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白夜行



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【この小説が収録されている参考書籍】
白夜行
白夜行 (集英社文庫)

白夜行の評価: 4.18/5点 レビュー 711件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.18pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全711件 701~711 36/36ページ
No.11:
(4pt)

時代設定が妙になつかしい

時代設定が妙に懐かしく、同世代(60年代生まれ)には結構はまります。さりげなく伏線をうつ著者のうまさがキラリ。一気に読んでしまう、オススメの本です。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
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No.10:
(5pt)

根底にあるのは。。。

ある、少年と少女が軸となって 繰り広げられる物語です。殺人事件が発端となり、沢山の登場人物、そしてそれらの人たちの周りで起る様々な事件。。。ページをめくるたびに場面や登場人物が変わっていくのに必ずどこかが繋がっている、、という展開のウマさに 引き込まれてしまいます。「どうなっちゃうのだろう?」とハラハラどきどきしながら辿り着く先には 一途な想いと研ぎすまされて痛いまでの強い意思があります。そしてそれは とても切ないのです。”ミステリー”なのに、読み終えて 涙が出てしまった、、、そんな作品です。
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No.9:
(5pt)

悪のプロジェクトX!

「太陽のない偽りの昼を生きていこうとした人間」の物語。70年代、80年代を時代背景にしていて引き込まれる。ゲームソフト・マリオの海賊版を作るなんてところがあるのだが、ゲーム開発会社の黎明期の雰囲気がよくでている(私がゲーム会社に入ったのは黎明期よりちょっと後だけど)。読み出したら止まらない傑作。
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No.8:
(5pt)

既視感

 物語は、主に雪穂と桐原亮司の成長と供に、そのまわりの人間の視点で進行する。この描写が秀逸で雪穂が光、桐原が影の部分が徐々に浮き彫りになっていく。 物語全体に巧妙に張り巡らされた伏線。これは例えるなら、ジグソーパズルのピースがカチリとはまったような快感である。 作品を読み進む内に全体を漂う懐かしさを感じた。既視感にも似た不思議な気分にさせてくれる。30代半ばから40代前半の人に是非読んでほしい。物語全体にその人の青春が詰まっているはずだ。「白夜行」は数少ない、もう一度読んでみたい、と思わせる傑作小説である。
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4087474399
No.7:
(5pt)

考えさせられる本です!

白夜行を読んでもう何ヶ月も経つけど思い出す度に不思議な気持ちになります。  切なくて悲しくて、でもその裏はもっと切なくて、あたしは彼が悪い事をすればするほどその不思議な魅力にとりつかれてしまいました。だってそこには誰にも言えない誰にも解らない二人だけの過去があって、秘密があってそして何より・・・がある・・。 深い話しだから伝えるの難しいです。是非読んでみて下さい!!
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4087474399
No.6:
(5pt)

読者の歴史をも織り込むことで増幅する衝撃の真相が跳ね返ってくるだろう

何の前知識なしに読んで欲しいというのが率直な感想。前知識を持てば持つほど、面白み・驚きは減衰する。あえて、少し言うならば、負のエネルギーを蓄積してしまった者が生きる世界は闇。その負の欲望を解放するように光放つ世界こそが”白夜”。その白夜の住人は、邪魔者を排除しながら突き進み、より世界を拡大していく。
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No.5:
(5pt)

白夜の人生と闇黒の道程

あまりにも哀しい人生。大人と子供。親子。 その関わり方が、子供の人生を後々まで、揺さ振り、 破壊していく。 私自身の時間軸と同期しているので、その悲しさが、 私の中で増幅される。 時代背景というアウトラインの描写を中心にしながら、 登場人物の胸中を行間に埋めていく技術を素晴らしい という形容しかできない自分を恥じる。30才以上の人は、読んだ方が良いと思う。 私の心には、いつも桐原がいる。
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No.4:
(4pt)

読みやすい!

普段ミステリー小説などは読まない私ですが、手にして実際読んでみると、面白い。スピード感あふれる内容につい引きこめられ一気に読み進みました。これをきっかけに東野圭吾氏のファンになりました。
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No.3:
(5pt)

練りに練られたプロット!すごい!

東野圭吾は私のお気に入りの作者の一人で彼の作品はほとんどすべて読んだ思う。その中でも白夜行はこれまでよりも、より一層登場人物像が深く描写されてきて、もうこれは単なる推理小説の域をかなり越えた作品になっている。登場人物は数多くいるが、その一人一人が実際の人物であるかのように感じられるほど、じっくりと書かれている。時代背景もまるで映像で見ているかのように描写され、本を読んだというよりは、すばらしい人生ドラマの映画を見たといった感じである。
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No.2:
(5pt)

こんな推理小説が今までにあった?

この本を推理小説のジャンルに入れてもいいのかどうかわからない。とにかくこの種の小説は初めて読んだ、と断言できるくらい従来の推理小説の枠を越えた卓越した小説である。面白みがなくなってしまうのでストーリーやあらすじを書くことはできないが、全体的に行間に漂う哀しく気怠る気な雰囲気と別の意味で引き込まれてやまない登場人物たちにぐんぐんと取り込まれ、一気に読めてしまう。各部にちりばめられたかけらを集めながら、人物を読み解き、その行間にある倦怠の謎を理解しようとしていると、ただの、おもしろい小説を読む、という行為を越えた何かに気づき、改めて小説を読む楽しみを与えてくれる秀作である。
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4087474399
No.1:
(5pt)

すばらしい、の一言!

東野圭吾を、ただの推理小説家だと思ったら、大間違い。この本は、とにかくすごい! 一人の男の、少年時代から大人になるまでの過程を、ミステリータッチに描いている。謎めいた部分が、最後に「なるほど!」と理解できるのだが、ラストは、とてもせつない。なんで、こんなロクでもない男のことなのに、せつなくて悲しく感じてしまうのだろう、と自分で自分に驚いた。今まで、東野圭吾という人は、バリバリ本格推理小説の旗手だと思っていたが、この本を読んで、見方が変わった。壮大なヒューマンドラマの旗手でもあったようである。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399

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