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吉里吉里人
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吉里吉里人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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友人に勧められて購入しました。 かなり長編なのでkindleで買いたかったけど、無かったのでかいました。 中古はお手軽に読めるので助かります | ||||
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自分が小学生の時に読んで衝撃を受けたのを思い出し、懐かしくて購入。やっぱり面白い | ||||
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東北がどのような立場・悲哀があったかをしらないと読み切れない作品。自分は東北に住んでおり、郷土史もかじっているため、この物語の前提にある東北の悲哀に思いを感じます。その悲哀が物語すべてに重くのしかかっていると思います。非常に素晴らしい作品だと思います。井上ひさし氏は中学校の先輩になります。 | ||||
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多少古臭さがあっても、清潔感がありよかったです。東日本大震災の時に単行本で持っていた吉里吉里人がだめになり、読みたいと思ってました。早速読んでます。ありがとうございました。 | ||||
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ワクチン外国頼りその他もろもろの体たらくを見るにつけ日本は医療立国化には程遠い というか最初から目指してもいない? 医療が外交カードにもなってない あと、方言離れも加速する一方ですね その割に公共放送の日本語はどんどん変になっていく | ||||
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1981年の小説で、私は1984年8月に本書を手にし、ゆかりの地である岩手県大槌町吉里吉里駅を訪れたが、当時は本書のブームから村おこしに、ミニ独立国ブームがおこっていた。私は岩手県出身であるので、本書を読むと誇らしい気持ちになったものである。内容は、井上ひさしが理想とするアイデアが随所に盛り込まれたユニークなもの。2012年に有人時代の木造駅舎が解体されてしまったとのことであるが、1984年のオリンピックとともに私の中では、あの夏の記憶を思い起こさせる一篇である。 | ||||
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三十年以上前に読んで以来、の再読。 なぜか中島らもさんの「ガダラの豚」を読んだ際に「日本から独立した吉里吉里国の話がズーズー弁で語られ強烈に面白かった」という本作品を思い出しました。 詳細は覚えていなかっため、「年を重ねた中、印象が変わっていないか」と恐る恐るでしたが、どっこい!よくまぁ長編3巻も、こんなに真面目でアホで奇想天外な作品を書ききれるってすごいなぁと、改めて新鮮な驚きを! 2020年の今でもなるほどの連続でした。 | ||||
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面白おかしいドタバタ劇なのだけど、その背景にあるのは現実的な問題。しかも今でも通じる問題。 こういう小説を待っていました! | ||||
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上中下巻で1500頁という大容量ですが、それ以上に濃い内容で大変面白かったです。 もし東北の寒村が独立を宣言したら、という思考実験的な小説です。 わずか2日の出来事を描いているのですが、人物や舞台の造形、背景となる社会問題など細かく描写されており、リアリティの高さが素晴らしかったです。 | ||||
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東北の農村が独立国家になるというアイディアが面白いです。 そのアイディアにリアリティを与える細かな設定や物語展開も素晴らしかったです。 | ||||
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中学校時代の恩師に紹介され、1ヶ月かけて上中下読み倒しました。 タックス・ヘイブンや優れた医学技術を武器に日本から独立宣言する吉里吉里国の独立騒動を滑稽に描いていますが、その裏には日本に向けた鋭い風刺とブラックジョークの香りが漂っています。 自衛隊と憲法9条の問題、脳死判定問題、農業における自給自足問題など、今の日本に求められる課題が全て詰まっています。 今すぐドラマにしてほしいです(懇願)。 アニメでもいいです。2クール、各話50分で。 宮藤官九郎さんあたりが脚本書くと面白いからしれません。岩手つながりですし。 | ||||
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結局みな読まないといけません。凄く面白く考えさせられる本であること間違いなし。遅筆堂さまはいかに苦労なさったことか? | ||||
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未だ未だ続くこの面白さ。読んでびっくり。東北の方言の宝庫。ルビ付き。 | ||||
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文庫本で500頁が3冊の合計1500頁、原稿用紙2500枚だそうです。初めは「終末から」という雑誌の連載となっていますが、私の記憶では、たしか1回目が200枚とあったように思います。筆の遅いので有名なこの作者に200枚というのだから、相当いろんな制約を外したのではと思っているのです。それで、あちこち脱線しまくって、作者の意見を発表する場となったり、日本語の言葉遊びの場となったり、かなりエロかったり、もうそれは大変なのです。そのうちの意見の発表については、右も左もなく、あちこちの猛毒を吐いているのが面白いですが、中でも自衛隊と医療制度は、結論としてどうかと思ってしまうので不可ですが、それらの意見のかなりの部分が、今でもそのままであるというのが、一番すごいところかもしれません。 とは言え、そのくらいまとまりなく進行するのに、どういうわけか、最後は無茶苦茶なりに収束してしまうのでした。 残念ながら、主人公が全然好きになれないので、少しマイナスします。 | ||||
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30年以上の時を経て、吉里吉里国の新しい制度が今の日本で実現されている部分もある。挙げると病院以外に年寄りが集まる場所の確保(今のデイサービス)、臓器提供の問題など。 | ||||
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大昔、初版を買って夢中で読んだ。その後はだんだん劣化していって、その内何処かへ 行方不明になった。 たぶん奥さんに断捨離されたのだと思う。 さて、今回手に入れたこの本は当時の雰囲気そのままに思いっきり変色していた。 文字が極小なことにも驚いてしまった。ああ昔は眼も良かったなぁ、と変な感慨に浸ってしまった。 少し読み始めたが、あまりにきつかったので取り敢えず本棚行きとなった。 懐かしさを買ったことで良しとしよう。今度は捨てられないように時々は本棚を監視しよう。 | ||||
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初版は 分厚く 奇想天外なストーリー。 読んだ 読んだ 目をパチクリさせながら。 そして 考え続けた。 おーい。 テーマが おおすぎて、『ああ、シンド!』 しかし感動この上もなし。 井上ひさしの その後の 動きを 冷静にみさせてくれました。 井上ひさし 死去後 ずいぶんたちました。 涙流しながらも 私は今も歩き続けていきています。 | ||||
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数年前、夜眠れなくなってしまった時があり、その時寝る前に少しずつ本を読むことにした。 10分20分の読書が、私の思考を切り替えてくれたのか、本の匂いと相まって心地よい眠りに誘ってくれて助けられた。 この本はそんな時読んだ本なのだが、でも逆に眠気をおしてまで読み続けたくなるほど面白い本であった。 上・中・下巻と長いが、ページが少なくなるにつれ「終わって欲しくない…」という、 何か寂しい気持ちが押し寄せてきたのを覚えている。 登場人物の「吉里吉里国」の人々の気概が、その頃ネガティブだった私に、 どれだけ新たな気持ちを持たせてくれたか。どれだけ笑いをもって包んでくれたか。 科学的なことなどどうでもいい。イッタカキタカ号が出てきたあたりで、もうそんなことは どうでも良くなった。要はスピリットなのだ。 ニュアンスが伝わるのなら、世界中の人に読んで欲しい位の、私の中の10冊に入る作品である。 | ||||
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物語中で取り扱われる社会問題(医療問題、地方格差)は2016年の現在でも通用する部分があり、深く考えさせられた。 日本には30年以上解決していない問題がまだまだあるということだ。 大変勉強となった。 吉里吉里国の独立が道半ばで倒れてしまったことは残念である。 しかし、地方が独自性を見出し、首都圏を凌駕するような魅力を持つ必要性は今も変わらない。 この本をヒントに、私たちは地方の自立について策略を巡らせてみるのも良いだろう。 随所に現れる下品なネタや主人公の荒唐無稽さは、読者を飽きさせないための工夫なのだろうか。 だとしたら別のアプローチを願いたいものである。 全体的なセンスは良いのに、、、もったいない。 | ||||
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この作品は、一度挫折しております。 しかし、今回(前回は黙読)は、音読で再チャレンジしたところ、まぁ面白いなんの、吉里吉里語(東北弁?)の持つ味が、良く堪能出来ました。 …井上先生の凄さを改めて実感した次第です。 …黙読で挫折した貴方、是非とも音読・朗読してください。 これぞ、文学!を実感出来ます。 大傑作太鼓判!! | ||||
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