値でこういう作品を仕上げるのは(ホラー小説を描くことで生計をたてている場合ある程度は仕方のない事かもしれませんが)私がもしも純粋にキングのフアンだったとしたら、ちょっと裏切られた気がするかも・・。とくにキング・フアンというわけではなく、気が向いたら読んでみる程度なので、まあ良いかな・・という感じですが。 いちおう最後まで読みましたが、面白かったかどうかというと、何ともいえない。なので、星3つです。 | ||||
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ネタバレ注意。 ボス戦のあっさりとした描き方は、キングも落ちぶれたな、と、悲しい気分になる。ストーリーに厚みもない。シャイニングをも汚してしまうので、シャイニング好きには特に勧めない。 ただ、アル中からの立ち直りは上手く描かれてるので、これは実体験を交えているのかと思う。酒で人生潰した人は読むべき。 | ||||
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ダニー少年に35年ぶりに再会した。 そうか、ホスピスの職員で、アルコール依存症になり、それでも輝きは保たれていたのか。 オーバールックへの再訪もあるのか? と、楽しみに読み始めた。 上巻の感想はここまで。 | ||||
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出だし・つかみはOKなのだが、どんどん尻窄みになるパターン。 うーむ、微妙。 。 上巻は文字通りのジェットコースターだったが、下巻後半に入るとだんだんトーンダウン、というかハラハラ感が希薄化。 ラストはそれで終わり?な感じ。 上巻で(読んでいる自分が)ちょっと盛り上がりすぎたか。 暇つぶしには悪くないが再読は無し。 | ||||
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その後かれはどうなった? キングの作品において、旧作登場人物の初の後日談(登場人物が錯綜する「暗黒の塔」シリーズは別として)。ダニー・トランスの波乱の青春時代~落ち着いた青年時代が語られる。 「11/22/63」や「アンダー・ザ・ドーム」よりも気楽に読める分、確かに内容は薄く感じる。超能力少女アブラが初めて敵の首領(女)と精神世界で対決するシーンはキング作品というより宮部みゆきの小説みたいだ。「シャイニング」の張り詰めた緊張感など無縁の娯楽小説だ。 しかし、これはこれでいいのではないかと思う。これはキングが「I t」の作中で取り上げた「三びきのやぎのがらがらどん」だ。「ああ、ヤギたち(アブラとダンとビリー)はトロール(トゥルーノッツ)に食べられちゃうのかな、それとも生き延びられるかな」。無責任に手に汗握って読める。各所に張り巡らされた伏線が回収されていくさまも心地よい。キングはあとがきの賛辞で、読者をその筆頭に挙げなくなっているが、内容は読者サービス100%のエンターテイメント小説だ。 | ||||
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楽しんだ。 が、「ハラハラどきどき」、も、「わくわく」も、ガッタ虫湧いて出る事もなかった。 多分、アブラが余りに突出して「強い」為、対決にはきわどさも危うさも感じられなかったからだと思います。ついでに、アブラのキャラそのものに余り好感が持てなかったらしい。「危うい所で危ういバランスを取っている少女」だと気遣いたくなるが、どっちかというと「触るなキケン」な少女だと捉えてしまった。 年を重ねるごとに「上手く」なっているのは感じるが、キングに惹かれていた一番の要素、「郷愁」や「抒情」がこれまた年を重ねるごとに薄れていく。のが再確認できた。と、いう感じでしょうか。 キングがあとがきで書いている様に、読者である自分自身が、「若く感受性豊か」な歳は越してしまってるという要素も多分にあるとは思います。が、キング作品に期待する者としては「及第点」位な感じでした。 | ||||
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序章に少し「がっかり」した。内容じゃなくて、「あれだけの思いしてやっと逃げたと思ったらまたこれかよ」みたいな方向に。 「上」の感想は「はい。これで説明および設定完了」。 さて、これから本筋。が、「上」の最終ページって…。話動くまでまだるっこしすぎw 少し冗長に感じたのは否めない。 特に「シャイニング」を知らずとも、本書は本書で楽しめると思いますが、シャイニングの詳細分かってた方が「ちょっとした楽しさ」が増えると思います。 本当はシャイニングを読み返してから取りかかろうと思ったんですが、新刊への欲を抑えきれずwが、やっぱり復習しとけば良かった。余りに記憶が古過ぎて、すぐにピンと来ない自分がこれまたまだるっこしくて。 「下」が楽しみです。 | ||||
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傑作シャイニングの続編で、大人になったダニーのその後が主役となれば期待は高まる。当然高まる。 ダニーはどうなってる?ディックは?ウェンディは?・・・・ 結論としては、その上がりすぎたハードルも災いしているとは思うが、満足はできなかった。 シャイニングはキング作品の中でもひときわすばらしい出来だと思っているし、文字通り 作品に特別な輝きがある。 それはシャイニングという作品が、冬のホテルに閉じ込められた一家が体験する怪異体験という 表面部分のその下に、より重要な「家族とその愛」というテーマが骨太に走っており それをノンストップの物語で最後まで運び抜いていく構造を持っているからだと思っている。 それだから、物語の展開や運び方そのものは見えてしまっても、自分が年齢を重ねても、何度か通読し直せばそのたびに発見があるし、 ジャック、ダニー、ウェンディのトランス一家とディック、それぞれに感情移入できた。 しかし、このドクタースリープは・・・。 自分が期待していたものとは違う、という感じが最後まで拭えなかった。 物語としてはけしてつまらなくはないものの(最後まで飽きることなく読めはした) どこか軽く、いってしまえば陳腐で、ツイストもぎごちなく あの作品世界がこんな風に展開している!前作のあの舞台に再び! というような続編ものならではの快感も薄い。 部分的にはどこかデッドゾーンのようでもあり、ある部分はファイヤースターターの感じもあり シャイニングの設定もなぞりつつも、でもそのどれにもレベルとしては追いつかない。 手応えが薄く、再読しようという気も今のところはあまり起こらない。 平凡な作品、という感想。 本当に期待が大きすぎたのかもしれないが、非常に残念に感じた。 | ||||
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