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白夜行
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白夜行の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全718件 681~700 35/36ページ
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| 途中からなんとなく分かってたはずなのに先がどうなるか怖くて楽しみでした。一生癒えることない傷を背負った人、それによって不幸をもらう人、事件を追い続ける人、それぞれの人たちが複雑に、しかし一本の糸で絡まり合ってるんだなぁと感じました。感動というか「そうだったんだ…」と思わせるような作品だと思います! | ||||
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| ある事件からその後数十年と続く一つの『物語』を、様々な事件・出来事を通して見つめていく作品です。作品を通しての中心人物はいるものの、あくまで第三者的な目から見たような書き方がなされています。そのため読み手が話の裏側を考えながら読み進めることになるのですが、あーこうだったのかと理解できた時の面白さは格別!!直接的な表現が少ないので、読み手の想像力で怖さの度合いが変わってくるのではないでしょうか。長編ですが、続きが気になってどんどん読み進めてしまう作品でした。 | ||||
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| 重い小説。読み進むうちに、どんどん重くなっていく。人間の暗部をまざまざと見せつけられる。小説全体を流れる、暗い、どろどろとした情念。主人公の二人は、子供のころに社会の裏の顔を見てしまう。そこで一生かけてもいやされないような傷を負い、人間そのものが信じられなくなってしまう。そこから、二人の「白夜行」が始まる・・・白夜であるから、行く先が見えないことはない。しかし、なんとなくぼんやりとした風景の中を歩き続けていくとき、人はいらだち、やりきれない思いを抱くのではないだろうか。いつ夜が明け、晴れた空の下を歩けるのか。先の見えない閉塞感が、この題には込められている。主人公の二人は、子供のころの事件によって形成されたゆがんだ価値観を持ち続け、それにしたがって行動してゆく。彼らからは、いくら求めても決して満足することのない精神的な飢餓感のようなものが感じられる。そのため、彼らを絶対的な悪としてとらえることはできず、人間という存在の複雑さを感じさせられる。「人間は灰色の存在」、これがこの本から感じる一番のメッセージといえる。 | ||||
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| 『白夜行』という題名に惹かれて読み始めました。執念とか嫉妬とか、人間の深いところに潜む黒い部分が緻密な計算のもとで描かれています。バラバラになっていたピースが一つになったときの衝撃は他の小説では味わえない、何ともいえないものがありました。暗闇を彷徨う人間の足掻きともいえる犯罪の数々。確かに犯罪は悪いことなのですが、犯罪を犯すに至った彼らの心情を考えると居たたまれない気持ちになります。『白夜行』という題名の理由のくだりを読んだとき、切ない気持ちになりました。ぜひ一読を! | ||||
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| 幼いころに深い傷をもった二人が大人になり、深く傷ついた心を癒す場所を見つけられることなく二人が二人だけをしんじ、周囲の人を傷つけていく。悲しすぎる二人の行く末を最後まで追ってしまう。悲しすぎる! | ||||
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| 友達に薦められたこの本を見つけた時は、本当に最後まで読めるか心配な程の厚さでビックリしました。けど、読んでみると読むペースの遅い私が、徹夜もして3日で完読する位はまっちゃいました。読んだ事がない人、ページ数に気後れしないで、ぜひ読んで見て。絶対、読んで良かったと思うから。 | ||||
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| かなり長い小説ですが、一気に読ませる力作です。主人公が二人出てきますが、主人公が語る一人称ではなく、第三者が状況とともに語っていく技法は、主人公のダークな部分を一層際立たせる効果となって読者を引き込みます。長い小説なので、ゆっくり読もうと思っていたのに、トイレに行くのもはばかられる程、夢中にさせてくれました。ただ、主人公の片方(女性の方ですが)には、好き嫌いが分かれるかもしれませんね。男性の僕から見て、途中、嫌悪感を覚えるほどでした。それだけ東野 圭吾さんの筆力が素晴らしいと言う事なのでしょう。完璧に登場人物に感情移入させてしまいます。僕の場合は、被害者に対してそうでした。とにかく、東野作品の中でも屈指の出来ばえだと思います。読後のなんともいえない虚無感は言葉では言い表せないですね。まだ読んでない方は、ぜひ読んでみてください。きっと損はしないす。 | ||||
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| いやー、すごい。これはミステリーではなく叙事詩です。でも、最後は男より女の方が強いのかなと、実感しました。 | ||||
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| うまくレビューを書けない自分が歯がゆいのですが・・・とても深く、切なく、恐い話です。読み始めると途中で止めることがなかなかできないし、読み終えたら読み終えたでしばらくは余韻に浸らずにはいられない、そんな状態にさせられた本でした。とにかく、読む価値のある本だと思います。できればハードカバーで、その「重み」を感じながら読んでほしいです。 | ||||
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| 売れすぎて書きまくるとどうしてもネタが薄くなる。寡作だった頃の東野と今の彼を比べ、さびしい思いをしていたのであったがこれは久々に密度の濃い大作であった。結末が知りたくて徹夜してしまう。でも、結末が近づくとページを惜しむように読みたくなる。そして、読後のなんともいえない虚脱感。読書の楽しさを存分に味わえます。ストーリーはもはや紹介するまい。とにかく読め。 | ||||
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| 主人公2人の1人称で語る部分は無く、その意思の全てを、他人と、状況からのみ語らせる手法が、主人公の背負う、闇の部分をこれ程浮き上がらせてしまうとは驚きです。これまでも、いなくなってしまった人を、あの人はこんな人だったよねと、関係する人々が過去に遡っていく小説は数多くありますが、この小説は、現在進行形で動いている人の行動を主人公以外から語らせているからこそ、更に臨場感、緊迫感を持って迫ってくるのだと思います。 | ||||
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| 作品数が多い東野圭吾さん。異論も多いとは思いますが勝手なことを言わせてもらえば、この方はあたりハズレが非常に大きい気がします。その中で「あたり」は本当に見事な出来。この「百夜行」と「秘密」。描いている分野は違いますが、この二つの作品は人の心を見事に描ききっています。結び方も印象的です。 | ||||
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| この物語・・・とても怖いところがる。幼少期の衝撃・心の傷でこういう人生を送ることが本当にあるかも・・・。意外と現実的な小説だと思う。 | ||||
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| 一気に読んでしまった。4.5つ星ぐらいかな。内容を書くとよくないので、注目したい点をあげる。・謎解きそのものはそれほど重要ではない(はじめの方で想像できてしまうし)・中心人物の心情は一切語られない(誰か違う人の視点)、から余計に何を考えているのかを想像させる・一つの犯罪から転がるように昇華されていく犯罪・犯罪の裏にあるエゴ、さらにそのエゴの裏にある・・・・作者の飲み友達でもある”馳 星周 ”に「すばらしい・・」と言わしめた(解説より)作品を堪能ください。 | ||||
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| この800ページを超える大作は、13の章から成っている。それぞれの章ごとに事件が起きるが、はっきりした決着がつかぬまま、1~3年の時を隔てた次の章に話が飛ぶ。しかし、全体像はなかなか見えてこない。半分くらい読んだところで、ようやくこれらの事件を繋ぐ一本の糸が、朧気ながら見えてくると言ったところか。その糸を掴みたくなる欲求に駆られ、分厚い本であるにも関わらず、あっという間に読み終えてしまう。これらの事件の根底にあるのは、ある男女間の、愛情や友情よりもっと持続的で強い感情であるように思う。しかし、その男女の内面描写は一切無いので、読者は行動描写だけからそれを推測するしかない。それを推測し自分なりの解釈を加えるのも、一つの楽しみ方だとは思う。しかし、私としては、この男女の内面を描くべきだったと思う。そこが明確になっていないので、読み終えた後、すっきりした気分にはなれない。 | ||||
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| 1973年、一つの殺人事件が迷宮入りする。裁かれなかった『罪と罰』はその後の日本という時代の、高度成長、ドルショック、パソコン産業の成長、バブル、そして崩壊を、漂う。1992年まで。この作品、本格推理を多く手がけてきた東野には珍しく、作品途中で犯人は誰か、トリックはどうか、ということは容易に想像できる様に書かれてある。では謎が無いサスペンスかというとそうではない。この長い長い物語で主人公たる桐原亮司と西本雪穂の心情描写はついに描かれることは無かった。最大の謎は彼らたちの『心の風景』である。それを『白夜』だと一言で言っても何の足しにもならない。人間はどこまで心を隠していけるのか、人間はどこまで賢くなれるのか、人間は何を支えに生きていけるのか、真っ桊??な夜に突入するまでの長い19年間を東野最大の長編が見事に描いている。 | ||||
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| 日々、行き帰りの電車内で本を読むことを常としておりますが、久しぶりに降りる駅を過ごしてしまいました。東野さんの著書はいくつか、これ以前にも以後にも読みましたが、現在のところ私にとって、やはりこの本は他を圧倒しております。「なんだこの気色悪い奴は」と思っていた登場人物が、ページ数も残り少なくなるにつれ、「なんとかしてあげらんないのか、おい」と変化してしまうこの心持ち(だいぶ状況が違いますが、ETに対するエリオット少年のそれにも似た)、作者の罠にまんまとしてやられ、危うく泣きそうになりました。危なかった。 | ||||
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