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白夜行
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白夜行の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全718件 641~660 33/36ページ
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| 作者の作品は秘密あたりから読んでいますが、この作品が今のところ一番おもしろかったです。とくに登場人物の設定が主人公(美少女)?を含めて絶妙で感心しました。 | ||||
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| 秘密、手紙、そして白夜行。東野ファンから借りた大切な三部作目なのですが、またしても隠し球。しかも忌まわしい・・・。さらに秘密以上の後味の悪さ。 次々繰り出されるドギツイ刺激に辟易しながら、東野ミステリーの大作とはこういうものなのか、今枝探偵をキーパーソンとなり得る存在として登場させておきながら殺してしまった時点で興味の大半が削がれ、この手の本は目くじらを立てずに軽く受け流しながら読むものなのかなとも思いますが。 犯罪者とされる主人公男女は実は過去においては重大な被害者であったわけであるが、白夜と称する倒錯を妄想との批判を恐れず、ここまで書き綴れる構成力と描写力には感心するが、読後に与える後味の悪さは作者の趣味なのか、意図なのか別の意味でも寒心させられた。 幼くして心身に傷を負わされ、やむにやまれず行ったことが殺人やその幇助だったとしても、成長後は同種の犯罪を憎むことはあっても、その後ずっと健全な感情を持たない犯罪者として成育し、身近な罪のない人々を傷つけていくなどというあり得ないことを実際起こった事件を持ち出してまことしやかに設定すること自体、現実の性犯罪被害者やその家族にとってはとても受け入れられないし、何の罪もない被害者に対する冒涜とも受けとられかねない。 描写にリアリティがあるだけに、娯楽のための架空のミステリーものですよ、では済まされない重みが作者が素材として取り上げた対象にはあることを認識すべきだと思う。 ミステリーは虚構のうえに成り立っているとはいえ、児童期に心の傷を負わされた犯罪被害者の心情に配慮のないストーリプロットに送られる賛辞には到底、同意できない。 そもそも、「白夜」を照らすものは、やはり明るく暖かい太陽であり、作者が描きたかった太陽が昇らない暗黒の闇夜が続く状態は「極夜」という。こういう独善的でとんでもない誤用も隠し球と同様に不愉快であると私は感じます。 | ||||
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| 白夜行の世界にぐいぐい引き込まれていき、読み終わった後もなかなか抜け出せない、もの凄く吸引力の強い話でした。東野さんの本の中で1番面白かったと思う本です。 | ||||
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| この分厚さを2日で読んでしまいました。伏線の張り方もさりげなく上手さを感じさせます。読んで損の無い傑作! | ||||
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| 読み終えても永遠に作品の中の世界が現実に存在しているような気がして何日も頭の中から離れませんでした。作品の中に引き込むのが本当にうまいですね。なんともいえない心にしみる作品です。 | ||||
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| 飽きさせず最後まで読めると思います。 | ||||
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| 個人的には東野圭吾氏の最高傑作と思っています。 とにかく文体の手法が面白く、かつ完成度が高いという事。この小説には本来、主人公と呼べるべき存在が居ません。しかし、中核を成す2人のキャラクターが居り、この2人の成長と、その近辺で起こる不可解な事件がストーリーとなって進んでいくのですが、メインであるはずの2人の心情描写がまったく無いのです。その時代都度、彼等を取り巻く誰かの視点で話は語られ、事件の真相の暗示こそあるものの、それは絶対ではなく、とてつもなく不透明なまま話が進んでいきます。この展開が非常にミステリアスで読むものを引き込むことは間違い有りません。 本書は2段詰500ページとかなりの長編ですが、読み始めたらやめられません。後もう一章と、どんどん読み進み、あっという間に読み上げることが出きると思います。私はそうでしたので。 活字というものの面白さを体験できる数少ない名作です。普段本は読まないという方に特にお勧めしたいです。 ややラストがあっさりしすぎて拍子抜けするのが唯一の難点ですが、間違い無く傑作です!!! 余談ですが、本書には姉妹編のような続編があります。「幻夜」という作品ですが、そちらも傑作ミステリーとしての評価は高いです。彼女らしき女性のその後が描かれています(同一人物かどうかは実際は不明)。 | ||||
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| 不思議な物語だった。亮司は何もミスをしていない。でも、誰かの行動が事件と亮司を結び付けてしまう。例えば典子が撮った写真のように。雪穂と亮司のつながりも、最後まで分からない。きっとつながっている、そうは想像できても、どこでつながっているかは分からなかった。物語の中では、みんなが1つの事件に興味を持ち、みんなが少しだけ真相に近づく。でも、誰も全貌を見抜く人は出て来ない。読者のみが知っている。しかも、タネ明かしもない。「この一文であなたには分かるでしょ?」と作者が言っているような感じである。真実が正確には書かれていないからだ。あとは読者の予想のみ。章や節が変わるたびに、がらっと場面が変わり登場人物が変わる。今までとどう関係しているのか分からないが、だんだん結び付いて来る。本当にパズルのピースのようである。それも小さなヒントがピースではなく、1つの事件・エピソードがピースとなって出てくる。そして、最後にパズルは完成する。・・・が、それは読者の中でのみである。 | ||||
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| まるでボニー&クライドを想起するような……と一瞬思いましたが、然しあのカップルがあくまで「陽」の存在であるのに対して、この物語の主人公2人は、圧倒的な「負」の磁場を形成しています。大阪で起こった質屋殺しに端を発し、その後およそ20年にわたって描かれる、昭和という時代を背景とした2人の男女の軌跡。周囲の人々の視点を通してそれは描かれ、2人の具体的な心情描写は一切排して語られますが、様々な出来事のその概要と2人の行動は、読者はほぼ把握できます。これが凄い。ダーク。特に雪穂の章などは、なまじっかなホラー物より余程怖い。背筋が凍るようです。長い物語ですが、本を置く事が中々出来ませんでした。そして、最終章で明らかにされる「真相」は――愕然とするほど哀しいものでした。緻密な構成、抜群の筆致、読者を捉えて離さないリーダビリティ。傑作です。 | ||||
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| 日を追うごとに思い出され、あまりの切なさに、何かをしている最中にも涙が出そうになりました。感情が完全にもっていかれるような感覚にさせられる、こんな小説には滅多に出会えないと思います。本当に残酷だと思う。ただ、そう一言で言うのがあまりにも陳腐だと思う位壮大な物語でした。時代は70年代から始まりますが、読んでも人物に関してはレトロな印象は全くなく、まるで今この時代に存在していると思える程生々しい陰(いん)で鋭く冷たい「悪」を感ます。何十人もの全ての登場人物が伏線であるという点、二人が最後の最後にしか同じ場面に出てこないという点。その構成は鳥肌ものでした。桐原亮司と雪穂との関係については、読む度ごとに印象が変わります。特に桐原亮司の心が読めない。「純愛」なのか「償い」なのか。その行為は純粋な愛ゆえの奉仕のようにも見えます。しかし一方で、セックスが出来ない体になっていることを「彼の過去に体験した出来事が起因」と捕らえるならば、やはり身内の「償い」をするための奉仕にも思えます。ただ、個人的にはこれは正に桐原亮司の純愛の物語であると思い、同時に、雪穂の「太陽に変わるものがある」という言葉が亮司の存在を指していると心のどこかで願っています。 | ||||
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| 十分以上に同情する理由があるにせよ“美貌の○○鬼”ということで、ホラー小説とは違う意味で、背筋が寒くなります。そして、宮部みゆきの「火車」を思い出しました。ただ、カードローン地獄という社会性のあるテーマを浮き上がらせた「火車」と違い、“虐待”についても小道具のひとつくらいの扱いなのは少し物足りないのですが、後半の老刑事の執念の捜査とやがてわかる哀しい真相という流れはラストまでぐいぐい引き込んでミステリーの醍醐味を存分に味あわせてくれます。 | ||||
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| 常にどこかでつながり続けていた二人。決して会うことのできない二人。その姿に涙を流さずにはいられない。まさに最高傑作としかいいようがない作品です。 | ||||
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| 友人に薦められ読んだ作品。”とにかくおもしろい!”と聞いていたので、いつ面白くなるんだ、と気にしつつどんどん読んだけど、う~~ん、いまいち。もっとおもしろいんだろうと期待してたせいもあってか、納得いかないところとかが許せなかった。まず、主人公2人が客観的に描かれているところは、玄人受けするのかもしれないが、私にはちょっと… それから、2人の目的、動機など不可解だった。さらに思ったことは、感情を持たない人間など存在しないというところだった。2人の間には何かの絆はあったのかもしれないが、それは人それぞれの理解によってしまう。本の中で2人がセットの部分はほぼない。どんな境遇で育とうが、ロボットのように生きるとは思えなかった。 | ||||
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| 前半はあまりに救われない暗さなので、読むのが少し辛いけれど最後のほうにくると、互いの、切ない恋愛の感情が少しづつ身にしみてくる。暗い夜を旅する恋人同士のダークなおとぎ話。悲しくて、イイ。 | ||||
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| 私が初めて東野さんの本を読んだのは、この白夜行でした。私が生まれ育った「布施」から物語が始まることから、引き込まれてしまいました。主人公の2人を軸にして日本の高度成長時代とバブルを描き時代にあわせるように二人の関係も発展していくストーリー、日本版「フォレストガンプ」です。時代背景がいまいちわからなかった「ガンプ」よりも二人の育った時代に自分も育った「布施」という街を知っていたからこそ他の人より余計に面白かったことは、確かです。30歳以上の人には、自分の成長ともオーバーラップさせて読めるので最高に面白いと思います。で東野さんにはまってこの次に読んだのが「回廊亭殺人事件」。。。。。 | ||||
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| 読み終えて、心がもやもやしています。読み返したい気持ちと、気分変えて他の本読もうかなぁって気持ちで1日過ごしてしまいました。ダークな作品です。なんといってもせつない。ため息がでてしょうがないです。大人の身勝手さに腹が立ちます。涙が止まらなくて、夜中にシクシク泣きました。やはり、私としては主人公2人の本当の気持ち、心の中や思ってることを聞きたかったかなぁ。でも、とりあえず読んでみることをおすすめします!分厚い本ですが、引き込まれて一気に読めます。ひとつ気になるのが解説。なんか「ノワール」を連発されもよくわからない。私だけかもしれませんが・・・。 | ||||
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| 東野さんの作品はけっこう読んでいますが、この作品を超えるものは今のところほとんどない気がします。推理小説ではなく、一組の男女の、愛とも友情とも言い切れぬ、もっと宿命的な繋がりを描いた叙情詩的な雰囲気が、深い感動を呼びます。息をつかせぬ展開も素晴らしく(悪く言えばご都合主義となるのでしょうが)、最後までページをめくる手が止まらないのは間違いない作品かと。続編も出ていますが、やや二番煎じ的な感じは否めず、この作品ほどの感動は得られませんでした。さまざまな方向性の著書を書きすすめる東野さんですが、こうした感動をわき起こさせる作品が一番素晴らしい気がします。もっとも今後、これを軽々と越える作品を出してしまいそうなほど、やる気と才能に溢れている人だと思いますが。 | ||||
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| ストーリーなら『秘密』学術的ならこれだろうね。凄くリアリティであり薄暗さがある。まさに白夜を彷徨っているような生き方だ。『風とともに去りぬ』のスカーレット・オハラをモデルにしたらしいが雰囲気がでている。激情で形振り構わぬ姿勢は極貧時代から生まれたものだろうが、中流以上の生活を得ても更に上を目指す行動力は哲学的レベルだ。主人公が殆ど登場してこないのに人物像が浮かび上がる作品は、そうないのではないか。そう言う意味でも一見の価値はある。 | ||||
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| ミステリ―なのに、涙が出る。これはそういう作品だと思う。涙は流さなくても、哀しくなることは必至である。さて、854ページもあるこの「白夜行」、長篇傑作です。これだけ量があるのに、苦痛を感じさせない。それどころか、どんどん物語に引き込まれていきます。ついでに、解説によると、これは「ノワール」という部類の小説だそうです。内容の一つの要素として、人間の側面のようなものが描かれています。心の闇の部分、それに引き込まれた人たちの哀しい物語です。その裏に隠れた1つの想い。これは悲劇というしかない物語でしょう。値段は高いですが、それに見合った価値があります。1度読んでみてはどうでしょう。 | ||||
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| もうずいぶん前に読んだので記憶が定かではないのですが、ラストの都合の良さにはかなーーーりアタマにきました。途中途中でも主人公2人を廻って都合良いことばっかり起こるんですもの。その加害者と思われる2人をまわりくどく褒めてるし。第三者から語られるストーリーってのは時として主人公をいかに傷つけないかってとこに重点おかれますね。東野圭吾さんは「秘密」という非常に「娘」にとってはキモ悪いストーリーで映画化されましたが、ホントーに気持ち悪いです。この本を読んだあたりで推理小説(殆ど国内物)を読むのを止めました。甘い、甘いよ!! | ||||
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