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白夜行
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白夜行の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全718件 481~500 25/36ページ
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| 幼少時代のある事柄を共有した男女が交差することのないまま 互いに相手を想い合い罪を重ねていく。 一方は表を歩き、仮初の幸せを掴みながら暗黒の中にいる同胞のために、 他方は暗闇の中から想いを紡ぐ相手に陽が当たるようにと。 基本的に救いの無い話なのに卓越した筆力でページ数を感じさせずに一気に読ませる。 行動に答えを求める人には向かないかもしれないが秀作でると感じる。 | ||||
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| 自分の周辺でやたらと評価が高かったので読んでみました。 一気に読めたし、確かにつまらなくはありませんでした。 でも単なる主人公二人の犯行記録です。 しかもワンパターン。 ・一方の身辺で事件が起きると、相方の暗躍がその後の章で描かれる。 ・異性は色気で、同姓は暴力で屈服させる この長編小説を一言で説明するとそういうことです。 でも読みやすかったことは確かだからオマケで星3つ | ||||
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| ドラマ化されたので、ストーリーを知っている方も多いはず。 それでも手に取る価値あり、損はない!そんな内容とボリュームの長編小説である。 桐原亮司が西本雪穂の進む先にある邪魔なものを共に排除していく話である。 一方は地位も美貌も手に入れた華やかな世界、一方はハッカーなどの暗黒の世界をと まるで太陽と月のように分かれ交わることはないように見えるのだが、話の終盤では見事につながりを持ってくる。 中盤から色々な人物が2人について探りを入れるが、まるで影ふみのようにスルリと抜け 正体がわからないのも、見事である。 描写テクニックだけでなく、人の心の空洞や醜いところなども書かれているので ミステリー好きだけでなく、重たい話が好きな人にもおすすめの1冊である。 | ||||
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| 観て小説の面白さ。 ミステリー(サスペンス?)の面白さがわかりましたね。 物語が一方向だけではなく多数の出来事が混ざり合っていく。 そして先が非常に気になる展開。 長さを感じなく逆にもっと先があるだろう。と思える内容でした。 最後の終わり方も「それで終わらないでくれ」と叫びたくなるような 終わり方。もっと、先を見せてくれよ。思いながら本を閉じました。 | ||||
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| 見え張り王女に捕らえられた騎士は王女のために盲目的に働く蟻だ。薄明の中にいる王女のために、暗闇の中で懸命に動き回る。 王女は蝶を目指してどんどん成長していく。策を巡らし、周到に網を張り、獲物が相手の意志で王女の前に身を投げ出すように仕向ける。騎士を懐柔したのさえ計画通りだったのかもしれない。共生共存するように見せかけて、最終的には自分だけが女王として生き延びたいのだ。 人の不幸は密の味と言い、下卑た興味は尽きない。また心の中の鬱屈したものがノワール、ピカレスクと言ったジャンルを支える。本書を読んでいて落ち着きの悪さを感じながらページを繰る手が止まらない。文庫で800ページのボリュームは苦にならない。むしろ分冊されていないことで一気に読み進められる安心感があった。しかし後味は悪く、寒気が残る。 先にTVドラマを見ていたので、原作の執拗な客観性には驚いてしまった。この点でTVドラマ版での構成に違和感を訴える人は多い。たしかに原作に比べると主人公たちの交流もあるし、説明口調でネタバレは多い。ラストシーンに至っては、原作の寒気を感じる簡潔さに比べてあまりにも蛇足っぽかった。しかし読んでいるとき私の頭の中では主人公たちと刑事のキャラクターにはドラマの俳優たちが違和感なく収まっていた。キャスティングについては原作の雰囲気を表現していたのではないかと思う。 闇を背負い込んでしまったが故の行動なのか、それとも元々の個人の資質なのか、非常に居心地の悪さを感じさせる物語だ。 | ||||
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| 頭脳明晰な悪人が、謀略をめぐらせ、ワナをはり、他人をあやつっていく・・・その描かれ方は著者の「殺人の門」と通ずるところがあるように思う。 接点の一切を描かれないのに、強い強い絆を感じさせる雪穂とリョウの関係は、彼らが善良な人間ではないにもかかわらず、とても魅力的に見える。 弱く虐げられた存在であったからこそ、結びついた二人。 加害者は被害者であるという構図は、「本当に悪いのは誰?」ということを問いかける。 たいした理由もなく江利子や美佳を襲った彼らは、それだけ「弱い」「脆い」人間だったのではないか。特にリョウには窮鼠のようなイメージがつきまとう。 リョウが・・・だ時の雪穂の反応は天晴れである。しかし彼女の人生はその後も白夜のごとく続いたのだろうか。 本来は闇であるはずのところに、薄明を呈する太陽の代わり。それはともすれば、灼熱の太陽の下よりも、居心地のいいところであったかもしれない。 1973年から19年間にわたる物語は、随所にその年代の事件や流行が描かれ、一大犯罪叙事詩となっている。 | ||||
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| 一気に読んでしまいます。 話が進むにつれて見え隠れする真実をページをめくりながら追い求めてしまいます。犯人探しの本はたくさんあるのですが、ここまで人の心というか真相を探す作品てあんまりないです。 東野作品は答えを読者に問いかけるし、本作のなかで主人公の二人を客観的に描いていたので、読み終えたあと桐原と雪穂に対する自分なりの「白夜行」のストーリーが出来る気がします。 同作品を読んだ友人と内容に関して妄想しながら議論してしまいました。 | ||||
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| とにかく一気に読ませる面白さはあります。 ドラマを先に見たので内容的に驚きはなかったのですが、 小説では二人の接点が描かれないし、全て三人称なのが新鮮でした。 しかし二人の極悪非道ぶりが徹底して凄まじく、 一切の共感や同情はわかなかったです。←できると感動するかも? 絶対に読み返したくないという気分になりました。 | ||||
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| ドラマ→本だったので細かい部分まで映像を蘇らせる事が出来たけど、これが本だけとなると詳細はわからないのでは。(あえてそういう風に作ってあるのだろうけど…)後味悪いって意見もありますが、正直私もドラマではえぐいなぁと感じた時もあるけど、本の後味は悪いとは思わなかった。ひとつの物語としてみればものすごく完成度の高いよい作品だと思う。自分にとって夜でも歩いていける程の太陽ってなんだろうね…深いわ… | ||||
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| 綾瀬はるか主演のTBSドラマ「白夜行」の原作ということで読みました。 ドラマの方が、全てを時系列的に、しかも判りやすく描いているので、原作の方がやや難解です。 一気に読めば判ると思いますが、800ページを超える長編で、(構成上わざと)視点を変えつつストーリーを織り成していっているので、また「最初の事件の真相」が最後に推理されることにより全体像が掴めるので、なかなか一筋縄ではいかないと思います。(といってつまらないわけではありません、念のため) 基本的にダークな話です。次々と犯罪を犯していく、救いの無い話です。 異色作と言えると思います。単なる悪女物とも違うし。 私は読むとハマるたちなので、かなりズシンと暗い気持ちになりました。 悲しすぎます。 本作が気に入った方は続編とおぼしき「幻夜」も気に入ると思います。 | ||||
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| 「殺人を犯し、それを隠蔽するために、次々と別の犯罪を重ねる」 というストーリーはよくありますが、卓抜なプロット(主人公二人の接触と感情を一切書かない)によって、素晴らしいエンターテイメント小説に仕上がっていると思います。 亮司は自分が小学生の時に実父を殺したビルを観ながら栗原典子にこう語っています。 「俺は別にショックなんか受けちゃいなかったんだよ。ただ、学習した。この世で一番大切なものは何かってことをね」 亮司が「学習した」のは、実父を殺し、次々に犯罪を重ねてでも、雪穂を「守る」ことであったのか。 雪穂は、『R&Y』大阪店開店の前日に浜本夏美に対し 「太陽の下を生きたことなんかないの」「…でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれど、あたしには十分だった…」 果たして、亮司と雪穂にとっての救いとは何だったのであろうか。 ※読後、冷静になって考えてみると、雪穂の極悪さに気が気がつきました。 何人もの罪のない人達(特に篠塚美佳)を、レイプさせているのですから。 過去にいかなる体験があろうと、雪穂の冷徹非道ぶりには決して共感はできません。 | ||||
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| いつもはビジネス書しか読まないのですが兄に勧められてこの本を読みました。 何気なくマックに入ってコーヒー飲みながら読み始めたのですが・・・。 見事ハマってしまいました。 18時に読み始め、マック、ガストと転々とし 次の日の午前1時迄7時間ぶっ通しで読んで読み終わりました。 850ページは読み応えがあります。 まったく明るい雰囲気ではなく、ストーリーもどちらかというと淡々としたものですが、中だるみすることなく一気に読ませる内容の濃さがあります。 読んで大満足の一冊でした。 | ||||
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| 質屋殺しの事件から19年。容疑者の娘と被害者の息子。二人が事件にかかわっていることはわかるのですが、二人の心情はまったく語られず、二人の接点も見えない。なのに、二人の回りで起きる血なまぐさい事件。 二人を取り巻く人間の行動のみでかかれた物語なのに、その心の悲しみが伝わってくる小説でした。命を懸けて雪穂を守る亮司の純粋さに打たれました。 ドラマは見ていませんが、綾瀬はるかの雪穂はイメージぴったりと思います。 850ページ、楽しませてもらいました。 | ||||
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| 東野圭吾の本の中で、ダントツで輝いている作品です。 彼の作品の中で、私が一番好きな作品です。 まさに、珠玉の名作です。 彼が、渾身の力をこめて、愛情を持って物語を書いている感じがします。 ドラマは、ファンの期待を大いに裏切る「大コケ」だったので、ショックでしたけど・・・。 雪穂の天性の魔性っぷりが大好きです。 私には到底真似できるような代物ではないですが(笑) 最後のオチには、鳥肌が立ちました。 小説の至る所に布石があるので、何度読み返しても面白いです。 私の宝物といえる本です。 | ||||
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| 主人公二人の人間性はもとより、 何を考え、何をしたのか、全く書かれていません。 まさに無色の文章です。 だからこそ良かった気がします。 私は現実世界には存在しない、全く人間の心を持たない極悪人 の主人公達を想像し、周りでだまされていく人間に感情移入し、 二人の恐ろしさを楽しめました。 本の魅力は、現実世界では感じられないことを 疑似体験できることだと思います。 小説は(他の文章とは違い)、虚構だと割り切って読むべきだし、 そうすることで始めて、楽しむ事が出来ると思います。 | ||||
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| 読み終えた感想は、暗い!重すぎる! ですが、その徹底ぶりに感心します。 話の前半で、なんとなく「こうなのかなぁ」と想像するのですが、 決定できない。 いつの間にか、自分が必死に主人公達を追っているんですよねぇ まんまと作品に入りこめさせられました。 ダークな気持ちになるけど、傑作です! | ||||
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| 私が女だからなのか、読み終わって不快感だけが募った作品でした。 書き手として「巧み」ではあると思います。構成力や筆力はあるのでしょう。 ただ、読めば読むほど続きが読みたくなくなり、ページをめくる手が重くなるという作品でした。最初の半分に2日、残りに10日近くかけて、なんとか読み終えたものの、最後に行き着いて軽い吐き気を感じました。ヘタに作りが「巧い」だけにたちが悪い。 人の命や尊厳をこれほどまでに軽々しく扱っておきながら、借りてきたような薄っぺらいヒューマニズムをかぶせて、ごまかして「深さ」に見せかける書き方に嫌悪を感じ、そしてそれに唯々諾々と騙されている世間の評価に疑問を感じました。この作品が「駄作」として扱われたなら、弁護したくなる部分もあるでしょうが、ドラマ化や舞台化などしたくなる人がいるほど、「感銘」を受ける人がいることに、甚だしく疑問を感じます。 粉砂糖のようにかすかにまぶした、見栄えのいいだけの薄っぺらい感情には、少しも移入できないし、そんなものいっそない方がいいのに、と思いました。 人間を誠実に見つめようともしていない人に、もっともらしく人間を語られたかぁないと思ってしまいます。実際に幼い頃に主人公の女性と同じような目に遭った女性がこの作品を読んだとしたら、何を感じるだろうかと思うと、ものすごく気分が悪くなります。 プロットに徹した奇抜で珍奇なストーリーを書きたいなら、堂々とそれを書けばいい。ただの魂のネジのはずれた気の狂った凶悪犯罪者の凶行の記録として書いてくれれば、納得も行く。登場人物たちを記号として配置したいだけなら、それに徹して欲しい。 内実がそれだけなのに、チープな人間性のメッキをかけようとするから、読んで不快感ばかりが募るんだなぁ、と思いました。 初めて読む東野圭吾作品がこの作品ってのはものすごく不幸な出会いでした。 他の作品を読もうかというモチベーションが一気に下がってしまいました。 | ||||
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| 大阪の小さな町で起きた1件の殺人事件から物語りは始まる。 被害者の息子と、容疑者の娘。2人の不思議な関係は19年にわたる。それぞれ別の道を歩みながら、お互いの人間関係をたどると、つねにどこかでつながっている。 複雑に張り巡らされた伏線を少しずつたどりながら、真実に近づく笹垣。 しかし、すべての真実が明らかにされるわけではない。数々の事件の中にはいくつかの疑問点が残る。 それは、別の作品「幻夜」にも共通して言える。 一人の女性が、自らの成功のためにあるいは目的達成のために、周りを巧みに利用する点もそうだ。 「なるほど、この事件はここでつながるのか」と感じる一方、なにかすっきりしない感じがのこる。 しかし、それを不満に感じないほど読み応えは十分にある。 | ||||
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| とにかく、この本はすごかった。ものすごく分厚いかもしれないけれど、読みやすかった。何がすごいかって言うと、表現方法が、第一に挙げられる。主人公は、2人であるが、その主人公からの視点で書かれたところは、全く無かった。それどころか、行動さえも、書いてない部分さえあった。物語の構成は、質屋が殺されることから始まっていた。その事件は、結局迷宮入りになるが、そこから全ては始まったのだった。 さて、主人公の2人は、どんどん大人になっていくわけであるが、その2人にかかわる人物も大勢出てくる。その、かかわる人物が、かわるがわる、その人の視点で、主人公のことを書いてあるわけである。その書き方は、とてもうまい。物語が進むにつれて、うまく事件のベールがはがされていくのだ。主人公2人の行動は、結局、全て周りの人物の想像であり、それが当たっているかは、作者・・・東野圭吾しか知らない。が、物語は、当たっているとして、進んでいくのだ。私は、主人公2人が関わるところは、どこかな、と、わくわくしながら読み進めていたのだが、結局、それは無かった。が、その事も、この物語にとっては、魅力でしかない。 一言で言って、相当読書ばかりしている私も、こんな本は読んだことが無く、読んだあとは、こんなに書ける人もいたのか、と作者を尊敬したりもした。 結構値段が張るが、私は買う予定である。というか、この本には、その値段でも、全く不思議ではなく、この本がこの値段でいいのか、と感動さえする。 | ||||
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| この作者の人間性を疑う。 私も小説ではないが作品を作っています。作品とは、宇宙とのつながりを知っている人以外は、その作者の中にあるもの以外表現できないのです。 この話を読んで共感も達成感も何もなく、胸が苦しくなるだけです。こんな作品が世に出ていいのでしょうか?私はそうは思いません。 ただ、よく出来ているだけでは駄目だと思います。 世にモノを発信する人間の責任があると思います。読者をこんな思いをさせてなにが面白いのでしょうか? 私はこの作品が大嫌いです。 | ||||
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