四捨五入殺人事件
- 本格ミステリ (563)
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トリックが破綻しているのに、ほめている人がいるのは理解できません。中公文庫の88頁をちゃんと読んでください。調理台をはさんでという記述があり、同時にふたりが存在しているため、まったく矛盾しています。井上ひさしは農業問題に関心があり、コメの話やどうしてもコメの話という本も書いていました。しかし当時のことなので問題が古く、社会派としてはもはや時代遅れでしょう。同じテーマだったら吉里吉里人の方がはるかにいい。とにかくこれはトリックの破綻したバカミスです。どこが「どんでん返しの極致」なのでしょうか。 | ||||
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劇作家でもある井上ひさしならではのミステリー。 終盤で「てがかりは散りばめられていました」と明かされるわけだが、これをありとするか、なしとするか。 ○○と〇〇が○○である、という真相の一部は、「あれ、ひょっとして、」と思ったのだけれど、さすがに、この真相は見抜けませんでした。 | ||||
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説教は言いたいことを言うだけじゃなく 聞いてもらえる工夫をしなくちゃいけない。 物語とはもともとそういうものだったのだと思う。 それを教えてくれるいい本です。 | ||||
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久しぶりにシンプルなミステリーが読みたくなり「大雨で橋が流された孤立した村でおこる連続殺人」「 どんでん返しの極致」等の王道の触れ込みの本作を発見し興味を持ち購入しました レトロチックな作品であり過去の忌まわしい村の歴史からくる怨念や憎悪が事件の発端となるのはいいですが……… まあ 単純に言うとイマイチ 読んでてなんというかゾクゾクする感じが全くないというか…… 主人公の片割れの作家もなかなかの最低っぷりの大作家でちょくちょく挟む女性蔑視みたいな感じも読んでて不快でしたね ラストも嫌な感じのどんでん返し…… ここは無理がないか? と思うところもたいした説明もなく作品は終わります 自分には 合わなかった | ||||
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最近、作者の旧作が再販されている。好きだけど古書を漁るほどではないので、ありがたい。 二人の作家が田舎の温泉に講演旅行する。ところが大雨で橋が流されてしまい、寂れた温泉地は陸の孤島になる。殺人事件が起こり、ベテラン作家の石上が容疑者として拘束される。 新人の藤川は、冤罪を晴らすべく推理を巡らせる。 軽快なテンポで話が進む。とても読みやすい。 背景に過酷な領主にいじめられてきた百姓の怨念が横たわっている。陰惨で説得力のある設定だ。 社会派の主張が入るところが作者らしい。「吉里吉里人」の短縮ミステリ版といったところか。 ドンデン返しは感心したものの、ストーリーが一気にチャチになってしまったような。 この結末が、テーマそのものなんだけどね。賛否両論ありそうだな。 | ||||
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