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吉里吉里人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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昭和の終わり頃のいわゆる滑稽小説と呼ばれる類の作品です。東北の人々が中央政府が国益を振りかざして、それまで平和に農業を営んでいた人々の生活や美しい自然を台無しにすることに不満を爆発して「吉里吉里国」という独立国家を立ち上げるという話です。 主人公は作者の井上ひさしと同様の遅筆で有名な作家の古橋健二。遅筆だけでなく過度な記憶障害で、過度の健忘症になったり滅茶苦茶に覚えてしまったり。 独自の言語(ズーズー弁)、独自の通貨に加えて独自の警察や自衛隊まで備えた吉里吉里国は意外に外国(日本国も含む)の情勢、文化に詳しかったりします。 これを書いているときにちょうど「翔んで埼玉2」が上映されていますが、東北をディスって愛するという意味では「翔んで埼玉」の元ネタは東北にありき、といったところです。 古橋を中心として吉里吉里国と日本政府とのつばぜり合いが描かれるわけですが、滑稽小説なのでストーリー展開がテーマではなく、ズッコケ、下ネタ、ドタバタで読者を笑わせることが目的です。 昭和の時代では、本書を読みながら読者は大笑いして「もっと読みたいから書いてくれ〜」とお願いしたのでしょうが、あらゆるメディアでお笑いネタが発信されている令和の時代に読んでも、まぁ、時々ハハハと笑うこともありますが、特に面白いわけでもなく。 何よりボリュームがすごい。上巻だけで約500ページ。これが中巻、下巻とあるのでさすがに全部読むわけにもいかず上巻だけでリタイアしました。 | ||||
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井上ひさしさんの本です。 日本からの分離独立を宣言した吉里吉里国(東北の一寒村)に迷い込んだ作家古橋健二と編集者佐藤。 とりあえず、急行に乗っていたら「旅券がねえと通せねえ」と吉里吉里国の人間にとっつかまり、連行され、入国審査へ。 やがて入国は許されたものの、古橋は万引き&動物虐待の罪で裁判を受けることになる、というのが上巻です。 古橋の半生が語られるところや、古橋のエピソード(無駄に長い)が語られたり、 なんだかんだ関係ないというか、話が脱線するところがありますが、それも計算されている感じがします。 とりあえず、法律から文法まで、よく調べて理屈をこねあげたなぁ、というのが正直な感想です。 | ||||
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主人公の古橋は裁判で吉里吉里の国立病院で一日働くことに。 すったもんだで、なんとかその病院に行くも、そこには赤髭先生やらスーパー看護婦やらがいる…はたして…? 吉里吉里国の金本位制の自給自足体制やら、自衛隊をはねつけたりなど、いろいろ語られていて、 おもしろいですね。展開が飽きさせない。 いささか吉里吉里語が気になるといえば気になるのですが、慣れれば大丈夫です。 | ||||
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独立二日目、吉里吉里国立病院ですったもんだの主人公なのですが、吉里吉里国は医学立国を目指していることがわかる。 ところが、ひょんなことから吉里吉里国大統領が暗殺され、それに巻き込まれた古橋が「タッチ」されたものの、その古橋は重傷。 というわけで、脳移植をして、古橋を復活させ、大統領に…という感じの展開になります。 ツッコミ所が多いのですが、わちゃわちゃしたギャグ小説ですからね…。 ただ、最後のあたりは、いささか「終わりをいそいでいる」感じがしました。 なんか、井上ひさしさんもおおぼらを吹くのに飽きてきたのかな…という印象を受けました。 また、ちょっと中だるみっぽさもあったりして、物語をコントロールするのは難しいんだな、と感じました。 とりあえず、面白く読みました。 | ||||
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東北のある田舎の村が独立する。出だしは最高、設定も完璧。とても期待していたのだが、途中から物語が進まず、枝葉末節がどんどんふくらんでいって肝心の幹が育たなくなった感あり残念。主人公の三文小説家古橋と同じように、井上ひさしもページ数を無理やり稼ごうという感もあり。もうちょっと短くなったのではと。独立をめぐるスリリングな展開をきたいしたんだけどなあ。主人公のトホホ話に終始しちゃったな。 | ||||
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日本から東北の一地域が独立するという奇想天外なストーリーで そのテーマは面白く、時に考えさせられる部分もあるが 本筋と関係ない無駄な脱線や同じことを周りくどく書いてあるので 今の時代に読むと本筋以外の部分は苦笑せざろう得ないような感じ。 本筋のみで構成されていれば、3分冊でなく上下2巻で清んだのではないか? ひょっこりひょうたん島の脚本を書いた人なので あのノリ、連続ドラマの感覚で書かれたのかもしれないが・・・ | ||||
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図書館で借りて読んでましたが、長編なので読み切ることが出来ませんでした。 手元に購入できて助かりました。 | ||||
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まだ読んでない。内容は面白そうだし、評価もされている作品なので楽しみだけど、長いので覚悟がいる。 | ||||
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ふつう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ||||
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文庫版で全1500ページのこの大作を読み終えた。最近なかなか読書に時間を割けなかったのだが、時間を費やした価値はあったと思う。私小説的な語り口で吉里吉里国という疑似国家を描くことで戦後日本の様々な問題点を描いたこの作品の意義は、文学的にも、さらには政治学的にも小さくないのではないかと思う。さらにズーズー弁をルビを振ることで表現するという試みは見事にはまっている。特に私は東北地方の出身であるため、吉里吉里人の言葉が妙に心地よかった。方言を読んで心地よくなったという体験をしたのはこれが初めてであり、言葉に並々ならぬ関心を寄せた筆者にとっては面目躍如となった作品なのではないか。 ただ、私見によれば、本作品は長過ぎた。上巻は夢中になって読み終えたが、読み進めていくうちに新鮮さが薄れて行き、マンネリ化が進む。これは長編にとっては仕方が無いことではあるが、筆者が得意とするハチャメチャな物語展開は、やや度が過ぎているのと、同じようなネタが多いということにより、一層強いマンネリ感を生み出してしまっている。物語の終わり方もちょっとあんまりなのではないかと思った。 読み方としては、時間がある時に一気に上中下巻を読んでしまう、特に中下巻は読み流してしまう、というのがいいかもしれない。 | ||||
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ほとんど意地になって三冊を読みきりましたが、結局、最後までただのドタバタの羅列のようにしか思えませんでした。きっと「分かる人だけ分かる」系の力作なのでしょう。上巻を読んで自分には合わないと思った人は、無理して読み進める必要はないと思います。中、下巻もほぼ同じトーンで、時間も結構かかりますよ。 | ||||
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