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限界点
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限界点の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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ディーバーのノン・シリーズ物ですが、是非次作を期待したいくらいの満足感。 なんか読み進めるといつもと違う。 翻訳だ! リンカーン・ライムシリーズでディーバーの虜になったヒトには、訳の違和感がつきまとうかも。 でもやっぱりついつい読み進みたくなるのは、ディーバー流。 池田真紀子さんの訳に慣れている方は、しばし訳を忘れてストーリーを楽しみましょう。 | ||||
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アメリカの犯罪ものミステリーでは、FBIや州警察、ほかにCIA等の諜報機関、軍の機関、司法関係の検察官もいるし、どういうつながりがあって、それぞれの抱える組織としての役割などが、いまいちわからないことも多い。今回も上院議員とその秘書的な人物なども出て来る。捜査官ではなく証人などを守る立場の警護官が主人公なのもあって、立場の違いや上下関係など、充分に把握し切れていない。 まあ、そんなものは抜きにしても、手に汗握るアクションシーン満載で、さぞかし映像化してもおもしろいだろう。 「調べ屋」と称される、必要な情報を拷問という非合法な方法で聞き出して、最後には殺してしまう敵役に、警察官が狙われる。情報を引き出すために「楔」としてその家族が人質にとられ、口を割らされる可能性があるため、その家族も警護対象者となる。自分の尊敬する上司を「調べ屋」に殺された警護官が、警察官家族の守りながら、「調べや」逮捕に立ちあがる。 何故狙われるのか、依頼した黒幕は誰かといった謎はもちろん、読み進めていくと、そもそも狙われているのは警察官なのか、その妻なのか、妻の妹なのか、それとも娘なのか、狙われる理由と共に、謎は深まっていく。そして、冷徹な「調べ屋」が仕掛ける罠は、警護官の予想を超えて迫ってくる。更に、警護任務にブレーキを掛ける存在が次々現れ、任務の遂行を行政権力が邪魔をする。 まさに息つく暇もない。わずか数日の出来事なのではあるが、合法的に、ときには非合法すれすれで、さまざまな情報を、電話やネット、監視カメラなど機器をフルに使って収集し、相手の考えを読み、次の一手を予測して、作戦を指揮していく主人公。 主人公の部下として情報収集を担う女性職員や、警護の同僚、FBI捜査官など一人ひとりの人物描写も、なかなか凝っている。銃撃戦もあるが、結局味方はだれも死ななかったところは、読んでいてもほっとできるところだ。ディーバーのシリーズものではない作品だがらしさ満載だ。 最後に余談だが、車を使った移動場面の描写が多いが、残念ながらアメリカの地理に疎いので、地図も載せてくれるとありがたかった。 | ||||
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ジェフリー・ディーバーの作品は全て読んでいます。勿論リンカーンシリーズの大ファンです。リンカーンシリーズ以外の本はノンシリーズ物みたいに呼ばれているのですが、この本もそのノンシリーズ物です。ノンシリーズ物は正直期待はずれのものが多く(リンカーンシリーズが凄すぎるからなんですけど)読み終えるのに苦労し、2回読むことはまずないのですがこの本は読後感が最高。ジェフリー・ディーバーのいつもの“どんでん返し”とは一味番う“サプライズ”みたいな終わり方で... ぜひノンシリーズではなくこの主人公の物語をもう少し読みたい...と思っています。 | ||||
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相変わらずのノンストップサスペンスなんです。 ほんっとうに素敵なストーリーなんです。 なのになのになのに・・・ 訳が非常に下手っていうか、日本語としてこなれていないんですよ いちいちいらっとして、 慣れるまでに4分の3くらいかかりました。 残りの4分の1は楽しく読めたけどね。 確かこの訳者 悪魔の涙 も訳していた あれもストーリーはいいのに・・・・って感じでした うーん。もったいない | ||||
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いつものディヴァーものでは、犯人の正体にいくつものツイストが用意されているのだが、今作では そのツイストが警護対象者側に用意されており、これ結構面白かった。 最後のオチも中々現実的なオチで、物語中盤のマーリー絡みの話が伏線とは~ 先のリンカーン物より遥かに楽しめた。 他レビューアーの指摘にある本作の欠点もいちいち頷けるが、周りを見渡して昨今の翻訳ものの アクション作品の中で本作に匹敵するテンポ・物語構成の本見当たらず、必然的に私的には☆は5! | ||||
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今までのディーヴァーのインパクトある主人公と違い、 落ち着いた主人公の登場。 個人的には好きです。 お決まりのプロットの妙で、意外性も忘れなく。 1人称には抵抗がありませんが、良く読んでないと、 戻らないと読み解けない部分があったりします。 でも、これはこれで「アリ」です。 シリーズにしても面白いけど、それにはちょっと特殊な主人公かな | ||||
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リンカーン・ライムなどのシリーズ物ではなく、単発作品。 容赦ない凄腕の“調べ屋”ラヴィングと、彼に狙われた家族を護る警護官コルティのチームの対決。 証人保護プログラムと違って、コルティたちはボディガードを行ないながら、真相究明にも取り組みます。 めずらしく一人称で書かれています。そのせいか行間を読まないと把握できないところが 複数箇所あり、すこし違和感を感じました。 最近のジェフリー・ディーバーの例にもれず、今回も相手のウラのウラをかく連続ですが、 油断すると読者が置いてきぼりになってしまいます。 ボードゲームやゲーム理論を味付けに使っていますが、ストーリとの絡みはゆるかったです。 チェスや将棋は、相手の考えを数手さきまで読みますが、この物語ではプレーヤーの思考が読み取れず、 盤上の駒の音ばかりが絶え間なく聞こえている感じ。 これは一人称にしたためと、攻守とも登場人物が優秀すぎて、感情移入しにくかったことも原因かなと思います。 まあ期待されすぎるディーバーの悩みどころ、といったところでしょうか。 シリーズ化しやすい設定のため、評判が良ければ続編がでるかも。 | ||||
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